【Visionary経営】 本音は話せない”経営者のお困りごとTOP3とは?
厳しい経済環境を乗り切るには、トップの強いリーダーシップが求められている。変化の激しい時代、過去の成功体験や経験則は、必ずしも有効だとは限らない。経営者は、常に自分を振り返り、自己の成長に努める必要がある。
しかしながら、会社のトップ層になればなるほど、社内で心置きなく相談できる相手は限られる。
社内といえども極秘の業務もあるし、人や組織の課題については気軽に相談ができない。自分を客観的に振り返る機会が、圧倒的に減少してしまうのだ。
従業員規模30人以下の会社の社長であれば、
次の「3つのストレス」を抱えている。
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1.事業の「お金の流れが漠然」としているストレス
2.社員との≪立場の違い≫が生む「危機感のズレ」によるストレス
3.次の「ワクワクするビジョン」が見えないストレス
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「お金の流れが漠然」としているストレスを
さらに細分化して3つに分けてみると、
1-1.基礎的な知識が不足
そもそも、会社の「お金の出入り」の全体像と、その仕組みを知らないため、「どこかに見落としていることがあるのでは?」と常にストレスがあります。
1-2.自分の会社の収支が見えない
赤字でも黒字でもお金が不足するかどうか、仮に不足するならいくらか?残るならいくらか?
その金額が不明確なので、対策がボヤけてしまうストレスがあります。
1-3.お金の使い方のルールや根拠
「社員を採用する」「ボーナスを払う」「設備投資をする」「借入金の限度額」など経営判断をする際に、いくらまでならOKなのか?ルールや根拠がないため、「使っていいのかどうか?」「使うとしたら、タイミングや支払い方法はどうすればイイか?」判断がつかず、アクセルを踏み込めないストレスがあります。
また、この様なストレスの解消には、次のような方法が効果的である。
【お金の流れを見える化】
① 固定費の支払いや借金の返済をしても、しっかりとお金が回る最低限必要な売上目標を、はじき出す。
② 新たな投資をする際に、必要な売上額や投資回収のシナリオを、社長と一緒に描く。
③ 適切な人件費の上限や、借入の上限額を、一緒に見出す。
④ 必要な粗利や、利益をつくるための、具体的な視点に気付く。
【社長と社員の認識のズレ解消】
① 給料・ボーナスを増やしたければ、会社の粗利を増やす働き方をすべきであることを説明する。
② この夏のボーナスがなぜ前年比ダウンなのかを社長に代わって、第三者的に社員に説明する。
③ 今の会社の置かれている状況が、決してラクではない(でも、倒産の心配をするほど酷くもない)ことを専門家の立場から伝え、危機感を共有する。
以上の取組みを行うことにより、
ビジョンが描きやすくなり、
何よりも社長は「経営はワクワクするもんだよね!」と勇気が湧いてきます。
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