MusicBrainz の重要さ

前々から MusicBrainz (以下MUBZ) の事は認識していて、データキューレーションの資料の一つとして使っていましたが、現在はデータを入力する立場としてMUBZを頻繁に使用しています。

カリフォルニアのノンプロフィットとして運営されているMUBZですが、音楽データのウィキペディア、映画データのIMDbのような信頼されたデータベースの一つになっています。ウィキやIMDbのようにユーザー入力型ですが、他のユーザーからのVoteにより正確性もキープしているようです。

また今回知ったのはMUBZを登録すると自動的にISNIのIDも得られるという事。これに関しては今後作業を通して紹介したいと思います。

細かなデータを自身で入力・更新でき、また楽曲に関わったミュージシャンやエンジニア・レコーディング場所等の情報とリンクすることで、どのような経路からでも発掘してもらえ皆が win win となるMUBZですが、個人的にはもう少しユーザーフレンドリーだったらなぁと。元々見にくい・わかりにくいというのがありましたが、入力して特に操作しにくいのが気になります。改善に期待です。

しかし多言語のデータに関しては色々と精通していて、日本語データに関するガイドラインも入力する立場からはありがたいと思います。(実際に適用するかはキューレーターによりますが...。)alias (AKA) として多言語の表記を入れられるのはいいのですが、気になっていた点として日本語のデータがそのまま日本語で表示されいてもユーザーは認知できないと思うので、せっかく(もし)AKAが登録されているなら、それが先に表示されればと思うのですが実際は英語表記がされていないのが多いんでしょうね。ミススペルも含めた alias を入れていく作業はかなり大変だと思います。でも自分がやりたいのはこの辺なんだろうなと思いました。

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