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全裸になっても何もしていないよ。関わってはいけないと悟ったら即去るべし。

公開するかどうか非常に迷ったけど、

どこかにあの時のことを残しておきたい気分に

なったので投稿します。 


数十年前に経験した危ないエピソードです。


ダークな世界の人々とは

関わらない方がいいです。


ずーと昔の話。


1986年冬、

大阪のディスコ(クラブ)で

知り合った金髪女性、

Cheri Anderson

踊りながら、

いきなり股間を触ってきた。

陰茎が反応した。


シェリーは酔っ払ってた。

友達と一緒にいたのに、

取り残されたらしい。


バーのカウンターに腰かけた。


周りには、

他のアメリカ白人女性たちがいた。


知り合いではなかったそうで、

品のなさそうなアメリカ人女性が、

「お金がないから儲けてくる。」

と言って、

そのうちの一人がディスコから出て

1時間ぐらいで帰ってきた。

大金を持っていた。 


日本人の男性に

春を売って金をもらってきたという。


大阪南の

ディスコではマドンナの歌が

鳴り響いていた。


シェリーがハンドバッグを席に置いて

厠に行って席に戻ったら、

ハンドバッグがなくなっていた。


いつの間にか、

白人達のグループは消えていた。


80年代の日本、バブル経済真っ只中。

金が飛びまくっている時代だ。 


ハンドバッグがなくなったのに

気付いたシェリーは

パニック状態であった。

パスポート、現金全部取られたと

バーのカウンターで

大声で叫びながら

小生に語った。 


隣に座ったシェリーの

手首にためらい傷があったので、

なんだと聞いたら、

「手首に対して、 

時計のバンドのように切っても死なないのよ。

動脈に沿って大きく深く縦に切らないとダメよ、

あははははははは!」


この子はヤバい。


おもむろにシェリーは

小生の手を握りしめて外へ出た。


心斎橋にあるホテルに泊まっていた。

シェリーは小生を導いてホテルに戻った。


宿泊客しか入れないと

止められて、入らなかった。


当時、小生は別のホテルをとっていたので

そこにチェックインするのは躊躇った。


シェリーは部屋に戻ってすぐに降りてくるね。

と言って、階上の部屋に入って、

戻ってこなかった。


心配になって、向かいの部屋をとって、

ドアベルを鳴らし続けたが

反応なし。


死んだのでは? と思って心配になった。


翌朝、ドアをノックし、

シェリーが小生を部屋に入れてくれた。


寝ぼけているが 

20代の金髪女性は美しかった。


部屋に入って、

ベッドで金髪女性と会話をしていた時、

ホテルフロントから電話で、

警察官が来ているから、

降りてきてほしいとのこと。


当時の小生は23歳。


今では考えられないけど、

手を出していなかった。笑


女性の裸をみただけでも

射精してしまうほどの

経験不足の若造だった。


陰茎に誓って言うけど、

小生はこの時何もしていない。


警察が来るなんて、

この女性は犯罪者で?

何かの犯罪に巻き込まれたのだろうかと

びびった。


シェリーと2人でロビーに降りた。


なんと、大阪弁交じりの英語で、

行方不明の捜索依頼が出ていて、

劇団からダンサーが消えたという。


でっぷりとした警官が、

「あんたは誰や?」

と小生を疑いの目で見ながら言葉を放った。


「昨夜知り合っただけでよく知りません。」

と言った。

「なんかやったやろ。」

「なんもしてません。」

「行方不明になったらしいけど、あんたが探したれ。」

警官は信じてくれない。


警官は小生がコイタスをしたんだろうと断定し、

コイタスしてるねんやったら、

お前が探したれよってことだった。 


警官が劇団と話をして、

劇団から誰かが

迎えにくることになった。


小生は当時東京で 

サラリーマンをしていたので、

東京に帰ることにした。


1986年当時、

国民は伝書鳩と飛脚をメインの

伝達手段としていた。 


携帯電話は

誰も持っていない。


今ならライン交換等していたかも

しれないが、

住所の交換をして、

郵便で文通を開始した。


2年後、

小生は前職企業のサラリーマンとして、

ロサンゼルスに駐在することになった。


連絡を取り合っていて、

何かの拍子で、

会うことになった。


ハリウッドのレストランで

シェリーと食事をして、

食事後、彼女のアパートに行った。


彼女は全裸になった。

これからコイタスか?というところで、

誰かから電話がかかってきた。


男だった。 


ダンサー達の多くは

コカインを男から

供与され、

コカイン欲しさに

男の言いなりになって踊っているという。


男が気配に気づき、

急に来ることになり

シェリーから


「ボーイフレンドがくるから

危ないよ。殺されるよ。

早く帰った方がいい。」


と言われて、急いで去った。


鉢合わせていたら修羅場だっただろう。


今考えると本当に

殺されていてもおかしくなかった。


80年代のハリウッドの

社会の底辺とも言える生活をしている

ドラッグディーラーと

そのドラッグにハメられた

麻薬常習者である。


命の危険性を感じた。


これ以上関わってはいけない。 

と直感で悟った。 


女性のアパートまで行ったのだから、

悟るのが遅すぎたとも言えるが、、笑。 


2度、コイタスしてもおかしくない

状況になっていた。


しかしながら、

ギリギリのところで触れることもなく

潜在的な問題を回避することができた。


今までに

ややこしい女性と

ややこしい関係になったことはない。


君子危うきに近寄らず。


という諺がある。 


小生は君子ではなく

不届き者、不埒な人間なのでw、

危うき状態にはたまに陥るけど、笑、

それも人生のスパイスだと思う。 


最後には辻褄があって、

全てがうまくいくと解釈している。 


Yellow flag

を感知して、

Red flag

になる前に回避するのがいい。


どこかで神様が守ってくれているのだと

信じていると、

良いことばかりが起きてくる。  



不埒な生き方をしよう!  

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