「普段、なにしてるの？」といわれるので
Q.「普段、なにしているの？」
旅暮らしをはじめて早2年。
いまだに返答に詰まる、この質問。
その答えを1冊にまとめてみました。
今回、文学フリマ東京36への出店に向けて、絵日記を1冊にまとめました。
この絵日記は、主に日々のできごとをまとめています。
「こんな生活をしているよ。」
を、ギュッとまとめています。
過去の回答「47都道府県を巡りたくて、旅をしていた」
「普段、なにしているの？」と聞かれて、
去年までは「47都道府県を巡りたくて、旅をしている」と答えていました。
「みんな、から揚げ好きでしょ」
とでも言いたげな、多くの人にとって心が躍る返答…。
話は弾みますが、しっくりくる回答ではなかったです。47都道府県制覇というのは目標の一つでしかありませんでした。
同時に、「なぜこの暮らしをするに至ったのか」といった、内面を掘り下げるような話もしました。この質問から気づきや発見を得ることも多く、いい時間を過ごせたなと思えたのでした。
現在の回答「旅するように、暮らしている」
今返せる、私の精一杯の回答。
質問者の意図を外している自覚はあります。
とはいえ、現時点ではこれ以上の返答は浮かばないのです…。
今更ながら、私がいまどんな暮らしをしているのか説明すると、
1年以上、家を持たない生活（アドレスホッパー）を続けています。
いろんなサービスがある中で、私はADDressを使っています。
紹介コード【a109b1278b】
たまーに観光します。
家の中で一日が終わる日もあります。
人とがっつり交流する日もあれば、関わらない日もあります。
転々と移動する日々を、多拠点生活…放浪生活…アドレスホッパー等と表現しますが、私は「旅」が分かりやすいと思っています。
そしていわゆる「旅行」のように、観光を中心に据え置くのではなく、「暮らし」を重要視しています。
「旅するように、暮らしている」
こう表現するのが一番しっくりきます…。
目標や目的を掲げていません。
社会的意義を生み出していません。
目に見える成果はないです。
けれど、そこにいて暮らしているだけで
「助かる～！」と声をいただくこともある、不思議な暮らし。
とはいえ、「旅するように、暮らしている」という回答に納得しているのは私だけかもしれない。
「え、でもこれ以上どう説明すればいいの…？？」
と、言葉が浮かばないんですよね。
こうしたときに、この絵日記をそっと差し出そうと思います。笑
絵日記で、言葉以上に想いが伝わる
絵日記はいい。
考えたこと、経験したことを描くのが楽しい。
絵日記を見返しても、楽しい。
文学フリマへの出店をきっかけに、絵日記をまとめはじめましたが…
「こんなことあったなー」
と、楽しくまとめることができました。
「あなたのおかげで今日は楽しかったです」
と、毎日のように誰かに感謝している…
こうした時間を持てることを、幸せに思います。
悩んでいた時期の絵日記も、面白いです。
「どうすればいいんだろう」って悩んでいても、どうにもならんよ？
という類の不安も、日記に書いていました。
こういう日記を見ると、成長を実感します。笑
頭の中をぐるぐると巡る言葉たちを
いったん落ち着かせたくて、吐き出した先が、
絵、
文字、
対話。
はじめは私の絵日記を読んで喜ぶ人がいるとは思っていませんでしたが…
嬉しい経験もたくさんさせてもらいました。
絵日記を楽しんでくれる友人ら。
思考の整理整頓としてはじめたのが、絵日記でした。
備忘録として自分のために描いた絵日記でしたが、
「自分が日記に登場している～！」
「似顔絵を描いてもらうと嬉しいですね」
「はるちゃんの絵日記好きだよ～」
という反応があり、
嬉しいなあ～。
ありがたいなあ～。
と、しみじみ思うことが増えました…。
言葉じゃ伝えきれない思いも、4コマ漫画なら伝えられるかもなあ～
と、人に見てもらえる形にまとめたのが、今回の1冊です。
正直なところ、冊子として形に残すことに意味はあるのか？
と自問自答しました。
「温かい人たちに囲まれて、今の暮らしがあるんだ～」
と、心から言えること。そして形にして、感謝を届けることに意味はあるはず。
見たい！ほしいです！
とメッセージをくださった方もいらっしゃった。
意味、めっちゃあるな。
うれしいうれしい～
おかげ様です。
A.「絵日記を読んだらわかる」
「普段、なにしているの？」
と聞かれたら、今後は
「これ読んで！まとめたの～！」
と、胸を張ってこたえられる！
5月19日 kindleで【電子書籍の販売】
5月21日 文学フリマ東京36にて【対面販売】
※ADDressユーザーは、鶴巻温泉A邸にて閲覧可能！
本当に、おかげさまな毎日を過ごさせてもらっています。
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