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ケア衣料をリハビリテーション看護学会で発表したぞ 研究内容その①

ごきげんさまです。

ヘルスデザイナーの坪田です。

前回のnoteで宣言した通りに、リハビリテーション看護学会で発表した研究に関して紹介します。

ただ原文は、坪田のブログにも掲載されてありますし

リハビリテーション学会の抄録にも掲載されています。(51ページ目です。)

なので、原文を紹介しても脳が無いので、抄録であるために紹介することが出来なかったグラフを用いて紹介させて頂きますね。

ちなみに、タイトルはリハビリ専用シャツに看護師が期待する効果に関して
ー開発に向けた調査ー
です。

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まずは分かり切ったことですが、どれぐらい不自由なのかを調査して調べました。腕骨折や片麻痺だと「とても不自由」が多いのは、分かり切っていましたが、「石灰沈着性腱板炎」とか「肩関節周囲炎」など不自由度合いが高いことが分かりました。なんとなく分かるものを数値化することで、ケア衣料をどのようなユーザーが求めているかが分かってきます。ちょっとした不便も毎日のように続くと慣れてきますが、億劫になってきます。そして、自己認識しない間に、外出控えをしてしまう等の行動に表れてきます。今回の研究では、自己認識の数値化で、行動変化は取り上げていないですが、そのようなことが見えてきました。ケア衣料をたくさん使って、ユーザーヒアリングで行動の変化の研究は、いつかしたいです。どなたか研究費出してくれると嬉しいな

次に取り上げるのは、Tシャツを着るのに用いる時間に関して調べました。

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平均しちゃうと3分少しになりますが、大きく10分かかる人と15分かかる人がいることが分かります。そして、最も短い人でも3~5分の時間帯にいます。このブログを読み終えたらお風呂に入った後に是非とも体験してみて頂きたいのですが、Tシャツを着るのにかかる時間って1分もかからないです。不自由と言うのは簡単ですが、実際に数値に置き換えることで、どれぐらい面倒くさいかが分かります。15分着るのにかかる人なんて、パジャマに着替える・外出着に着替えるだけで1日30分使っちゃいますからね。1週間だと3時間以上、1ヶ月で15時間も洋服に時間を費やすことになるんです。

どう?ケア衣料の必要性分かってくるでしょ

呼吸するように書くのが大切ですからね

ちょっと長くなってきたので、二回に分けますね。この続きは後半で!

面白くなってきた人、調査研究に興味関心がある人は、いつでも坪田に声かけて下さい。

坪田は、面白くなってきたために、社会人大学院生になりたくなって、大学院博士課程を受験してしまいました。

4月から国際医療福祉大学保健医療学の博士課程に進学しますw

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