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大学日本代表松山合宿に行った!

こんにちは、カープ珈琲店です。
この間視察に行った大学日本代表"松山合宿"で見た選手のことについて書いてみました。

*読む前の注意
個人的な解釈や表現が含まれており、一部の方を不快にさせてしまうものがございます。
誤字脱字や意味のわからない日本語表現がございます。ご注意ください。



・青山学院大学 西川史礁外野手

右の強打者タイプ

青山学院大学 西川史礁外野手


力強くて綺麗なスイングが特徴的
体勢を崩されても、そのスイングで流れるように球を捉えて、逆方向に鋭い打球を飛ばしていました。
スイング姿を見ていると淡麗かつ剛性があってスラッガーとして魅力的でした。


・明治大学 宗山塁内野手

センスが光るプロ注目の遊撃手

明治大学 宗山塁内野手


軽快かつ丁寧な動きで打球を処理していました。見ていると、捕球してから投げる一連の動作が華麗でした。一塁への送球もなかなか正確。一塁手の構えたところにピッタリという感じですね。
当日はノーヒットでしたが、巧みなバットコントロールで球を捉えて鋭いライナー性の球を外野までに運んでいました。打撃もセンスがあり大変魅力的です。


・明治大学 浅利太門投手

右のパワータイプ

明治大学 浅利太門投手


制球にバラツキがあったものの、MAX149km 145km前後の力強い直球と打者の内側に鋭く食い込むカットボールが印象的だった。意外と変化球でも空振りが取れるだなと思いました。でも投球の組み立てが単調な点があります。来年春までにこの点を改善してくるかが見どころですかね。どちらか素材寄り投手だと思います。


・関西大学 金丸夢斗投手

本格派左腕

関西大学 金丸夢斗投手


MAX152のキレと勢いのある直球とスプリットカーブ等変化球を投げていた。150キロを複数回記録
12月の気温がまだ上がらぬ朝に150キロを連発したことに驚きましたね。守備の乱れ等で失点してしまいましたが、上質の直球を投げていました。直球はスピンがかなり効いており、鋭利なものでした。トラックマンだと回転数はどのような値を示したのだろうか?
スプリットやカーブにスライダー等の変化球も特級品。スプリットは打者の手元でスッと消えるように落ちており、素晴らしかったですね。
いませんね。




・中部大学 清水智裕捕手

強肩強打の捕手


力強く振り抜き、外野奥深くまでに球を飛ばしていました。打球の滞空時間が長いところを見ると、球を飛ばす力は非凡なものがあります。力強い打撃は魅力的でした。
盗塁は阻止できなかったが、強烈な送球を見せていていました。送球も下がりがちなところはありましたが、強い送球を見せていました。
来た球をしっかりストライクに取っていましたし、キャッチングも悪くなかったですね。守備も安定感があるように見えました。

中部大学 清水智裕捕手


・大阪商業大学 渡部聖弥外野手

強打の右打ち外野手 守備位置:中堅

大阪商業大学 渡部聖弥外野手


力強くかつ迅速に球を捉えて、鋭い打球を外野に運んでいた。打球に角度があまりないですが非常に速かったです。そこは相変わらず。ただ遠くに飛ばせそうとして、力んで飛ばなかった点が心配です。
守備に関していうと、足があまり速くないので打球の速さによって対応にムラが出てきますが、無難に守っていました。

去年から定期的に見ていて思うこととしては打撃を見ているとスラッガーというより打率を残せる中距離タイプというイメージが持っております。*あくまで個人的な感想です


・国際武道大学 山口塁投手

豪速球を操る2年生右腕

国際武道大学 山口塁投手


MAX150の直球は出力も高くかなりパワフル。
スライダーやカーブ、スプリット等の変化球を投げていた。特にスプリットは打者の前でベコんと大きく落ちるものになっており、驚きました。特に宗山選手に投じた時に衝撃的でした。


・仙台大学 佐藤幻瑛投手

本格派の1年生右腕

仙台大学 佐藤幻瑛投手


ゆったりとしたフォームからMAX153 キレのある直球とカットボール・スライダー等の変化球を投げていました。フォームを見ていると腕の振りがしなやかで美しかったです。
「1年生か?」というキレのある速球を投げていましたね。あれには驚きました。
特に強打者の西川選手から三振を奪ったところは素晴らしかったですね。今後が楽しみ


