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屁と犬の話。

以下は移動中電車内で記載したものであり、
支離滅裂な内容です。
ご了承ください。

音読シリーズです。

電車の中にいらっしゃる方は
大声で音読をしてください。
マスク越しであれば誰かわからないので
遠慮なく叫んで読みましょう。 

先週、
濡れ衣放屁チャレンジをした。

大前提として、
人は誰でも屁をこく。

アメリカの厠は
厠の全体を閉めるメインドアがある。
日本のオフィスビルはメインドアはなく、
個別の大便器部屋にドアがある。

アメリカの個別便器部屋には
ドアがないようなもの。
ドラッグ中毒者使用防止のため
監視できるように
便器部屋ドアの下が
30センチ程空いている。

放尿をしている時、
誰かが厠からメインドアを開けて
出ていくのを目撃した。

こんなチャンスを逃すわけにいかない。

厠の中で爆音で屁をするのである。

ドアが閉まる前に
屁をかますことによって
当事者が
ホールウェイに出た瞬間に、 
屁をこいたと思われるのである。

出来るだけ大きな音で、
当事者に屁をかますと
ドアの向こう、
静かなホールウェイに
出た時に
誰かが歩いていたら、
間違いなく、
当事者が爆音で放尿をしたと
思われるだろう。

何が起きているかを想像して
笑える。

これを日本の厠で、
やってもらいたい。

近年では、
マスクをしている人が多いので、
「俺じゃない!」と
知らぬ顔しても
表情はわからないので、
知らぬ顔は通用しない。

堂々とした態度で
厠を出ていくことで
本人は俺がやったのではなく、
他人の放屁音だと
認識してもらえるのではと
他人に期待をする。

しかしながら、
その場にいた傍観者にとっては
そんなことはどうでも良い。
傍観者は当事者が
屁をしたかどうかより、
悪臭が臭覚を刺激した時に
初めて自分ごとになり、
問題視をし始めるのである。

錯覚に救われた当事者は
オフィスに戻って、
同僚に、
「オレ、放屁の濡れ衣を被される
とこやってん。
ヤバイで。放尿していた輩が
オレが厠を出る時に屁をこきよってん。
マジ、オレが屁をこいたと廊下にいた
女の子に思われかけたよ。」
と話すだろう。

他人にとって、
濡れ衣放屁は
どうでも良いことである。

自分が目の前で
屁をかまされない限り、
真剣にはならない。

自分の臭覚で感じるまでは
当事者の錯覚なのではと
心のどこかに、
「貴殿が無意識のうちに、
放屁したのとちゃいますか。」
(無意識放屁とアメリカ
胃腸内科医学会では言う)
と考えながらも、
「それは災難でしたね。
屁を溜めるのは健康上に問題を
及ぼすかもしれないので、
きっとその方は健康上の
理由で放尿をされたのでしょうね。」
と冷静にいうだろう。

傍観者にとっては、
厠を出てきた人が
放屁したぐらいでは
さほどの衝撃はない。

オフィス内に
異臭が発生した時に、
それは事件となり、
異臭の源を特定しようと
多くの人が巻き込まれる。

源が放屁でなく、
大便のお漏らしであれば、
オフィスの責任者にとって
Medical emergency にも
なりかねない
深刻な問題である。

特定するために、
臭いを必要以上に吸い込むのは
必須であるため、
臭覚での追随捜査は
犬に任せるのが良い。

犬は自分の肛門を舐めるほど、
潔癖症であり、尚且つ、
悪臭が好きなのである。

犬は愛らしい。

ブルドッグの飼い主は
ブルドッグそっくりである。

チワワの飼い主もチワワ顔。

ゴールデンリトリーバーの飼い主は
リトリーバー顔をしている。

犬は飼い主の顔に似ると
言う説があるが否定する。

人は毎日鏡で自分の姿を見る。

目やにを鼻くそを掃除し、
眉毛、鼻毛のケアをする。
髪の毛も洗う。カットする。
毎日自分の顔を見ているのだ。
毎日見ていると愛着が湧く。

犬を見た時に、
トキメキがわき、
可愛いと思うのは
普段からずっとみている
自分の姿をその犬にみた時である。

枚方市中宮山戸町の寮に
住んでいた時、
大家さんはブルドッグそっくりで
やはり、
ブルドッグを買って、
飼っていた。

学生達はそのブルをいじめた。
勝手にドアから部屋に入って、
ヨダレを垂らし、
居座り、食べ物をとって食った。
学生達に食材を盗むヤツは
敵である。

学生達はブルドッグをいじめた。
食パンに食器洗い洗剤を入れて
与えていた。ブルは死んだ。
大家さんは悲しんだ。
学生は知らぬ顔した。

飼い主は自分が選ぶ犬に
自分の姿をみて、
愛らしいと感じるから
飼うのである。

ブサイクな犬のオーナーは
通常ブサイクであり、
それはそれ以上でもなく
それ以下でもない。
ブサイクなのだ。

ブサイクな犬を救うためには
ブサイクな人の存在が必要である。
ブサイクな犬が犬の種として
存続するためには
ブサイクな犬を好んで
飼う人の存在が必須である。
また調教する必要がある。
犬好きの
ブサイクな人は国連の推奨する
SDGsの一翼を担っているのである。

何故か、
放屁の話題がSDGs
サスティナブル
デベロップメント
ゴールズ
の話になってしまったが、
フォロワーの方には
是非とも、
濡れ衣放屁のミッションを
遂行していただきたい。

厠での放屁のタイミングを図るのは
高度な技術が必要だか、
すれ違う人に向けて、
爆音で放屁をし、
逆に鼻を肘で押さえるフリをして、
ちらっと振り向くことにより、
相手に濡れ衣を被すのぐらいなら
今日からでも実行できる。

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