見出し画像

YouTubeの再生数を安定させる動画投稿の方法とは?(第23回)

「動画をアップしたのはいいけど、再生回数が伸びない」

「最初は調子がよかったけど、すぐに再生回数が下がった」

といったように、動画の再生回数をずっと増やし続けるのは難しいと思います。

今回は、動画をアップしてから安定した再生数を保つ動画投稿の方法をお伝えします。

動画の再生数に限らず、売り上げや体重、スコアなどずっと安定し続けることは難しいですよね。

画像1

YouTube における安定した再生回数とは、毎日コンスタントにアクセスされて総再生回数がのグラフ右肩上がりになっていかなければいけません。

そのためには、どうするか?

それはロングテール動画を狙います。

YouTube の動画には大きく分けるとトレンド動画とロングテール動画があります。

トレンド動画はいま旬の話題、みんながこぞって検索する内容を動画にしたもので、アクセスが集中するので再生回数は爆発的に増えます。

しかし、トレンドが過ぎたらほぼアクセスがなくなるため再生回数も一気に減ります。

例でいえば、芸能人の不倫の話題や政治経済などワイドショーで取り上げられるような内容になります。

一方、ロングテール動画はアップした後も爆発的なアクセスはありませんが、少しずつ総再生回数が増えていきます。

トレンド性がないので、一気に増えることはなくても減ることもありません。

総再生回数もじわじわと右肩上がりになっていきます。

ウサギとカメの話を知っていると思いますが、イメージとしてはカメがロングテールだと思ってください。

ロングテール動画のメリットとデメリット

ロングテール動画がたくさんあると、それぞれに毎日一定のアクセスがあるので、多ければ多いほど総再生数を稼いでくれます。

しかもトレンドがないため長期にわたって視聴者から検索され、チャンネルの成長を助けてくれます。

ただ、デメリットもあります。

YouTube は動画投稿後にアクセスが多い動画をおすすめや関連動画に表示してくれるということがありますが、トレンド動画でないため投稿しても一気にアクセスがきません。

関連動画やおすすめに表示されるのに時間がかるということです。

3ヶ月後に再生回数が増えだしたという人もいれば、半年くらいかかったという人もいます。

ジャンルや動画の種類、チャンネルの強さによって変わってきますが、投稿直後に一気に伸びることは少ないのがデメリットです。

また YouTube 初心者の人はロングテール動画がどんなものか分かりにくいということもあります。

なので、最初はアクセスがくる感覚をつかむため、また作業のモチベーションを保つために、トレンド動画4本、ロングテール動画1、2本の割合で投稿してみてください。

慣れてくればロングテールを中心に替え、たまにトレンドをはさむことで安定したアクセスと爆発的なアクセスの両方を得る作戦に切り替えてください。

どんなテーマがロングテール動画になるのか?

画像2

では YouTube 初心者の人がロングテール動画を作るなら、どんなテーマにするかを解説します。

結果から言うと、視聴者が常に必要としている内容です。

つまり、今日、1週間後、1ヶ月後、半年後でも視聴者から需要があるテーマを選びます。

常に必要としている内容とは具体的に普遍的なテーマになります。

語学チャンネルなら英語の文法の動画、料理チャンネルなら包丁の使い方、アウトドアならお米の炊き方、メイクチャンネルならファンデーションの選び方、楽器チャンネルなら演奏の基本、ゲームチャンネルなら攻略法や裏技など、時間がたってもテーマに変化がほとんどないものを選べばロングテール動画ができます。

ただ、このようなテーマは他のライバル達も同じような動画をたくさんアップしています。

そこで、あなたにしかないオリジナリティを入れることで差別化をはかります。

サムネイルに「料理暦 20 年の私が教える包丁の使い方」「海外生活 13年! 英語文法の正しい使い方」「ギター講師が教えるコードの押さえ方」
などのように、サムネイル画像に視聴者が気になるキーワードや権威性を入れることでライバルと同じテーマでもあなたの動画を見てくれる確率
が上がります。

ライバルよりも少し長い動画を作る

安定した再生回数を維持するには、視聴者の目にとまる必要があります。

そのためには検索で上位に表示、関連動画に表示、おすすめ動画に表示
これらを狙う必要があります。

総再生時間が長いほうが関連動画やおすすめに表示されやすくなるというのは、他の記事でもお伝えしていることですが、そのためには例えばライバルが「YouTube 初心者がやるべき3つのテクニック」というテーマで投稿しているなら、さらに情報を集めて5つのテクニックにして動画時間を長くするという方法がおすすめです。

ただ、「かんたんに○○できる方法」というような動画の場合、あまり長いとかんたんではなくなってしまうので、タイトルやサムネイルに注意してください。

YouTubeの再生数を安定させる動画投稿の方法 まとめ

画像3

YouTube で常に安定した再生回数を保つコツはロングテール動画をたくさん投稿することです。

一日 100 再生数の動画が 100本あれば毎日 10000 再生は確実なので、他の動画作りに集中することができます。

視聴者が常に必要としている内容は時間がたってもずっと検索されます。それこそがロングテールのメリットです。

YouTube 初心者の人はまずはトレンド動画で再生回数とアクセスを集める感覚をつかんでください。

徐々にロングテール動画を中心に投稿していくことで、安定した再生回数を保持できます。

また、ライバルよりも長い動画を作り総再生時間も多くすることで、視聴者の目にとまるチャンスを増やしていきましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?