![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136150774/rectangle_large_type_2_bda90f535c81476417cf15efc1c63f55.png?width=800)
審美眼を養う旅への招待状
皆さんは「審美眼(しんびがん)」という言葉を聞かれたことはありますか?今回は審美眼とはそもそも何なのか、審美眼を養うお勧めの方法について解説してみようと思います。
そもそも審美眼ってなに??
審美眼とは!?
美しいものを見分ける能力や、芸術作品やデザインの価値を評価する繊細な感受性を指します。審美眼を持つ人は、色彩、形、構成、質感などの視覚的要素を敏感に感じ取り、それらがどのように組み合わさって美的価値を生み出しているかを理解することができます。審美眼は美術、デザイン、ファッション、写真など、多岐にわたる分野で重要とされています。
つまり、審美眼とは私たちの周りにある無数の美を感じ取り、その奥深い価値を認識する心の眼のこと。この能力は、ただ物を見るだけじゃなく、その美しさを深く理解し、感じることができる特別な感覚と言えるでしょう。特に私たち日本人の場合、この審美眼は自然の美や四季の変わり目を大切にする文化から影響を受けているかもしれません。例えば、桜の花が咲く短い期間の美しさを楽しむことや、秋の紅葉の色づきを愛でる心。これらは日々の生活の中で、美に対する敏感さや感謝の気持ちを育むことに繋がっていますよね。
審美眼を養うと人生が豊かに!
審美眼を養うと、世界がもっと色鮮やかで奥深いものに変わってきます。日常にあふれている美しい瞬間や、当たり前だった小さな幸せに気がつくことができたりもします。たとえば、朝の光がカーテンを通して部屋に差し込む様子に心癒されたり、家族との何気ない会話に幸福感を覚えたり、普段は見過ごしてしまうかもしれない豊かさや美しさを見つけられるようになります。
審美眼が磨かれるとアートや音楽、文学など、さまざまな創作物に対する理解を深めることができるようになります。作者が伝えたかった感情やメッセージを読み解くことができるようになったり、作品との対話がより豊かなものになります。自分自身が何に価値を感じ、何に感動するのかを知ることは自己理解にも貢献します。
さらに、審美眼を養うことは、日常生活においてもポジティブな変化をもたらします。美しいものを選び、取り入れることで、生活空間やファッションがより心地よいものになったり、自分自身を表現する新たな方法を見つけることができるかもしれません。また、人との関わりの中で、相手の美しい側面を見つけ出し、それを称賛することで、人間関係にも温かみが増します。
審美眼を養う代表的な5つの方法
審美眼を養うためにはいくつかの方法があります。これはある意味人それぞれなところもありますが、我々が推奨する代表的な方法として以下5つをご紹介します。
多様なアート作品に触れる
美術館やギャラリーへの訪問はもちろん、オンラインのアートデータベースやバーチャルツアーを利用して、さまざまな時代やスタイルのアート作品に触れるといいでしょう。国内外のアーティスト作品を幅広く鑑賞することで、異なる美の形式や表現方法についての理解を深めることができるようになります。アートについて学ぶ
アートの歴史や理論を学ぶことは、作品をより深く理解する上でとても役に立ちます。書籍やオンラインコース、セミナーなどを通じて、アート制作の背景知識を身につけることで、作品鑑賞時の審美眼が養われます。自分でアート作品を作ってみる
絵を描いたり、彫刻を作ったりするなど、自分でアートを創作する経験を持つことも審美眼を養う上で効果的だと言えるでしょう。これには上手や下手などありませんので気にせずガンガン、夢中でやっちゃいましょう。こうした創作活動を通じて、色彩や形、構成などの視覚的要素に対する理解が深まります。批評を読んで考えてみる
アート批評を読んだり、鑑賞会に参加することで、作品に対するさまざまな解釈や評価を知ることができます。他者の視点を知ることで、自分自身の審美眼をさらに磨くことが可能になります。日常の中に潜んでいる美しいものを探してみる
日常生活の中で美を見つけ出す習慣を身につけることも、審美眼を養うのに役立ちます。自然の景色、建築、デザイン、日用品など、身の回りのあらゆるものから美を見出してみましょう。
絵を定期的に選ぶことで開花する審美眼
既にCasieサービスをご利用中のユーザー様の中には「審美眼が養われているぞ!」という手応えを感じてくれている方が少なくないと思います。絵画のサブスクリプションサービスCasieでは、定期的に作品を交換するという美しい作業が発生するため、この審美眼を養う大きな助けとなります。
上記でご紹介した審美眼を養う5つの方法のうち、(1.多様なアート作品に触れる)(2.アートについて学ぶ)の2つを実際に体験していただけます。具体的にはまず(1.多様なアート作品に触れる)ですが、既にCasieサービスには15,000点以上もの絵画作品が登録されているため、Webサイトを見てるだけでも十分審美眼を養う一助となるわけですが、ここで大切なのが「選ぶ」という視点をしっかり持つことです。単に作品一覧を眺めているだけではその効果は半減してしまいます。次に自宅に飾る作品をどれにするか、どの1点に決めるかという意思を持って作品に触れてみることをお勧めします。
次に(2.アートについて学ぶ)に関して。Casieサービスを実際にご利用のユーザー様のご自宅には2ヶ月に1度のペースでFUMUFUMUと呼ばれる会報誌が届きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712213636315-swiVGfE3yB.jpg?width=800)
このFUMUFUMUは号によって多少の差はあるものの、だいたい24ページの構成になっており、まさに「アートを学ぶ」コンテンツが盛りだくさんです。以下に抜粋をご紹介いたしますが、実際にアーティストが創作活動をされているアトリエに訪れ、創作環境や彼らが持つビジョン、その実現に向けたアプローチ方法などが深く記述されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1712214086810-GUwLADDyUF.png?width=800)
こうした会報誌FUMUFUMUだけでなく、実はCasieのWebサイトには他にはない(2.アートについて学ぶ)をエスコートしてくれる箇所があります。それが、各作品ページに記載されている「作品説明」のコメントです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712215808255-ash4m5B7EB.png?width=800)
一般的にはアーティストのプロフィールが掲載されているだけなのですが、Casieの作品ページには全てこの「作品説明」があり、作品ごとにこの説明が記載されています。これらは全てアーティスト本人によるコメントで、1点ずつその作品に込めた想いや着想の原点、創作過程で苦労した点、観る人に向けたメッセージなどが書かれています。こうしたアーティスト本人による作品解説コメントはアートの世界を学ぶ上でも大きな意味があると同時に、作品選びのエスコートとなっています。
上記で紹介した作品
・(左)Poetic Sky (松浦 麻美子)
・(中)Gift (Hironobu Naito)
・(右)「潮風の音」/薄磯海岸と塩屋崎灯台 (金澤 裕子)
審美眼を養う、あなただけの旅への招待状
審美眼を養う旅は、単に美しいものを見分ける技術を超え、私たちが世界をどのように感じ、理解し、そしてそれにどう応答するかということに深く関わっていると思います。Casieの絵画サブスクリプションサービスは、この旅をさらに身近で実践的なものに変えるでしょう。アートに触れ、学び、そして自ら選択する行為は、日常の中での美の探求を助け、私たち自身の内面を豊かにしてくれるのです。作品を定期的に選び、交換するという美しいプロセスを通じて、審美眼だけでなく、生活全体に対する認識が変わり、新たな価値観や喜びを見出すことができるでしょう。あなたもCasieと共に、自分だけの美の旅を始めてみませんか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?