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暦の上での秋とはいつからいつまで?10月にふさわしい時候のあいさつ

秋真っ盛り。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋といろいろな秋をそれぞれに楽しんでいると思います。

そんな秋ですが、暦の上での秋は、いつからいつまでを指すかご存知ですか?

暦の上での秋は、立秋から立冬の前日までを指します。
2021年の立秋は8月7日、立冬は11月7日ですから、今年は8月7日から11月6日が暦上での秋となります。

それを「初秋、仲秋、晩秋」と3つに分けます。
今年については、以下の通りです。

「初秋」 8月7日~9月6日
「仲秋」 9月7日~10月6日
「晩秋」 10月7日~11月6日

8月に初秋と言われても、まだまだ残暑が厳しく秋というイメージではありませんが、8月7日からもう秋なのです。

そんな秋の時候の挨拶についての問題です。
10月にふさわしい時候の挨拶は、どれが正しいかおわかりですか?
「初秋の候」
「清秋の候」
「秋晴の候」

今年はまだまだ、日中の気温が高く、先日は青森でも真夏日を記録して、まだまだ晩夏のイメージすらしますが、暦の上ではすでに「初秋」も終わり、「仲秋」なのです。

ということで、「初秋の候」というのは、10月にはもうふさわしい時候のあいさつではありません。

10月にふさわしい時候の挨拶は「清秋の候」「秋晴の候」となります。
10月いっぱいはこのあいさつを使えますが、メールを送る場合に注意すべきことは、雨の日に使ってはいけませんので覚えておくといいですよ。



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