見出し画像

代筆されたマークシート

 購入時はご主人も一緒に来店された。 
 ご主人が乗って来店することもあった。

    でも、検査や修理依頼などの連絡は必ず奥さんからあり、つい先日も事故の修理を依頼されて、保険を使って直したところだ。 

 車にはクレジット会社の所有権がついていて、使用者はご主人。
 使っているのが奥さんという形だから、車のことは何でも奥さんから連絡がある、というのは当然と言えば当然。

 だから、今回の車検依頼にも何ら違和感はなく、奥さんがいつものように車と各種書類を持ち込んだ。

    必要になるものは事前に渡していたので、継続検査申請書に押印(実際はサイン)もされていた。
    筆跡は明らかに奥さんのものだとわかる。
    だからといって自筆されたマークシートを持ち込まれて「これ、使用者本人のものですか?」とは聞けない。

    この時、税金・保険料のことを事前に伝えていたにもかかわらず、少しお金が足りなかった。

    事前に連絡していただけに少し不思議には思った。

    それでも今までの付き合いを考慮すれば、問題ないだろうという判断をして事業者側から「車検後でいい」と言った。

ここから先は

975字

¥ 100

マイナーですが必要な方も多い情報なので事業者には好評です。ただ、内容はあくまでも参考程度にお願いします。時々講演会にも呼ばれますので購入代金はその際の交通費の『サポート』に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。