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意外と知らない?働かないおじさんは、実は大活躍していた!エンゲージメント低企業の末路・・

知ってますか?

働かない「おじさん」「おばさん」問題はいつもつきまとう話題です。会社で、ぱっとしない、昇進できない、すぐ帰ってしまう。必要な仕事はこなすが、それ以上は引き受けない。意見が少ない。

そんな「おじさん」「おばさん」は、社内の方から見て、

「社内で評価されない」=「会社の外の行動でも、きっとぱっとしないのだろう」 と思いがちです。

■合わせて読みたいトリセツ

昔はそうだったかもしれません。

でも、今、キャリアに関する相談をお受けする中で、異変が起こっていることをお伝えします(以下のケースは、一例で多少内容を改変しております)

実は税理士を持っているAさん

税理士(イメージ)

会社では、管理職にも昇進していないAさん。実は、税理士を持っており、独立に向けてコツコツと、友人の税理士事務で複業を始めています。会社にいうと、要職についてしまうリスクがあるため、「税理士」であることは言ってません。

100名を超える組織を束ねるBさん

100名を超える組織を束ねる(イメージ)

会社では、管理職を早々に退き、事務職で、コツコツと年下上司からの指示でルーチンをこなすBさんは、実は、100名を超える人を束ねる任意団体(ボランティア)の代表を務めております。

在日外国人の定着や、生活支援などで仲間をたくさん集め、日々目的意識に燃えています。会社側に言うと、余計な詮索をされてしまいそうだとのことで、言っていません。

インフルエンサーでフォロワーが5万人のCさん

インフルエンサー(イメージ)

Cさんは、会社では、派遣社員として、営業の補助的な仕事をしていますが、実は5万人を超えるフォロワーを持つInstagramのインフルエンサーで、そこからの広告収入や、コーチング収入で、すでに会社員の収入を超えているようです。派遣社員は、そこそこ同僚もできるし、ゆるりと続けたいとのこと。

なぜ、会社の外で活躍するのか

なぜ、会社の外で活躍するのか

なぜ、上記のような方々は、会社の外で活躍できるのか?(もちろん例外はあり、そとで活躍しない人もいます)そして、それを選択するのか?はもちろん、人それぞれです。そもそも、会社という組織で、上を目指したくない、面倒な人間関係につかりたくない、昇進してもメリットがないなどがありそうです。

■え?希望降格?が増えている理由

しかしながら、すくなくとも、

会社では、ぱっとしない人が、外では十分に活躍する素地やスキルを持っていることが昨今増えている

ということです。

このような方々を社内で活用出来たら、相当な戦力になるはずです。

会社はなぜ、活用しないのか?

会社はなぜ、活用しないのか?

本来であれば、そのような能力があるなら、会社として、社内での活躍に力を注いでくれたら、相当な貢献になろうものです。

しかしながら、多くの会社の経営層・人事部門は

会社でぱっとしない=外で活躍できるわけがない とレッテルを張りがちで未知なる能力について、知ろうとはせず、ある意味、出世街道から外れた人とは、さほどのコミュニケーションも取っていません。よって、出世街道から外れた方からも、接触はすることは減り、お互い距離が空いてきます。

これはもしかしたら、もったいないのかもしれません。

エンゲージメント度合いが低い企業の特徴

エンゲージメント度合いが低い企業の特徴

実は、上記のような方々(外で大活躍おじさん・おばさん)が存在するのは、えてして エンゲージメントが低いとされる企業の特徴です。エンゲージメントが高ければ、社員がいろいろな特技を生かして、会社に貢献しようとするはずです。

エンゲージメントを高め、オープンなコミュニケーションができることは大事なのかもしれません。大活躍おじさん、おばさんが活躍できる仕組みも待ったない課題かもしれませんね。

日本の会社員はなぜ、やる気を失ったのか

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