子どもも大人もペットを飼うとよいこといっぱい
週末はお元気にお過ごしでしたか?
※IMOイモコプレセミナーもいよいよ今週金曜日です。お申込みお忘れなきようお急ぎ下さい。
拙宅ではペットを巡るひと騒動がありました。
ソファにいた文鳥のピーちゃんを知らずに夫がお尻で乗ったんです。
まーじーかー。
慌てて、子どもと夫に司令を出し、動物病院に行かせました。
なんせ、昨年の4月から飼育を始めた我が家の小鳥はピーちゃんで3代目。
長子は以前から「キバタン」を飼いたくてたまらない人でした。
キバタンって、オウムとヨウムのハイブリッド上位種のような存在で、お値段なんと30万円。
オウム類はだいたいそんなお値段の相場で、普通のペットショップでは売っていません。
さすがにオウムは飼えない(買えないわ)と長子に伝えたら、ホワイトボードに描いてアピる作戦に出てきました。
キバタンは飼えないけど、他の小鳥ならよいことを伝えてその場はおさまりました。
そして、いよいよ自粛中に、ペットが欲しくなった子どもにせがまれて、セキセイインコのヒナを2羽、ペットショップから連れ帰ったのが我が家のペットストーリーの始まり。
そしてその2週間後、第1の悲劇が起こりました。
ヒナ鳥をそおっと包んであげる手の加減がまだわからない未就学児の未子。
わたしたち年長者がすり餌をあげた後に、やっと抱っこさせてもらったヒナ鳥を未子は嬉しくてぎゅっと持ってしまった。
「うふふ。かわいい」
なんて、未子がしばらく抱っこしてましたが、わたしたちが気づいた時には、ヒナ鳥のきいろちゃん(黄色いセキセイインコ)はすでに虫の息。
温かかった体がみるみる冷たくなって、瞼も閉じてゆく。
必死に体をさすって温めましたが、ぐったりしてだんだん瞼も開かなくなり、息もしなくなり、冷たくなりました。
未子にとっても、わたしたち家族にとっても初めてのペットの死。
メダカは飼っていたけど、名前を呼んだら来るような家族に近い存在ではなかった。
初めてペットとして、きいろちゃんと情を交わしたのです。
さすがに未子も気落ちしてしまって、しばらく静かでした。
2羽のうち1羽残ったあおちゃん(青いセキセイインコ)は、無事に夏を越し、冬を越し、2回目の自粛期間を迎えました。
その間も、あおちゃんの食欲が失せ、元気を失った危機があり、動物病院に駆け込んだこともありました。
その時は、栄養の注射と薬剤をもらい、食欲が戻らなかったら、翌日も来てと言われて帰宅。
マリアヒーリンググリッドを配置して、ヒーリングし、翌日の夕方には、元気復活した経験があります。
そして、2度目の自粛機関は、それほど一般には外食控えが増えなかったように、わたしたち一家も気がゆるんでいました。
ベランダのドアが空いたままになっているのを知らず、夫がドアを開けて、廊下に歩いたその瞬間、さぁっと隙間を飛び出したあおちゃん。
あおちゃんは、すっーと夫の肩をすり抜け、ベランダで洗濯を干しているわたしの脇を飛んで、あっという間に外へ羽ばたいた。
ツバメのように低いとこから一気に空に上昇して、3秒後には見えなくなっていました。
「あおちゃん」
名前を呼んでも、もうどこにもいません。
その日は、方々を探しましたが、見つかりませんでした。
その日、子どもが自主的に原因究明を考えたホワイトボードがありました。
へぇ。あおって「青」じゃなくて「愛小」なんだ。
夫とへんなところで子どものセンスに感心してみたり。
それから、2ヶ月たち、ペットのいない生活に耐えられなくなった子どもは、3代目の小鳥を飼う事にしたのです。
それが文鳥のピーちゃん。
このように、小鳥と我が家の子どもたちには、並々ならぬ情愛ストーリーがあるのですから、尻で引いた夫には、すぐさま、動物病院へ連れてゆく役目があるのです。
子どもたちは心配そうに一緒についてゆきました。
動物病院ドクターから
「こんなに元気なら内臓も心配なし」
と言われ、今回は薬も注射もなく、帰ってきました。
ですが、こころなしか元気が薄いかんじがします。
マリアグリッドを鳥かご前に置いてヒーリングし、その間、非情なわれわれは、プラネタリウムとお寿司屋にGO。
プラネタリウムでは、GOさんのノリノリな曲も飛び出す星兄さんの解説に笑うなど、ピーちゃんのことを忘れている我々一家。
我々がプラネタリウムから帰宅した夕方には、ピーちゃんは、いつも通り元気に餌を食べて飛び回って回復していて、ホッとしました。
もちろん、大丈夫とわかっていたから、外出していたのですが。
小鳥を飼う人は将来の生活への不安が少ない
猫やワンちゃんと違って小さな鳥(フィンチ)でも、ペットはペット。
かけがえのない存在で家族です。
(でもプラネタリウム行くか?)
猫には猫の、犬には犬の、犬と猫で違う飼い主への心理作用があるんですが、小鳥にもちゃあんと飼い主への心理的効果があるんです。
それは小鳥を飼っている人は将来への不安が少ないこと。
1975年のイギリスの古い研究なのですが、
高齢者を鉢植えの栽培をする群と小鳥の飼育をする群に分けて5ヶ月経過したところ
小鳥を飼った群の方が将来の生活への不安が少なかったのです。
ペットを飼うことは癒し効果があることはよく知られています。
さらに、ペットを飼っている家庭の子どもは
👦自尊心(自己肯定感)
👦共感性(思いやり)
👦自制心(自己コントロール)
👦自主性(自分でやる)
これからが飼っていない家庭の子どもよりも高い。
誰かのお世話をすることは心理学の用語で「愛他精神」といい、愛他的な行動ができるって
高度な心の発達なんです。
お子さんがペットのお世話を積極的になさっていたら、たくさんほめてあげてください。
子育ても同じです。
子育てって高度な心の成長を子どもも親もお互いにしているんですよ。
だから、「育児は育自」と言われ、キツイけれども、回り回って自分を育てます。
自分以外の他の誰かをお世話するってヒトの究極の行動。
人は、すごく高尚なことをして自分と相手を高めて高めあってるんですね。
論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。