見出し画像

TIE Ruを見始めた理由とモデレーターになろうと思ったきっかけ

1.はじめに

 モデレーターになって3年半の月日が流れた。古参リスナーというほどではないけど、たぶん現役のモデレーターとしては最古参に近く、配信の視聴時間も相当長い方だと思う。
 なんでそんなに長時間見続けているのか。どこに惹かれたのか。そんなことを書いてみようと思う。

2.見始めたきっかけ

 動画を最初に見たきっかけは余り覚えていない。たぶん、シーズンアプデ情報とかそんな動画を、お薦めから見たのがきっかけだろうと思う。ただ、その手の動画をあげる人は他にもいたので、「誰の動画か」というのは余り気にせず、あがってる動画を適当に見ているだけだった。
 ただ、あるとき、動画本編(実際のマッチの動画)を見ていて、おもしろいと思った。これが恐らくきっかけなのだろう。TIEフルパでやっていたけれども、そのやり取りがおもしろかった。自分が中高生の頃を思い出すような、バカなノリで遊んでいるのがおもしろかったのだ。「僕と似てる」と思った。
 何度か動画を見て、「実際のライブ放送も見てみよう」と思って、Mildomのライブ配信を見ることにした。これが多分2020年の8月くらい。僕がApexを始めたのは2020年の2月くらいでシーズン4だったから、Apexを始めて少し経ってからということになる。実際に見てみたら普通におもしろかったので、そのときからずっと見ていたが、コメントをしたことはなかった。最初にコメントをした配信者は、実はGianさんの配信だった。
 いつだったかの配信で、「大会とか出るの初めてだから、不安なんだよなー」と言っていた。そう、CRカップである。
 今でこそカスタム大会は数多く開かれているが、当時はほとんど存在しなかった。むしろ、CRカップが唯一といっても過言ではなかった。当時は余り有名人のことを知らなかったけど、今から思えば超豪華メンバーだった。
 🐧は、SoVaultさんとあーさーさんと出ることになっていた。SoVaultさんはBF時代の盟友ということで、普通に仲が良いから一緒に出ることにしたのだろう。あーさーさんは、🐧と面識がなかったが、あーさーさんが自分を売り込みに行って、🐧に採用されたというかたちになる(後から知った)。そういう経緯は全然知らなかったし、自分も始めたての初心者だったので、「SoVaultさん強そうなのに、SoVaultさんよりももっと強い人がおるのか!」「何このあーさーさんっていう人、クールでむっちゃ強そう(中身がただの陰キャなことはだいぶ後に判明する)」などと思ったことを覚えている。
 CRカップ前のカスタム練習は、2週間くらいあった気がする。だいぶ日数があって、そのカスタム練習配信はすごくおもしろかった。今まで見た中でも、トップクラスにおもしろいカスタムだった。
 CRカップ本番は、それこそワールドカップを見ているような熱狂で、すごく熱が入ったし、おもしろかった。ちなみに、このときもまだ1回もコメトはしていない。

3.モデレーターになる

 途中から、モデレーターという存在があることに気づく。よくわからないけど、コメント欄を管理してくれる人らしい。具体的にどういう権限があるのかは、当時はよく分かっていなかった。
 徐々に、どうやらBANしたりする権限があるようだ、ということを知る。荒らし行為だとか、そういったことをした人をBANする役割だ。途中から段々興味を持ち始めて、「僕もなにか役に立てるかもしれない」などと思うようになる。
 そう思っていた矢先、とあるリスナーが、「モデレーターってどうやったらなれるの?」みたいな質問をした。そしたら🐧が、「あー、別に資格とかないから、やりたい人いたら誰でもいいよ」と返していて、そのリスナーが「じゃあやりたいです!」と立候補し、モデレーターになっていた。その シーンを見て、「ふーん、誰でもできるのか」と思った。ちなみに、そのリスナーが誰だったのかは覚えていない。

 ※今は「誰でもモデレーターになれる」運用にしてません。つい先日、私が「◯◯さんとかモデレーターにされてはいかがですか」と進言しましたが、1年以上ほぼ配信に毎回来ていて、各回の配信もほぼずっと見ていて、コメントも問題がないことを踏まえ、「この人はモデレーターにしても大丈夫だ」と判断したので推挙しています。

 そして、第2回CRカップを迎えるにあたり、モデレーターに立候補した。最初はYouTubeのモデレーターとなり、その後にMildomの方でもモデレーターになったのだけれども、そういう経緯でモデレーターになったのであった。

4.モデレーターとして苦労したこと

 特に最初の頃、モデレーターとして苦労したのは、信頼がないことだった。
 まず、リスナーからの信頼がない。モデレーターになって日が浅いので当然だけれども、「なんだこいつ」と反発されてしまう。最初の頃は、文句を言われたことも少なくない。配信マナーがまだ浸透していない時期だったので、他のモデレーターも色々言われていたけど、特に僕の場合は信頼がないので、「なんでお前に言われなきゃいけないんだよ」ってなったのだろう。
 今でこそ、恐らくリスナーの多くの方達からは信頼して貰っているだろうから、僕が言ったことには応じてくれるし、色々と協力して貰える。けれども、最初はそうではなかったので、信頼を得られるように努めた。
 僕の場合は、①公平に対応することと、②ちゃんと説明することの2点を心掛けた。そして、それを継続していったから、たぶんリスナーの方達から信頼して貰えるようになったのだろうと思う。
 ちなみに、🐧から信頼されているかどうかはよく分からない。異口同音に「きっと感謝されてますよ」と色んな人から言われるけど、感謝されたことないしな…。そして、感謝されたいともあんまり思ってなかったりする。
 僕は、🐧をおちょくったり茶化したり、おもしろいコメント欄が好きなので、先代モデレーター達が守ってきたコメント欄の空気を守ろうと思っているだけだ。

5.TIE Ruの魅力

 3年半もモデレーターをし続けるだけの魅力がどこにあるのか、と思われるかもしれない。
 🐧は一般的には上手い部類に入るだろうけど、🐧より上手い人はたくさんいる。Apexの総合的な実力であれば、当然だけどプロリーグに出ている選手の方が上だ。
 スナイパーの腕にしても、たまなはさんの方が上手いと本人が認めている。だから、🐧のスナイパーは屈指のレベルだろうけれども、上がいないかといえば上がいる。
 では何が🐧の魅力なのかといえば、「友達感覚」というところが強い。あるいは「同世代の感覚」といってもいい。年齢もだいぶ近いこともあって、感覚が近いのだ。笑いの感覚然り。TIEの空気感も、自分の中高時代の男友達と遊んでるときのような空気感がある。
 「おもしろい人は他にもいるでしょ」といわれれば、そりゃいるんだけど、自分と同じ空気感で楽しい人というのはなかなかいない。笑いのツボも近い。だから見続けているのだろうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?