突然詩#1
スウェットを着た朔太郎と
キティちゃんサンダルの一葉が
ネオン輝くドン・キホーテへ
低めの車高が歩道を擦って
遮光のガラスに映りこむ駐車場のバーはハシエンダ
黒と黄色が警告する。ケバブを食ったら早く帰りな
それでも2人はアクアマリンの匂いを求めて
茶色いシミのグレーのスウェット
引きずりながらどんどんドンキ
未来は知らない興味ない
照らされる道だけただただまっすぐ
関係ないよなんにもお前にも
車内に戻ってセブンスター、セッタの14がラッキーナンバー
燻る煙がアクアマリンと混じってここは千葉柏
どこにも行かない2人は、どこにだって行けるけどここから出ない
コンクリートが教えてくれてる
土地を愛せ、夜に溶けろ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?