【Visionary経営】 社長の仕事は、ビジョンを決める!

 会社は、高収益体制(儲かる体質・構造)をつくりあげてこそ、諸問題を解決できるのです。儲からなければ会社の未来、社長のロマンや夢、社員の好待遇などは、実現できません。
 そしてそれは、「自社の商品(売り物)」と「自社のお客様」次第ということになります。また、現在の事業のままで、自社の住む業界でいつまで会社を維持できるかも同時に考えなければなりません。

経営者の仕事は、「将来(方向)を決めること」です。



1.社長としての必須条件とは

①先見力(時代を読む、新商品、新サービスの開発、新市場の開拓)
②計画力(具体的に成し遂げるための戦略・戦術を数字を絡めて計画する)
③統率力(社員を引っ張るリーダーシップを身につける)


2.自社が生き残る(業績のよい会社の)条件を知る

 企業活動というのは、簡単にいえば市場(マーケット)にあるお客様を、ライバルと取りあうことなのです。そこには市場原理(競争原理)が働きます。それは、力のある方が勝つということなのです。

お客様の獲得の仕方・奪い方の優れた方が生き残る
ということです。

 業績のよい会社・儲かっている会社は、競争相手がいないか、非常に少ないところで戦っているだけなのです。


【生き残る3条件】
①商品力
・ライバルの商品より、差別化しているものを持っている
②販売力
・売るということに、ライバルより独自のノウハウやシステムを構築してい る。またはお客様の心をつかむ要素を多く持っている
③生産力
・ライバルより安くつくれる。安く仕入れられる。

3つの要素のどれかを持っていることだと言えます。
どれ一つも持てないで戦うことは、非常に不利となります。


3.Visionary Plan(ビジョナリープラン)により、社長の考え方を明文化

会社は、社長次第でどうにでもなります。
そのため、社長は、Visionary Plan(ビジョナリープラン)により、自らの考えを明文化し、全社一丸体勢をつくらねばなりません。

社員1人1人とディスカッションしようとしまいと、決定を下すのは社長なのです。まずは、社長が会社をどうしようとしているのかを社員に発表しなければなりません。

Visionary Plan(ビジョナリープラン)に記載する要素は、次の3点。
①社長の姿勢(社長の経営に対する基本的姿勢)
②自社の将来(中長期戦略を述べる)
③具体的であること



Visionary Plan(ビジョナリープラン)とは、
一次的な成功を求めるのではなく、継続的に成長発展していくために、
・「なにをするか」以上に「どうあるべきか」というスタンスが重要。

そして、
・お客様の数をどうやって増やすのか?
・そしてそのお客様をどういう方法で守るのか?
・また、どうやって儲かる商品をつくり売るのか?
を、具体的に記すものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?