英検一級二次試験完全攻略note『悪魔の知恵』

目次

1.筆者の実績について

2.初受験不合格から学んだこと

3.スピーチを完全攻略する

4.質疑応答を完全攻略する（悪魔のフレーズ30選）

5.実際にどのように話すのか（過去問3回分実演）

6.スピーキングの練習方法

1.筆者の実績について

Hello, you guys!

皆さんこんにちは、カシスと申します。

私は現在北海道大学に通う現役の大学2年生です。

大学二年の秋（2019年11月）に英検一級に合格しました。

そのときの試験の成績の画像を紹介します。

ちなみに私は過去に

一度も海外に行ったことはありませんし、

英会話などのスクールにも

行ったことがありません。

市販の参考書のみの完全独学で合格しています。

ですので、よく世間では

「英検一級は帰国子女じゃなきゃ無理」

などと言われることもありますが、

試験の性質をよく理解し、

適切な方法で勉強して

練習を行っていけば

たとえ海外に行ったことがない人でも

英検一級の二次試験に

合格できると思っています。

この記事はそういった海外経験がなく、

英会話にも通っておらず、

「自分一人ではどうやって

英検一級の二次試験の対策をしていいのか

全然わからない」

という方向けに

僕が「どのようなプロセスでスピーチを組み立てればよいのか」、

「質疑応答はどうやって攻略するのか」を紹介した後、

実際に二次試験過去問3回分と、

想定される質問を使って

スピーチ、質疑応答の練習をしていきます。

単に

「このトピックに対しては

こういうスピーチの例があります」

と最初から完成された解答例を

載せるというのではなくて、

「なぜそのようなスピーチを

完成させることができたのか」

の「なぜ」の部分に焦点を当てて、

その解答に至るまでのプロセスを重視し、

「今までスピーチ練習を

まともにしてこなかった」という人でも

ゼロからスピーチと応答を

組み立てられるような構成にしました。

そして最後に

僕が行っていた

英検一級二次試験対策の

「練習方法」と「試験に向けての重要な心構え」

を紹介しています。

2.初受験不合格から学んだこと

「英検一級の英作文は参考書の

フレーズの暗記で行けたし、

二次もこの調子で

文を暗記しまくればいけるっしょ」

英検準一級合格から半年という期間で

一級の一次試験を二回目の受験でパスし、

調子に乗っていた僕はそう思っていました。

しかしそうして受けた二次試験の結果は

「惨敗」でした。

スピーチのトピックでは

「日本語でも話しづらいトピック」ばかりが並び、

質疑応答では

面接官から思わぬ角度で質問をされ、

自分が英作文対策の参考書から

事前に仕込んでおいた大量の文が

「全然役に立たなかった」のです。

そして何も言えなくなった僕は

面接室でフリーズし、

沈黙の数分間があっという間に

過ぎ去っていき、

僕は不合格を確信しました。

それと同時に

「いくら練習しても

合格できないだろう」という

とてつもない絶望感を感じました。

あの時の面接官の

"Thank you very much. Have a nice day!"

という最後の

「不合格が確定した者」に対する

ねぎらいの言葉は

あれから半年たった今でも忘れません。

いったいどうすれば

あの「鬼畜試験」を突破できるのか。

英検一級の二次試験を初めて受験し

不合格になったあの日から

24時間そのことしか考えていませんでした。

そしていくつかの戦略を思いつき、

それを本番で実行するために

毎日練習し、

実際に試験本番でも

それを実行して作戦が成功し、

二回目の受験で

見事二次試験に合格することができました。

これから僕が英検一級二次試験に

合格するために考えた「悪魔的戦略」と

スピーキングの練習方法・マインドを紹介しています。