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良かれと踏んだ地雷

 長年、修理や車検をお願いしている整備事業者だが最近、修理後に不具合が頻出して困っている、という苦情。

 相談者は法人ユーザーで社用車の管理をしている部門だとのこと。
    以下その内容概略。

  弊社の使用している車には仕事の都合上、マニュアルミッション車が何台かある。

 最近の話だがクラッチをオーバーホールした後、ギアが入らなくなった。

    再入庫して確認してもらった(原因を説明されたが相談者にはよくわからなかったらしい)が、クラッチの修理をしているのだから一緒に修理してくれても良さそうなものではないか。(それにしても何が故障した?)

  他にこれも最近だが、「走行中にビニールの焼ける臭いがする」と従業員から連絡が入り、「車を止めてフードを開けて中を覗いて」と指示したところ、修理作業に使ったのかナイロン袋がホースに巻き付けられたまま熱で溶けていたという。

    そのホースもどこかに繋がっていたものと思われるが、外したままでビスが詰められていた。

  これは特に最近多いのだが弊社(相談者)は納車・引取は事業者にお願いしている。

    その際、必ず連絡を入れてから来社するよう伝えているにも関わらず、突然、来社してくるようになった。

 他にもあって、整備作業に関わることだけではないが、こういったことをそちらから指導してもらうようなわけにはいかないか?という相談。

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医者に歯科医や内科医等と同様、国産、輸入車等得意とする車があるのが整備士です。説明が上手な医者もいれば手術が得意な医者がいるように、保険や…

マイナーですが必要な方も多い情報なので事業者には好評です。ただ、内容はあくまでも参考程度にお願いします。時々講演会にも呼ばれますので購入代金はその際の交通費の『サポート』に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。