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なぜ貴方は元気が出ない?キャリアビジョンが絶対に必要な理由と対策6選。

なぜ、貴方自身や、会社の仲間の元気が出ないのでしょうか?元気が出ないのは上がらない給与の問題や、人間関係、業務量などの問題だけではないかもしれません。

今注目されている理由が
\ 「キャリアビジョン」がないから /

 というものです。

なぜ、キャリアビジョンが必要なのか?そもそもキャリアビジョンって何?
一言でいうと「ありたい人生の未来像」です。それは、仕事上でもいいし、広くとらえて人生でもいいのです。

例えば、10年後の自分の理想像をスナップショットで切り取ったらどうなるか?を想像するとわかりやすいかもしれません。

貴方ならどう描きますか?多くの部下に囲まれている自分?或いは、得意学問を究めて、表彰されている自分でしょうか?

◆「キャリアビジョンについて」詳しくは👇

なぜ、キャリアビジョンが描けないのか?

キャリアビジョンが描けない

なぜ、多くの日本人が今、キャリアビジョンが描けないのか?

多くの日本人(およそ8割以上)がサラリーマンであり、会社での昇進をキャリアビジョンに掲げて、モチベーションを上げてきました。例えば、会社の中で部長や役員になることが、理想のキャリアビジョンであり、多くの方が純粋にそれを遣り甲斐にして生きてきました。それが、ごく普通の事でした。

しかし、昨今は、昇進枠の限界、管理職という激務、価値観の多様化などから、必ずしも(多くの社員の心の中で) 

「実は・・そこまで偉くなりたくない・・」という方も多くなってきました。「でも言えない。なんとなくキャリアビジョンは部長になること・・かな・・でも違うかも。」

ここが問題です! 何となく、会社で偉い立場になるのが=キャリアビジョンと描いていた方は、ここで、キャリアビジョンがあやふや、或いは無い状態になってしまっているのです。

サラリーマンだけではありません。低迷する経済や少子化の中で、理想の家庭像を描いても、どうせ無理だと思わざるを得ない方もいます。

下手すると「1億総キャリアビジョンあきらめ症候群」になっているのです。

キャリアビジョンを持つと良いこと

キャリアビジョンを持つと良いこと

こういう世の中ですが、キャリアビジョンを持つことは、その人の自己効力感を高め、やる気を引き出します。

・目標を持つことで、今生きる意味がわかる
・持続する動機付けになる
・今辛くても、希望を持てる
・元気が出る
・精神的にストレス耐性が強くなる

などの多くのプラス効果をもたらすことがわかっているのです。

どうやってキャリアビジョンを持つ?対策6選とは?

キャリアビジョンの設定の仕方

では、どうやってキャリアビジョンを持つのでしょうか?初心者でもできる以下6つのヒントを紹介しましょう。

1.ゼロベースで考える
2.ライフ全体で考える
3.自分主体で考える
4.専門家と考える
5.期日(10年後)を置く
6.具体的なシーンを思い浮かべる

1.ゼロベースで考える
まず、とても大事なこととして、ゼロベースで考えるという事です。「過去こういったことをやったから」「会社の中ではこういう立場だから」とか、一切捨てましょう。直観的に例えば10年後どうなりたいかを、考えてみましょう。

実は、ゼロベースって簡単ではないのです。会社員が長い人は、外の世界を知らないがゆえにゼロベースって何?会社以外の選択肢をゼロベースで考えることができないのです。

ここでは、次に掲載している、「4.専門家と考える」ことをお勧めします。

2.ライフ全体で考える
次に大事な視点として、ライフ全体で考えるという事です。キャリアは仕事だけではありません。地域活動や家庭、ボランティア活動も良いでしょう。会社だけが人生ではありません。どの活動が自分にとってキャリアビジョンに設定がふさわしいか、ライフ全体で考えましょう。

3.自分主体で考える
次に基本は、自分主体で考えるというものです。他人の意見に従う必要はありあません。会社では、上司が「将来、経営幹部になってくれよ」といっても、それをキャリアビジョンにするかは、貴方が決める事です。自分は、どうありたいかで考えましょう。

4.専門家と考える
次に、3と矛盾するかもしれませんが、専門家と考えるという事です。専門家は、国家資格キャリアコンサルタントや、コーチ資格者などを指します。このような専門家は、決して自分の考えを強要しません。

クライアントファーストで相談に乗ってくれます。重要なのは、このような専門家は、相談者の深い思いや真の価値観を引き出す力に長けています。もし、機会があれば、是非コンサルティングを受けてみると良いでしょう。

5.期日(10年後)を置く
期日は置いた方が良い
でしょう。お勧めなのは10年後です。遠くもなく、近くもない。例えば、貴方が50歳だったら、60歳の時のキャリアビジョンです。この年齢で、こうなっていたいというのがキャリアビジョンです。

6.具体的なシーンを思い浮かべる
最後に具体的なシーンを思い浮かべましょう。可能なら、写真のスナップショットのように貴方が一番満足、生きがいを感じている絵を準備できると良いでしょう。例えば、大勢の部下に慕われて退職する姿でもいいでしょう。或いは、自分で立ち上げた会社のメンバーと、「パチリ」と取った写真の絵でもいいでしょう。具体的なビジョン(絵)にすることが大事です。

キャリア自律の時代から、キャリアビジョンの時代へ

時代は、キャリア自律から、キャリアビジョンへ変化していっています。キャリア自律も大事ですが、「それはわかるけど、どうやるの?」のHowが語られてませんでした。キャリア自律研修ではなく、キャリアビジョン研修を優先すべきという風潮も生まれているのです。

キャリアビジョンの設定は、そのHowの大きなキーとなる試みです。ぜひ、今、考えてみてはどうでしょうか?

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