・法政大学 篠木健太郎投手

豪速球が武器の本格派右腕

法政大学 篠木健太郎


スリークォーター気味のフォームから投じるMAX 151キロの力強い直球で勝負していました。フォームが球出処がわかりにくいものとなっております。そのフォームからいきなり145〜151キロの直球を投げてきます。見ている側も驚きものです。
ただ球がばらついてコントロールに不安が・・・

・横浜国立大学 藤澤涼介外野手

右打ちの大型外野手

横浜国立大学 藤澤涼介外野手


恵まれた体格から繰り出すスイングで球を捉え、外野に強烈な打球を打ち込んでいました。体格は細身に見ますが、力強く振ることができます。球を遠くに飛ばす力は想像以上にあると思われます。走塁時の脚はかなり速い分類です。見ていると、今年のドラフトで指名された山梨学院大学の宮崎選手に近いものを感じます。
国立大学にこの選手がいるのかと思いました。松山で驚かされた選手の一つですね。


・青山学院大学 佐々木泰内野手

強打の内野手 守備位置:三塁

青山学院大学 佐々木泰内野手

力強いスイングで強く捉えて、外野に強烈な球を弾き返していました。打ち損じても球は遠く飛ばしていました。パワーはかなりあると思います。
脚も速くて走塁の意識も高いそうでした。相手守備に隙があったら、一瞬で次の塁を攻め落としていました。あれには驚きました。走塁は積極的な方だと思います。
三塁守備はライン際の鋭い打球に積極的に食らいついていた印象です。球を落としても冷静に対処していたと思います。積極的な守備を見せていたと思います。


・創価大学 立石正広内野手

強打の2年生内野手 守備位置:三塁

創価大学 立石正広内野手


屈強な繰り出す力強いスイングが印象的
このスイングで強烈な打球を外野に飛ばしていました。パンチ力に関していうと、今回のメンバーの中でトップクラス。守備走塁を見ていると、足も案外速かったです。
機敏な動きで三塁を守っており、強い送球を見せていました。
なかなか楽しみ野手です。


・環太平洋大学 徳山一翔投手

本格派左腕

環太平洋大学 徳山一翔投手



MAX149kmの伸びのある直球とカーブチェンジアップ等の変化球を投じていました。球速は145前後で出ており、伸びやキレも悪くなかったです。味方の守備の影響で2失点を喫してしまいましたが、緩急を使った投球ができていたと思います。


・青山学院大学 渡部海捕手

1年生の強肩強打捕手

青山学院大学 渡部海捕手

力強い打撃と肩の強さ、安定した守備が特徴的でした。
豪速球を投げてくる投手の中でも力強く振り抜き安打を放っていました。好投手がいる中で自分のスイングをできる強心臓なところに驚きました。
肩も強く安定した送球を見せていました。落ち着いた姿勢で投手をリードしていた印象ですね。

・富士大学 佐藤柳之介投手

本格派左腕

佐藤柳之介投手



独特な投球フォームが特徴的 テークバックが小さく球の出処がわかりにくいフォームですかね。
そのフォームからMAX148 キレのある直球と大きく変化するスライダーを投じていた。特に直球が打者の内側にドンと攻めていけるのが素晴らしかったです。
登板直後つまづいた点はありますが、そこから一気に4奪三振を記録しました。


・日本体育大学 寺西成騎投手

本格派右腕

日本体育大学 寺西成騎投手



MAX151kmの伸びのある直球にスプリットやカーブ等の変化球を織り交ぜながら打者を仕留めていました。
直球は綺麗かつ力強く伸びていた印象で勢いよくミットに入っていました。
直球だけではなく変化球でカウントを整えたり、打者を攻め落とすことができていました。変化球も十分使える投手だと思います。


・高知工科大学 天野幹太郎内野手

広陵出身の巧打内野手 守備位置:二塁

高知工科大学 天野幹太郎内野手


巧みなバットコントロールで左右に打ち返していた。なんというか球を柔らかくとらえて打ち返していた印象ですね。
守備に関していうと動きが特段速いというわけではないですが、打球の前に素早く現れて捌いていた印象ですね。ポジションが上手いと思います。


・愛知工業大学 中村優斗投手

本格派右腕

愛知工業大学 中村優斗投手


MAX157 km伸びのある直球と130km台で鋭く変化するスライダーで打者を仕留めていていた。直球は150越えを複数回記録していました。キュと力が凝縮されたかのような球を投げていました。凄みのある直球
変化球は130キロ台で蛇のようにグニャと曲がていました。あれには驚きました。


