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61. お風呂の歴史を2ヶ月で辿る旅

2ヶ月なんて嘘よ。軽く4ヶ月かかっと#るがな。
2020年10月中旬によちよち着手してから、あれこれ考えながら進めていたシャワーとバスタブ計画はようやく最終局面に。
だけど私たちはすでにArkadiaを家にして暮らし始めている。
風呂どないしてますのん?
はい、こしきゆかしい行水で体を清めております。
いや、もう冬でんがな、寒あらへんのかいな? (すいません、エセ関西弁)

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はい、狭い洗濯機置き場に大きなタライをおきましてですね、前の家で使っていたシャワーカーテンを張りましてソーラー温水器のお湯をこの手前のバケツにためまして、それで体を清めております。なかなか快適なお湯でございます。

そのうち、実験をし始める。
バケツは最大19L入る。どのぐらいのお湯の量でシャンプーも含め体を洗えるのか。ちなみに、私の髪の毛はその当時は腰のあたりまである。
今までのやり方だと、ざーーーーーーーーーっとお湯浴びてから、背中を温めている間にシャンプー。あわあわをザブザブ流してコンディショナーをつけ、浸透させている間はお湯を止め体を洗い、もう一度ザブザブ流す。烏の行水並みで5分弱。短髪のクマ夫の半分ぐらいの時間。でもちゃんと洗ってますし、洗えてます。何に燃えてるんだか、「何分間でシャワーできるかチャレンジ」を常にしている感じです。
さて、この「バケツお風呂チャレンジ」、手にはメキシコで一番あらゆる方法にリユースされているヨーグルトのカップですよ。これを手桶がわりにいたします。

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一度頭にお湯をかけた後、シャンプーは少なめにまず頭皮だけを洗うように。シャンプーの量が少ないのと頭皮の脂肪分でほとんど泡立たないけれど、これできれいに洗えている。カップ1杯のお湯をゆっくり満遍なく頭に回しかけ、1度目のシャンプーを流すというよりはそこに追い湯をするイメージ。もう一度、さっきより少なめのシャンプーで洗うと、さっきより少しモコモコ泡立ってくる。これで、髪の毛全体の埃なども落とせる。で、カップ3杯のお湯を使いゆっくりと根元からかけていく。
そのお湯でついでに体も温まる。
コンディショナーを馴染ませている間にタライのお湯をもう一度体にかけて、石鹸で体を洗う。お淑やかに洗うと、なかなか泡は飛び散らない。やればできるもんだ。
その後、コンディショナーを落としつつ、体の石鹸を流し落とす。耳の裏も綺麗になりましたよ。
さあ、バケツのお水はどの程度残っているでしょうか。
半分よりちょっと少なめ、ざっとみて12Lぐらいの使用量ではなかろうか?
そう、人間12L程度の温水で十分綺麗に気持ちよく体を洗えるんです。

この後の「お風呂の水」はうちでは庭に撒くことになっていますし、今後設置する予定の配水パイプで植木に撒かれるようになるのです。

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なので、キッチンや洗濯と同じように、シャンプーや石鹸も全て「植物由来」(100%でなくても限りなくそちら寄りな)のものに切り替えました。 大手メーカーのシャンプーなどと比べると3倍以上のお値段しますよ。たっかいですよ、正直。でもね、天然由来成分なんです。

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手作りリサイクル素材のお風呂場がようやく完成し、私は2021年2月からここで体を洗ってるのですが、何故かクマ夫は「洗濯機置き場風呂」が気に入って(なぜ???)今だにそこで体を洗っている。好きにせい。

さあ、バスルームの壁もエアブラシで塗って、出来上がり(トイレとか洗面台はまだこれからよ)。

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この壁は白地に青、黄色、赤の3色だけを使い、作業時間も実質2時間ほど。簡単シンプル大胆すぎるバスルームだけど、これからあれこれ時間かけて作り足していくからこれぐらいで良いんじゃないの?ちゃっちゃっとね。

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