2022 ベストホットスプリング5選
流行り病に罹患して暇なので、今年の振り返りということで…
第5位 燕温泉(新潟県 妙高市)
「ホテル岩戸屋」に宿泊。スキーシーズン直前の中途半端な時期に加え日曜夜だったこともあり、まさかの貸切。お湯はぬめりが強く、かすかに硫黄臭のある硫酸塩泉。特徴は大量かつ巨大な白い湯の花。夜中入ったらガスが止められていてシャワーが使えず、身体中湯の花だらけで出る羽目になった。
第4位 吹上温泉(鹿児島県 日置市)
「新湯温泉旅館」に宿泊。実は日帰りで訪れたことがあり、気に入りすぎて宿泊で再訪。女将さんにその話をしたところいたく気に入られ、「塩素の匂いがするとダメ」「まず循環機構があるかチェックしてしまう」などと盛り上がる。お湯は美しいエメラルドグリーンの単純硫黄泉。むせ返るほどのオイル臭が最高。
第3位 野沢温泉(長野県 野沢温泉村)
着くのが遅すぎて宿の温泉には入れなかったが、全く問題なし。野沢温泉といえば外湯。全部は廻りきれなかったが、行けた中で一番よかったのが温泉街の上の方にある「真湯」。真っ白な硫黄泉に黒い湯の花が浮かぶさまはインパクト絶大。他の多くの外湯がそうであるように湯温はかなり熱めだが、水を浴びて身を沈めればそこは極楽。
第2位 雌阿寒温泉(北海道 足寄町)
一軒宿の「野中温泉」に宿泊。硫黄オタクによくおすすめされていることもあり、どうしても一度来ておきたかった硫酸塩泉。掛け流し量、硫化水素臭、ともに半端じゃなかった。露天風呂の開放感もすばらしい。車より鹿の方が多い山道を泣きながら運転しただけの甲斐はあった。
第1位 下風呂温泉(青森県 風間浦村)
「まるほん旅館」に宿泊。泥湯→水沢→乳頭→玉川→酸ヶ湯→三内→恐山と陸奥の名湯を巡り、ハードルが上がりまくった中での訪問だったが、この度の中で最も強く印象に残ることになった。新しい共同浴場「海峡の湯」は2種類の泉質(どちらも良質の硫黄泉)が掛け流しで楽しめる上にサウナまであり、それら全てから太平洋を望む絶景まで楽しめる。最強の共同浴場と言っていいのではないだろうか。絶対にまた行きたい。
今年東北の行きたかった温泉を回収しまくって、「ここは行かないとなあ」と思うところもだいぶ少なくなってきた。来年は今まで行ってよかったところに再訪して、別のところに泊まったり日帰り入浴を利用したりもしたい。上記の雌阿寒や下風呂といい、印象に残っているところはとんでもない立地ばかりだけど…
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