・九州共立大学 笹原愛斗捕手

攻守バランス型の捕手

九州共立大学 笹原愛斗捕手


肩が強い上送球が安定している印象で、去年九州大学選手権で見た時よりもレベルアップしている印象だった。特に無駄な動きが少なくなり、送球が鋭くなっていた印象ですね。紅白戦全試合で唯一二盗阻止に成功しました(たぶん)
ゾーン際の球をストライクでキッチリと捕ってあげていましたので、キャッチングも良いと思います。何より守備時の振る舞いに落ち着きがあって素晴らしいと思います。
打撃はシュア寄り


・東海大学静岡キャンパス 宮原駿介投手


東海大学静岡キャンパス 宮原駿介投手

出てきた投手の中では一見小柄に見えましたが、伸びがある直球を投げていました。MAX147
カットボールのような横に鋭く変化する球も投げていた。
打ち込まれてしまいましたが、他の左腕と見劣りしない伸びのある直球を投げていました。静岡にこんな左腕がいるだなと驚きました。


・國學院大学 坂口翔颯投手


國學院大学 坂口翔颯投手


MAX148の直球とスライダーカーブ等の変化球を巧みに操り、打者を抑えていました。特に110キロ台で大きく変化するカーブが印象的でした。
直球でも変化球でもストライクが取れるタイプという印象でした。登板直後はコントロールに苦しみましたが、徐々に修正していたところを見ると、クレバーな投手だなと思います。


・九州共立大学 稲川竜汰投手

2年生の本格派右腕

九州共立大学 稲川竜汰投手


綺麗なフォームからMAX 152kmの伸びのある直球とスライダー・スラーブ・カーブ等の変化球を投じていました。直球も変化球も器用に使って巧みに投球が組み立てられる投手ですね。完成度は高めです。
去年九州大学野球選手権見た時と比べて、フォームが洗練されて美しさが増していました。何よりマウンドでの落ち着きがあって素晴らしかったです。第二の大瀬良大地って感じですね


・九州産業大学 浦田俊輔内野手

俊足好守の遊撃手

九州産業大学 浦田俊輔内野手

まるで流れるような打球を捌いて、素早く一塁に投げていたのが印象的でした。ハンドリングにスピード感があって上手いですね。
あとはムードメーカーとしてチームを鼓舞していたのが印象的でした。


・慶応義塾大学 水鳥遥貴内野手


大型遊撃手

慶応義塾大学 水鳥遥貴内野手



身長184cmと内野手としては大柄ではありますが、俊敏に動いて打球を処理していました。グラブへの納まりが悪い点は少しありますが、スムーズな守備を見せていたと思います。


・大阪経済大学 柴﨑聖人外野手

走攻守三拍子系の外野手

シャープなスイングが特徴的
そのスイングで素早く振り抜き、外野に鋭い打球を放っていたのが印象的。バットコントロールも良くて打撃センスはずば抜けていると思われます。
守備は中堅手。脚も速くて素早く落下位置に入っていました。肩も悪くないですし良い中堅手だと思います。


・國學院大学 土山翔生内野手

巧打堅守の内野手 守備位置:二塁

國學院大学 土山翔生内野手

俊敏で無駄が少ない動作で打球を速やかに捌いていたのが印象的でした。守備は派手さはないですが、堅実で上手いと思います。
若干非力感がありますが、巧みなバットコントロールで日体大寺西投手の球を打ち返していました。前評判で聞いていた打撃はそこまで悪い印象はないです。打撃がもっと成長すれば、もっと騒がれてもおかしくない選手だと思います。

・近畿大学 勝田成内野手

スピード感のある内野手 守備位置:二塁

近畿大学 勝田成内野手



身長163cmと小柄ではありますが、俊足を活かしたスピード感のある守備が魅力的。素早く打球に現れるところを見ると忍者のように見えます。
出塁すれば果敢に次の塁を攻める姿勢も良いと思います。

・仙台大学 平野裕亮外野手

走攻守三拍子系の中堅手

巧みなバットコントロールで球を捉えて、広角に打ち分けていた印象です。
守備や走塁時を見ていると、脚はかなり速いように見えた。持ち味の俊足をセンター前に落ちそうな打球を捕った場面は素晴らしかったです。



最後に
今回の松山合宿は去年と比べて下級生が多かったです。下級生のレベルの高さに驚きました。
それに負けじと来年のドラフト候補も素晴らしかったですね。特に視察活動で見に行けない愛知工業大学の中村を見れて嬉しかったですね。
そして、この松山合宿に参加した選手が来年の大学野球界そしてドラフト市場を賑わせてくれるのを楽しみにしております。

ご覧いただきありがとうございました。
                カープ珈琲店

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