9月27日の活動

装飾経 表紙・見返し・本文料紙・本文(経文)・軸首・紐などに意匠を凝らして美しく装飾した仏教の経巻。写経と版経の別なく見られ、東アジアで古代から現代まで作られている。荘厳経(しょうごんきょう)ともいう。奈良時代、日本の朝廷は仏教によって国家を安定させようと考え、国営の写経所を設置して写経を大々的に行った。そこでは、写経用の紙は虫害を防ぐために黄檗(きはだ)で染めることもあった。

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装飾経の一覧
『国分寺経』:菅原道真の筆と伝えられる巻第七も残る。
『紫紙金字華厳経』:奈良時代(8世紀)の写経。現存する巻は各所に分蔵されている。
『二月堂焼経』:寛文7年(1667年)、修二会(お水取り)の際の失火で二月堂が炎上した際、この華厳経も被災し、料紙の上下に焼痕があることから「二月堂焼経」と通称される。
『竹生島経』:平安時代前期(11世紀)。紙本墨書。
『中尊寺経』:永久5年(1117年)2月から天治3年(1126年)3月に掛けて書写されたと考えられる。
『久能寺経』:平安時代後期(12世紀)。
『金銀箔散料紙墨書法華経』:平安時代後期(12世紀)。彩箋墨書。
『平家納経』:仁安2年(1167年)に完成。厳島神社伝来・同社所蔵。
『慈光寺経』:鎌倉時代(一部江戸時代補写)。
『長谷寺経』:鎌倉時代。奈良・長谷寺蔵。

黄檗 ミカン科キハダ属の落葉高木。 樹皮の表皮と内部の木質部との間にある内皮が、鮮やかな黄色であることから、「黄色い肌」の意に由来する。樹皮からコルク質・外樹皮を取り除いて乾燥させると生薬の黄柏(おうばく)となり、12 - 20年で採取できるようになる。黄柏にはアルカロイドのベルベリン、パルマチン、マグノフィリンをはじめ、オバクノン、タンニン、粘液質などの薬用成分が含まれており、特にベルベリンは苦味成分と抗菌作用を持つといわれる。主に苦味健胃、整腸剤として、製薬原料として用いられる。

法華寺:https://hokkejimonzeki.or.jp/ 聖武天皇の后・光明皇后の発願によってはじまりました。父・藤原不比等の死後、皇后は子どものころから住み慣れた邸宅を皇后宮とされます。その後、皇后宮を宮寺に改められたのが法華寺です

法起寺:http://www.horyuji.or.jp/hokiji/ 法起寺は別名、岡本尼寺、岡本寺、池後寺、池後尼寺とよばれており、平成5年に法隆寺とともに、世界文化遺産に登録されました。この寺は、推古14年(606)に聖徳太子が法華経を講説されたという岡本宮を寺に改めたものと伝えられ、法隆寺、四天王寺、中宮寺などともに、太子御建立七ケ寺のひとつにかぞえられています。

孝謙天皇、重祚して称徳天皇は、日本の第46代天皇(在位:749年8月19日- 758年9月7日)および第48代天皇(在位:764年11月6日- 770年8月28日)。父は聖武天皇、母は藤原氏出身で史上初めて人臣から皇后となった光明皇后(光明子)。史上6人目の女性天皇で、天武系からの最後の天皇である。

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