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気になってた八重の旦那役の方「13人の鎌倉殿」のあの人

 今週もとっても面白かったです。そして当たり前ですが気になるところで終わりました。今週のラストを飾った八重の旦那さん役の人、芹澤興人さん。何も悪くないのですが、むしろ私が悪いのですが、、正直すごく苦手でした。

去年映画館で観た「茜色に焼かれて」で非常に最悪な男の役をされていまして。

傷つきながらも、自身の信念の中でたくましく生きる母親・田中良子を尾野真千子が驚くべき存在感で体現。良子の息子・純平を演じるのは次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには出演作が相次ぐ片山友希。そして、交通事故で命を落とす夫・陽一にオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長にベテラン、永瀬正敏が脇を固める。あえて今の世相に正面から対峙することで、人間の内面に鋭く向き合ったのは、今や日本映画界を牽引する石井裕也監督。観るものに時に衝撃を、時に温もりを与え、これまでのどの作品よりも自由にして、同時にどこまでも優しい世界を作り上げた。


 この映画での役をざっくり説明すると、女の人の弱みに漬け込んで最低な事をしまくる、、っていう一生許せないくらいのムカつく印象が残ってしまったのです、物語にのめり込みすぎて。

 「茜色~」の石井監督が巧みなのはもちろんですが、この芹澤興人さんの演技が本当にうますぎて、あの厭らしさが演技だと思えないくらいでした。

 だから「鎌倉~」の1話で新垣結衣ちゃんの近くにいた時は飛び上がるほどびっくりしました。結衣ちゃん逃げて!!って思った人いませんでした?

逃げて!というのは彼がというより、八重に対する周りの扱いが酷すぎて、親なんて捨ててしまって自分の息子と過ごせたら良かったのにね、、という悲しみからです。

 でもしかし、先々週、八重の為に泣きながら船を漕いでいる次郎さんをみていたら、強い人に雇われてる従順さと、八重に対しての“想い”を持ち合わせる夫の気持ちが切なくなってしまって。

 そして今週はもう八重のお兄さんも捕らわれてしまったし、この戦の中で八重の事を守ってくれる唯一の存在になってしまったかもしれないので、次郎さん、頼りにしています!八重さんを上手く逃がしてくれますようにお願いします!!



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