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就職・転職面接突破の7原則

就職・転職には面接突破が大きな課題です。私自身も4回の転職を経験し、あらゆる形式、状況下での面接を経験してまいりました。新卒就活時より面接技術の研究をし、リクルート誌面にも掲載あり。

また、国家資格キャリアコンサルタント(1級技能士学科合格中)、人事専門家(海外で学位取得)、25年にわたる人事としての現場での経験から、短期でも面接力があがる7原則(よくある対策本とは少し違いますが、お役に立つものと思います)を考案しました。転職の一助になれば幸いです。


❶姿勢・態度・声 > 話の内容
通常30分程度の面接においては、実は「話の内容」よりは「姿勢、態度、声の方」が印象に残りやすいです。 これは有名なメラビアンの法則でも証明されています。要は、話の内容に集中しすぎて、自分の態度・姿勢・声のトーンを見失わないようにしてください。大きな声でゆっくりと、相手の目を見て、相手の話はよくうなずく、座った姿勢・自信をもって堂々とする等の基本動作です。鏡を見て練習するのも大事です。

可能なら模擬面接を一度やってもらいましょう。録画するのも良いです。
自分が意外にも早口だったり、声が小さかったりという発見もあります。


❷傾聴力
実は、面接官は自分の話をよく傾聴してくれる応募者に好感を抱きやすいです。(人間誰でも、自分の話をよく聴いてくれる人を悪く思う人はいません)
どうしても面接中は、自分のしている話に気がとられてしまいますが、実は、逆もあります。
面接官の話の傾聴を意識してみてください。
例えば、面接官が募集背景を話すとき、質問やその背景を話すとき、自分の質問に対して答えてくれる時に少し大げさでも大きくうなずく、笑顔でリアクションを大きくいきましょう。


❸会話のキャッチボール力(コミュニケーション力)
面接官は、面接の会話でコミュニケーション力を見ています。
相手の質問に対しては、どんなに長くとも「1分以内」で1区切りと思ってください。
(「3分で話してください」と指定された場合を除きます)
例えば、質問に対して、5分ぐらい話しっぱなしで、キャッチボール(相手の質問と自分の答え)があまりなされない場合、コミュニケーションがよくとれているとは言えません。短いやり取りが何度も続く方が最適です。

❹話の構成力(論理力と頭の良さ)
話は、「結論から」を心がけてください。聞かれたら、まず「結論は XX と思います」です。
「なぜなら~」 という順番がベターです。論理的ですし、面接官も聞きやすくなります。


❺軸と志(熱意)
話が一貫していることが大事です。例えば、自分の経験→大切にしていること→やりたいことについて矛盾が無いように注意しましょう。特に必ず「志」(この組織で何がやりたいのか)は用意しておきましょう。中身よりは、きちんと答えられることが大事です。


❻ユニークさ(差別化ポイント)
面接官は多数の応募者を見てきています。なんでもよいので、人違う
エッセンスを入れられるとベストです。
(印象に残りやすいです)
例えば、人とは違う志望動機がある、特技がある、マイブームがある、
志がある 「ちょっと前の人とは違うな」と思わせるのが、ポイントです。


❼質問力(大きな加点ポイントと思ってください)
必ず、「最後に質問はありますか?」と聞かれます。ここが最終的な
評価が加点できるポイントです。あまり退屈な質問、❺の軸と志から
ズレている質問をされると面接官もモチベーションダウンしてしまいます。
「休暇の制度はありますか?」「昇給はありますか?」なども


このタイミングで聞くのは、賢くありません。今や会社のホームページを
調べればわかることですので、調べてないなと思われてしまいます。
質問はありません、も 避けましょう。単に、「XX の事業はどうなっていますか?」は、単純ですし、企業研究不足の印象を与えてしまい、これもベストな質問ではないです。例えば、理想は「XX のプロジェクトは、ぜひチャレンジしてみたいのですが、どのような経験、スキルが必要ですか」など、志望動機、志にリンクしているものです。かつ前向きなものがいいでしょう。これは最後に加点の印象を与えます。

上記はあくまで、短期的に面接突破力をプラスにしてくれるヒントです!最後はご自身の判断で、自分らしく面接に臨んでください(^^



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