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庵野監督! 最後のシン・は是非あれをお願いしたい!

昔は映画を見るために毎週末TSUTAYAに行く儀式を行う必要はあったわけですが、最近ではそもそもそのTSUTAYAの店舗というものが地上からほぼ消滅してしまいました。

代わり(というか、全ての元凶がこれ)に配信という悪魔😆がやってきたわけです。ただこれがまた悩ましい。

昔は「借りに行かなければ」見ることができなかったので、視聴するのは借りて来たDVDの長さ以上取られなかったのです(繰り返し見なければ)。しかしながらこの悪魔は無限に面白い映像を垂れ流してきやがるのです。

ただでさえ、放送中のアニメを見なくてはならないのに(白血病を患っているアラカン^_^なのに)更に、面白映画を見なくてはならない・・・もう時間がいくらあっても足りません。

Amazon Prime Videoはそもそも会費的にもNETFLIXに比べたら全然違いますので、新作、大作の映画のラインナップは全然後者がすごいのですが、Primeは庵野監督のシン・シリーズをいち早く配信してくれるという大アドバンテージがあります。

既に最新作である「シン・仮面ライダー」が配信されて随分経ちますが、先日再び「シン・ウルトラマン」を観ました。

改めて見ると、やはり面白いですね「シン・ウルトラマン」

あれだけ長い話を2時間にしなくてはならないので、極力無駄を排除しなくてはならないわけです。

通常、怪獣ものですと、物語の冒頭から

  1. 謎の巨大生物出現!

  2. なんだなんだあれは?(科学者、政府機関等関係者が右往左往)

  3. 防衛軍出動

  4. 陸から海から総攻撃

  5. 全然効果なし

  6. 皆オロオロ

  7. そこに突如として現れる巨大ヒーロー!

という流れになると思うのですが、この作品だとこれまでの謎生物(禍威獣)が登場し、激闘してきた歴史が足早に語られ、対応する機関(禍特対(カトクタイ)の登場まで一気に説明があります。
そして、作中最初の禍威獣(ネロンガ)が登場しますが、スペシャリスト禍特対の指示のもと、決してむやみやたらな攻撃はしません、あくまで状況を分析して、1番効果的と思われる攻撃を行います。

これにより、攻撃シーンは極端に少なく、すぐにウルトラマンの登場となるわけです。
考えてみるとこの映画、人類が敵(禍威獣)を攻撃しているシーンが異常に少ない。

まぁ、素人が知ったふうに説明するまでもなく、そのように作られているわけですが。

さて、世間ではアンノ監督の監督の次回作はなにになるのかと巷間では囂しいわけですが、シン・ナ○シカだとかなんだとか。

でも、自分はぜひカントクにやっていただきたい映画があるのです。

それは

「さよならジュピター」


です。

余談ですが、今amazon探したらいつの間にかブルーレイが出ていた・・・
買わなくては(^.^)


この作品、当時としては、特撮部分は見るべきものがあるとはいえ、全体的にはトホホな出来でございました。
宇宙船のモデリングなどはかなりいいんですけど。
主役の木星自体が最後の最後の1番の見せ場、ブラックホールに衝突するところが・・・

穴が開いてピュルピュルと飛んでいってる風船にしか見えない。(T_T)

当時のVFX技術では勿論限界があったのでしょうが、ほぼ同時期の「2010年」で木星が太陽化する映像があったので尚更でした。

最終的には予算の差、でしょうか。

オプチカル合成と所謂つるしの合成が混在していて違和感があったり、外国人俳優が日本語吹き替えで喋っていたのが、突然本人の地声の日本語になったり、ジュピター教団の教祖がアレ・・・だったり色々と残念なところがてんこ盛りの作品(自分は大好きなのですが)です。

アンノ監督自体、「トップをねらえ」でとあるシーンのオマージュされてますし、「シン・ ヱヴァンゲリヲン」 でも挿入歌でさよならジュピターの主題歌である「Voyager」を使っておられましたから、お好きなんだと思います。
(と、信じたいです。)

大幅な改変も期待しています。
日本沈没を何回もリメイクするんだったら、ぜひこちらを。




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