高卒一年目には期待し過ぎてはいけない

この記事を書くきっかけとなった選手については僕のツイッターのフォロワーさんなら多分分かるでしょう
カープの中村奨成選手です
中村奨成は捕手ながら甲子園で至上最多の六本のホームランを放つなど大会記録を様々な更新した打撃、圧倒的な肩の強さを備えた守備や足の速さを評価されて中日との競合の末カープにドラフト一位で入団されました

しかし、中村の一年目は一軍出場なし
二軍では83試合に出場し打率. 201出塁率.299長打率.257OPS.556ホームラン 四本と二軍でも苦戦しました
その原因として周囲からの、プレッシャーは間違えなくあると思います(特に中村の場合は一つ上に高卒一年目から並外れた結果を残した坂倉がいますから)
現に早い時期から二軍成績を取り上げて中村は外れだと述べる主張が多かったです

今回はこういったことを踏まえて高卒一年目の選手が上位指名でもなかなか二軍で結果を残せない理由を考えようと思います

理由として今回取り上げたいのは日本の二軍はレベルが高すぎるということです

一部のチームを除けば多くのチームはファーム組織は唯を二軍しかもちません(カープの三軍は性質が違いすぎるため対象外)
そのため高卒新人は一二軍当落線上、大社卒の新人、その他何年目かの選手らの中に入れられることになります
高卒の上位の選手といっても彼らとの差はよほど突出していない限り雲泥の差でしょう
そのためそもそも二軍は高卒新人にはレベルが高すぎることがあげられます

成長のためには挫折の成功の割合が重要だと言われますが現在の二軍では高卒新人は挫折の割合が圧倒的に多く個人的にはこれが育成の弊害になってる部分はあるのかなと思います(高卒で上位指名されるような選手は基本的に野球エリートですから失敗の体験がすくない)
そのため個人的には全球団三軍制を採用してそこで二軍みたいに公式戦を行って欲しいですね

今述べたように二軍は高卒新人にとっては上位指名された有望な選手とはいえレベルが高すぎます
そのため一年目に結果を出せなくてもそこまで問題視する必要もないかなと思いますし結果が出てないからといって叩くのは下手に焦らせることにも繋がりますし良くないかなと思います
高卒新人には一年目からは期待しすぎないこれこそが今回述べたかったことです
カープには今年は小園選手が入団します
複数球団競合の選手で期待は大きいのでありますが以上のことを踏まえておおらかな目でファンとしては成長を見守りたいですね

ご覧いただきありがとうございました

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