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リリースから半年経った「ウマ娘プリティーダービー」

半年ほど前の2/24、たまたま公休日で家でゴロゴロしながらツイッターを見ていたら偶然ゲームのスクリーンショット画像が流れてきたのがきっかけで、思いっきりはまってしまった「ウマ娘プリティーダービー」。

ゲームの内容を見て「これは私には合っていそうだ」と直感したのだが、その直感は全く間違っていなかった。ただ、「私には合っている」のは確かなのだが、正直「なぜこんなに流行っているのか」という気持ちはある。私は以前にも書いたように、過去には別の「競走馬育成ゲーム」にハマっていた時期があったから、同ジャンルのゲームであること、その目線で見てよくできたゲームだから、少なくとも一定数の評価は得られるゲームだとは思っていたのだが…。

作りこみが半端でないことは以前にも書いた。

まあ半年も経つといろいろ思うこともあったりする。ただしゲームそのものではなく、ゲームの外側…つまり現実世界での話であるが、ちょっといろいろ書いてみようかと。ただし思いつくままに書いているので、脈絡はないものと思ってほしい。

ウマ娘をやっていない人からはどんなゲームだと思われているのか

これはネットに限らず身近な友人も含めての話になるのだが、概ね「競走馬育成ゲーム」を遊んだことがある人とそうでない人で、「いったいどんなゲームと思われているのか」という点で大きな差がある気はしている。競走馬育成ゲームの経験がある人から見ると、単純に「競走馬をトレーニングしてレースに出して勝たせる」という内容の「競走馬」を「擬人化された女の子」に置き換わったものと捉えているようで、実際そういうゲームなのであるから大きく外れてはいない。

逆にそうでない人はどうなのかというと、これが結構いろいろと。
「女の子を萌えだと愛でるのゲーム」…それだけでゲームとして成立するんだろうか…。
「競走馬の名がついた女の子をかわいく育てるゲーム」…育てるというところは合っているんだが…。
「レースに勝つごとに女の子が1枚ずつ服を脱ぐ」…脱衣麻雀と勘違いしてないか?そもそもR18コンテンツじゃないし。

まあ、ウマ娘に関しては、そもそも「誰からも進められたりせず、あるきっかけで自分で見つけて、どんなゲームかも調べて、自分に合っていると思った」というきっかけなので、他人に勧める気はない(どんな内容なのかの説明くらいはするかもしれないが)。勧めたところでハマる保証は全くないし、実際と違うイメージのゲーム内容だと捉えている人だったら「なんか思ってたのと違う!」(cv:星谷美緒)と感じて、そのまま離れていく可能性も大きいのではないかと思うし。

ただ、これは私の周囲には今のところいないのだが、本物の競馬を「単なるギャンブルの対象としてではなく、競走馬や騎手や厩務員のエビゾードまで含めて好んでいる」人にだったら勧めるかもしれない。

ウマ娘を遊ぶようになって何が変わったか

必要最低限以外に外出しなくなった気はする。もっとも、外出するのも憚られるようなこのご時世、外出しなくても家の中で遊ぶ手段ができたことのは明らかにプラス要素である。世が世なら「ゲームばかりに熱中してまともに出歩かなくなった」と解釈されかねないところだから、ある意味このご時世に救われている部分はあるかもしれない。ヒット作となったのも、そのあたりが影響している気もするし。

たぶんリリースから半年の間に、現実の競馬のエピソードにも興味を持ち始めた人は多いと思う。私にしても、過去に「DERBY OWNERS CLUB」で遊んでいたこともあるからゼロとは言わないが、せいぜい脚質(逃げ・先行・差し・追込)くらいで、実際の競走馬はオグリキャップナリタブライアンハルウララしか知らなかったのだから、大した知識はなかったと思ってよい。それがゲームをきっかけに史実の競走馬のことも調べたりするようになったし、サイレンススズカの件からは競走馬の予後不良の理由やそうなった経緯まで調べてしまった。おかげでゲームに登場していないハードバージやハマノパレードまで知識に入ってしまったよ。

ちなみに、ゲームをきっかけにして知った史実の競走馬で、最も強い印象に残ったのは、何と言ってもゴールドシップである。

https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97

「最後方からワープのごとく最前方へ追い上げて優勝」「上り坂の途中からスパートをかけ始める」「3連覇がかかったレースで立ち上がってゲートから出なかった」とか、書き連ねていて「フィクションの中の競走馬だからと言って設定盛りすぎだろう」と言われそうな気がするのだが、こんな競走馬が現実にいたのを知ったのは、個人的には大収穫だったと思う。

もっとも、実際の競走馬の方に興味を持ちだすと、そちらと絡めた話でいろいろ耳に入ってくることもある。

まあ例えば、ゲーム内通貨を得るために、ゲーム内の1年半にわたり目標レースが設定されていないハルウララで、毎回レースに出走させ続けるというものがあった。

ゲーム内で不調とか絶不調とかでも出すのを見て「史実と同じじゃないか」という意見も結構あったようなのだが、史実のハルウララはレースに出しても問題ないコンディションを維持していたそうだから、不調の時に強行出走というのは史実とは全く異なるもので、あくまで「ゲーム内通貨を得るための方策」でしかない(ちなみにこれも実は「最も多くゲーム内通貨を得られる方法」ではなく、よく多くの通貨を得る方法がある)。

というような話をすると、「馬の調子が良い悪いなんてのは人間が勝手に考えていることであって、実際どうなのかはわからない」という人もちょいちょいいるのだが、そういっている人も犬や猫などのペットだと「ペットの調子がどうこうというのは飼い主が勝手に考えていることだ」とは絶対に言わないのだから、まあ「競馬に対するバイアスがかかっているとそういう考えになっちゃうよね」としか言いようがない。

まあ、そんなこんなで現実の競走馬にも興味は沸いているのは確かで、後は引退馬のことも気になりだしているし、実際にハルウララには会いに行った。

ただ、不思議なことに馬券などを買って当てようという気は全くない。今の馬もどんな馬がいるかわかっていないし…ただ、そのうち競馬場には行ってみたいとは思っている。

さあ出かけるきっかけができたぞ。

競走馬の擬人化自体をどう思うか

現実の競走馬のことも多少知った身から考えれば、正解だったと思う。というのは、競走馬を取りまく人たち…騎手・調教師・厩務員という方々が頑張っているのだが、これをすべて育成ゲームの要素として取り込もうとするとなかなか難しい気はする。「DERBY OWNERS CLUB」では、騎手・調教師の役はともかく、厩務員の部分は「調教後に食べさせるものを選ぶ」くらいしかなかったし…。加えて、史実の競走馬のエピソードだけでなく、騎手・調教師・厩務員のエピソードも盛り込もうとすると大変である。

それが擬人化によって「走る子」「トレーナー(プレイヤー)」の2点に集約されれば、その分いろいろな設定を盛り込めるということになると思う。ゲーム内ではキングヘイローが競走馬・騎手・調教師のエピソードをうまく1つにまとめていると思う。

https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%BC%28%E3%82%A6%E3%83%9E%E5%A8%98%29

まとめ(てない)

まあ、いろいろ思いつくことを書き続けたが、プレイ頻度こそ少し減ったものの、個人的に長く続いてほしいコンテンツなので、頑張ってほしいと思う。

さてレオ杯のための育成をやろうかな。

https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%AC%E3%82%AA%E6%9D%AF


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