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スターティアHD(3393) update
メディカルネット(3645)と双璧を成すTier1として、引き続き大きく期待したい。
画像引用元;https://ssl4.eir-parts.net/doc/3393/tdnet/1970922/00.pdf
1. 投資ストーリーの再確認
再掲すると以下。
・ITインフラ事業のカスタマーベースを活かした事業間のクロスセル、MAツールカテゴリーシェア2位のBowNowを顧客獲得のフックとするデジタルマーケティング事業内でのクロスセルという「2種のクロスセル(事業間・事業内)」が促進される一方、結果として両事業での必要投資(特に急成長が必要なデジタルマーケティング事業)は大きく抑制される。両事業が補完的に働く結果、エコシステム内でのLTV-CACを最大化できる事業構造こそが競争障壁。
・上述の競争障壁の下、①加速度的に成長するSaaS(デジタルマーケティング)事業スタンドアローンでのバリュエーション、②ITインフラ事業を含めたSOTP的バリュエーションを考えた際、いずれにおいてもIntrinsic Valueと現在の評価との間に大きなMargin of Safetyがある。このMargin of Safetyはデジタルマーケティング事業のARR成長に伴い段階的に縮小されていくと考える。
2. 四半期決算
一般論として、決算を見る際のポイントは、「各自の定める投資ストーリーにおける幹と枝の分別」だと思う。スターティアHDの場合、幹=デジマARR(及びその周辺KPI)であり、ひたすらこれを追っていけば良い。他は正直枝だと思う。
スターティアHD(3393)
— Carwd Capital, LLC (@Delacro96469569) May 14, 2021
一般論として、決算を見る際のポイントは、「各自の定める投資ストーリーにおける幹と枝の分別」だと思う。
スターティアHDの場合、幹=デジマARRでひたすらこれを追っていけば良い。計画比で大きく超過する現状は想定シナリオ通りであり文句は全くなく、引き続きTier1とする。 https://t.co/Zh0BGH1dqS pic.twitter.com/NHhqOddD4k
以下は自分の投資ストーリー通りに推移していると感じたチャート。
・デジマのARRは計画を大きく超過。
・投資ストーリーの核である「2種のクロスセル(事業間・事業内)」が有効に機能。
・両事業が補完的に働く結果、投資を抑制しつつエコシステム内でのLTV-CACを最大化できる。
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