25日間フィビヒチャレンジ!20日目

 昨日に引き続き「2つのスケルツォ」Op.4より第2番変ホ長調をお送りしました。技術的な難易度は恐らく今回取り上げる曲の中で1,2を争うと思います。正直6度のところはきれいに撮るためにちょっと練習した。笑
 A-B-A-C-Aの構成で、それぞれの部分にそれぞれのキャラクターを感じて弾きたい曲です。A(Molto vivace con umore ユーモアをもって、変ホ長調)、B(自由に、それでいて落ち着いて ハ短調)、一度Aに戻り、C(トリオ Molto moderato、変イ長調)、再びAに戻り曲を閉じます。冒頭のテンポ設定♩=184と見てすごく速く感じてしまうかもしれませんが、一度確認してみると落ち着けると思います。

 今日は全然関係ない(?)話をしてもいいでしょうか?
 留学中、モスクワの音楽院寮の近所には程よいパン屋さんがありませんでした。通学路には素晴らしいヴィエノワズリーがありましたが、すごく高い!普通のスーパーで売っている食パンは、なんでこんなにもつの?!というくらい賞味期限が長くて怖い(よく買ってはいたけど)。寮のオーブンは怖くて使えないし共用なので見張ってないと怖い。たまのパン作りが趣味だった私、パンが食べたくて悩みました。
 で、調べに調べてこれならいける!と作ったのがチェコの茹でパン、クネドリキだったんです!

 女子栄養大学のコラムではじゃがいもを入れたレシピでしたが、私はイースト発酵で作っていました。オーブンを使わず茹でるクネドリキは調理の過程も安心(?)、そしてグーラッシュは無理でもハヤシライスのソース、ビーフシチュー、その他肉料理には本当によく合う!スライスして食べるのもなんだか新鮮、食感も不思議。茹でだけどちゃんとパン!友達にも振る舞ったりしてましたが概ね好評だったと記憶してます。あー、また食べたい。
 新婚旅行の時、プラハはほんと何食べても美味しかったなあ。ビールも最高でした…。

 …というわけで当アドカレも残すところあと5日。明日からはまた「気分、印象と思い出」に戻ります。だんだん完走が見えてきたよ!それではまた。

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