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回廊とデコイを観た話

お疲れ様です野犬です。


先日、回廊とデコイと言う映画の監督と出演者のご挨拶会があり、行ってきました。


監督は、もう表舞台から姿を消した、
でも実は出たがりの、
背の高いインテリの、
パントマイムと手品がお上手で、
言葉遊びがお得意な、
私の推し、こと小林賢太郎氏です。


当たるかな〜と軽い気持ちで申込したらまさかの当選で、
銀杏BOYZのライブと重なってしまったんですが、
この先峯田くんは観る機会ありそうだけど小林賢太郎氏は仲々ないだろ(だってパフォーマーの肩書き外してるし)、と言う訳で銀杏はTwitterでチケットをお譲りして行きました。


小林賢太郎氏、もう本当にずっと推してて(軽く20年は経ってる事に気付いて震えてる)、
だけど彼のやる公演は全然チケット取れないし、
そもそも今公演ないし、
生で観たのはトライアンフとポツネンだけ。
だけど、本当にずっと推してて。


気持ち悪いオタクなんですけども。


池袋の挨拶に行ってきました〜。



神の様な良席

パンフレットを購入し、特典を頂戴し、
席に着く。何と前から3列目。
この距離で小林賢太郎氏観て私生きて帰って来られる…?
池袋って全然好きになれんし好きになる気も無いんですけど、映画館の中だけ下北だった、客層。

入場したら最前は潰してて実質2列目でした。
あれ、今日って私の命日…?


先ず、映画を観る前に監督と出演者のご挨拶。
小林賢太郎氏の発言を残しておきます。
「え〜、今日は倍率が9倍との事で、選りすぐりの豊島区民が集まってるんですね〜」
すみません豊島区民じゃないです…。
「全国からいらしてる方とかもいるのかな?」
すみません隣の県から来ました…。
「1時間半の映画を観て頂いて、その後裏話と言うか、こう言う事があったんだよ的な話をしたいと思います」
ありがとうございます〜!!!
「何回か観る様な映画でも無いんですけど、いや有り難いんですよ!?でもそう言うんじゃないかと…」
そんな事言わないで〜!!!



で、映画を観る。
何処からどう見ても小林賢太郎氏のお仕事だって分かる様な映画でした。


短編映画とコント公演を繋げて作った映画です。
気持ち悪かったり怖かったり、だけど滅茶苦茶面白かったです。


映画が終わり、アフタートーク。
ここも小林賢太郎氏の発言を中心に残しておきます。
「(入場しながら)はいどうも〜」(久ヶ沢徹さんにあなたそんな事言う人でしたっけ?って言われてた)
「本当に有り難い事に公開期間が伸びまして、でも僕はどう考えても審査員特別賞を貰う人間なんです、最優秀賞なんか貰っちゃいけない、金色の獅子なんか駄目なんですよ」
「映画館で映画を観て、その後飲みに行って酔いが回って来ると俺だったらオチはこうするのにな〜って考えるのが楽しい、映画館は席まで全部決まってる」
「うわっすげぇオペラグラスでも目が合う!」
「一応僕美大卒の端くれですけど、コンテンポラリーアートって何でもやってもいい訳じゃない」
「(オリンピックの開会式に出て貰った2人が出演してたのを受けて)そうなんだよあれ俺一生懸命作って前日に降ろされたんだよ〜、まぁこれで一生飲むつもりなんですけど、何であれ俺に頼むかねぇ…困ってるって言うからじゃあって受けたのに、俺なんかに頼んじゃ駄目なんだよ〜」
「オリンピックが無きゃもうちょっと長い映画とかも撮れたのにさぁ」
「概念としてのシルク・ドゥ・ソレイユ」
「(今後の予定は?と聞かれ)家の猫が体調が悪いので動物病院に行きたいです」
「(久ヶ沢徹さんに)プロテインはいつ飲むのが良いんですか?寝る前に飲むってのも聞きますよね〜」(寝る2時間前位に飲むと良いんだよって言われてました)


などと仰ってました。


最後劇場から出て行く時、
滅茶苦茶な笑顔で手を振って下さって、
本当生きててくれて、こんな素晴らしい映画を作って下さって、それをお披露目して下さってありがとうと思いました。


推しに会うとまじで「同じ時代に同じ言葉を使う国に生まれてくれてありがとう、あなたが作った世界を楽しめる人間にしてくれてありがとう」と思っちゃうの何なんでしょうね。


白髪も、ちょっとぽっちゃりしたお体も、ごつめのセルフレームも、足元のニューバランスも、全てが小林賢太郎氏でした。
ラブでしか無いです。


久ヶ沢徹さんが「納得〜」ってIKKOさんみたく言ってたの可愛かった。



と言う訳で、
推しは推せるうちに推そうぜ〜!!!まじで!!!!!

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