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ずぼら父ちゃんのススメVol.4

助けてもらう

人は、助けてあげた人を好きになるという性質を持っています。
認知不協和の解消』と言って、人は本能的に自分の言動に一貫性を維持したがります。
そして、人は大切な人のコトを『助けてあげたい』と思う生き物です。
逆に言うと、大切でない人のコトは『助けたい』と思わないはずなのです。

極端な話ですが、川で溺れている人を見てとっさに飛び込んで助けた場合、結構な確率で助けた側が助けられた側を好きになるそうです。
(驚くコトに逆はあまりないのだそう。感謝はするけど好きにはならない)
身体は勝手に動いたかもしれませんが、頭の中では『なぜ見知らぬ人を助けたの?』という理由探しが始まります。
認知不協和によって、『理由なく助けた』というのは脳が納得しないのです。
関係性も助ける理由もないのに、見ず知らずの人を助ける。
それによって自分の命が危険に晒される、脳はそれを許さないのです。
そこで『この人を助けるのは自分の使命だった』→『なぜならこの人は運命の人だから』→『自分はこの人と愛し合うはずだ』『将来自分にとって重要な人だから助けたんだ』と理解していくそうです。

子どもを助ける場合や高齢の方など恋愛対象でない場合も、このように重要人物として理由付けをするコトで脳は落ち着きます。

これを逆手に取って、あなたが嫁の助けを必要とするのです。
最初はプライドがあったりして頼みにくいかもしれませんが、仕事で肩こりが激しくて。。。と、湿布を貼ってもらうだけでも効果はあります。
助けた嫁の頭の中では、勝手に『なぜ助けたんだろう?』と考え始めます。
その時にあなたの態度が傲慢だと、『やらないとうるさいし』という理由付けで終わるので意味がありません。
ちゃんと『あなたが大切だから』と思ってもらうように仕向けて下さい。
※無理にそう思わせても、ちゃんと脳は騙されてくれます。
メンタルスキルとして、実際に実践セミナーがあるほどです。

慣れてきたら仕事の相談や、子どもとの関わり方の悩みを打ち明けるのも良いでしょう。
アドバイスや相談に乗るのも、助けるコトと同義です。
ポイントは、いかに弱みをうまく見せられるか

最初は言われたから助ける、頼まれたから手伝う→大切な人だからという無理な理由付けを繰り返していても、いつの間にか私にとって大切な人→だから助けるに順番が変化します。
こうなったら、特に意識しなくても嫁側からあなたが何に困っているか、何をしたら喜んでくれるかを自発的に探せる状態になっているので、努力なく円満な関係が築けます。

もちろん、逆でも応用できるので嫁側からダンナに仕掛けるのもアリです❣
なぜ父ちゃん向けに書いたかと言うと、その方が家庭円満に繋がるからです。(まぁ家庭にもよりますが)
力関係では強いはずの父ちゃんが、力の弱い嫁に弱みを見せられる関係は、お互いの精神衛生上も良い関係を築きやすいです。
奥さんが甘え上手なら、逆で試しても上手くいきますよ😊

助けてもらって、しかも好かれるなんて願ったり叶ったりじゃないですか?
ぜひ、お試し下さい。


#助ける #助けられる #認知不協和 #ずぼら父ちゃんのススメ #共同親権ってなに

頂いたサポートは、フリーランスとしての活動資金や自己研鑽、それから時々娘と美味しい物を食べに行ったりしたいです❣ 私が得た情報と経験は、こちらのnoteで記事にして還元していきます。