3分でわかる、ポーカーのプレイスタイル｜基本の4タイプ

こんにちは。CASIMARU.comです。

今回は、ポーカー（テキサスホールデム）のルールを学んだビギナーの方にとって、役にたつコツを紹介します。

そもそもですが、
ポーカーはプレイヤー同士で対戦するゲームです。ですから、対戦相手に応じた戦略が要求されます。相手がどんなプレイスタイルであるか、じっくり観察して分析することが重要です。

これまで、Note.comではポーカーエントリーレベルの方向けにポーカーの基本ルールをご紹介してきました。今回は、さらに掘り下げて、有利にポーカーを進めるためのコツ、特に相手プレイヤーのどんな点に注目すればよいか、どのように分類すればよいかを解説します。

1．ポーカーのプレイスタイルは2つの軸で分析しよう

相手のプレイスタイルを観察する際には2つの要素を軸にして観察します。

(1) ルーズ（いろんなハンドで勝負する）なのかタイト（強いハンドのみで勝負する）なのか

まず、相手がルーズなのかタイトなのかを観察する必要があります。
タイトプレイヤーは最初に配られたハンドが強くないとそもそも勝負に参加してきません。

一方、ルーズプレイヤーは弱いハンドでもとりあえず参加してきます。
ここで相手がどのくらい参加しているかを見ておくことで、相手のハンドがどれくらいの範囲に入っているかが判断できます。

「あの人はほとんど最初から参加してこないな」と思ったらタイトプレイヤー、そして「ほとんど毎回参加してる人だな」と思ったらルーズプレイヤーと覚えましょう。

(2) アグレッシブ（積極的）かパッシブ（消極的）か

次に相手が自分からどんどん動いていくタイプなのか、相手の行動に合わせるタイプなのかを観察します。

アグレッシブなプレイヤーとは、ベット・レイズを多用して自分からどんどんチップを賭けていくタイプのプレイヤーです。パッシブなプレイヤーとは、コールを多用して、自分からは賭けるチップ量を増やしてはいかないタイプのプレイヤーです。

パッシブなプレイヤーとは、コールを多用して、自分からは賭けるチップ量を増やしてはいかないタイプのプレイヤーです。

2．ポーカーのプレイスタイルを4つに分類しよう

相手がタイトかルーズか、パッシブかアグレッシブかがわかったら、それを利用してプレイスタイルを4つに分類してみましょう。

・タイトアグレッシブ
・ルーズアグレッシブ
・タイトパッシブ
・ルーズパッシブ

これを実際の相手にあてはめてプレイすると相手のアクションが予想しやすくなります。

では4つのプレイスタイルと予想の仕方を解説します。

(1)タイトアグレッシブ

このタイプのプレイヤーは最初のハンドをある程度厳選するため、勝負に参加する頻度はそれほどでもありません。ただし一度良いハンドがくると、どんどんベットやレイズをしかけてきます。

この相手への対処法は、最初のハンドでタイトアグレッシブプレイヤーが参加している場合はこちらも良いハンドの時だけ参加し、その後、相手がさらにベット・レイズをしてきた時もこちらが相応に良い手の時だけ勝負に出るといった具合です。

相手がいいハンドを持っている可能性が高い相手なので、こちらが弱いハンドでは勝負になりません。ただし最初は強気にベットしてきたのに、その後ベットしてこなかったときはハンドが完成していない可能性が高いので、逆にこちらに勝機があります。

(2)ルーズアグレッシブ

いろいろなハンドで参加してきて、ハンドが完成しなくてもベット・レイズをしてくるタイプです。

ですからそこまで強くないハンドでも勝てるケースはあります。ですがルーズアグレッシブプレイヤーとはいえ、た本当に強いハンドができていることもありますし、かといってそれを警戒していては相手のベット回数が多いため、こちらが過剰に降ろされてしまって負けます。相手にすると駆け引きの要素が非常に強くなるプレイスタイルです。

(3)タイトパッシブ

強いハンドの時のみ参加し、自分からはベットしてこないタイプです。
このプレイスタイルだとほとんど降りることになりますし、たまに強いハンドがきても自分からベットしないから大勝することができないので基本的に負け組です。

このタイプの相手に当たったら自分からベットして相手を降ろしましょう。ただし、もしこのタイプだと思っていた相手からベットがきたら要注意です。おそらく最強クラスのハンドが完成しているので、こちらから降りましょう。

(4)ルーズパッシブ

いろいろなハンドで参加はするが、自分からベットはしてこないタイプです。

自分からベットはしませんが、弱いハンドでもそのままずるずると参加してしまうので、こちらも基本的には負け組になってしまうスタイルです。
この相手はハンドが弱くても参加してくれるので、こちらのハンドがある程度強ければ、どんどんベットしていきましょう。

逆にブラフでベットしてもついてこられてしまうので、ブラフの効果はあまり発揮できないタイプの相手になります。

3．まとめ



以上の情報は、相手のプレイスタイルを研究する上での最低限の知識です。

少ないゲーム数だとなかなか判断できないこともありますが、同じ人と何回もプレイしたり、ずっと同じ人とプレイするときにはこれほど有用な情報はないでしょう。相手がタイトかルーズか、パッシブかアグレッシブかは必ず観察するようにしてください。

さらにCASIMARU.comでは、この基礎知識をさらに拡充できる情報を掲載しています。この情報が有益だなと思えた方は、ぜひ以下のページをチェックしてみてください！特に後半の内容が、この記事で網羅されていない内容なので要チェックです。

ポーカーのプレイスタイルの研究 - 一歩先を行く先読みの極意

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。


こういった基礎知識の積み重ねがポーカーをより面白くしていきますので、ぜひいろいろと学習してみてくださいね！

それでは、また次回の投稿まで！