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【ケアラス相談員紹介】下田ひとみ

資格

介護支援専門員(ケアマネジャー)、子育て支援員

経歴

福祉用具専門員、住環境コーディネーターとして介護業界での仕事をスタートさせる。ターミナルケアに関わっていた中で、部分的ではなく、一人の方を支えていく相談援助がしたいと、ケアマネへ転向。

出産・子育てをする中で、豊中市へ。ケアマネの経験を活かしつつ福祉事務所等での勤務を経て、2014年にあたらすファミリーを立ち上げる。一貫して福祉現場で相談を聴き、困りごとを解決する仕事に従事してきた。

お客様へ

自分の想いを言葉にすることで、前へ進む力を。

あたらすファミリーの事業においても、ご支援をさせていただく時に心掛けているのは「私たちが「したい」支援」をするのではなく、「お客様が「してほしい」支援」をすることです。

話をただ聞いてほしい、困っている状態の方が、自分の想いを言葉にしていくこと、ご自身の想いを自分自身でも聴くことで、前に進んでいく力になると信じています

お客様が「ケアラスで相談してよかったな」「話をしてよかった」と思っていただける、そんなお手伝いができればいいと思っています。

インタビュー

ーなぜ、「あたらすファミリー」を立ち上げられたのでしょうか。

ケアマネとして高齢者の支援をしてきてたり、ご家族の話を聞いていく中で、ご家族が抱えている課題というのは多岐に渡ることを知り、介護保険制度だけでは解決できないことがたくさんあると言うことに気づきました。

一方で、自分自身も出産・子育てを経験し、1人で子育てしていくのは大変、助けてもらえないと無理だと感じてきました。実家が宮古島なので、実母に頼ることはできませんでしたが、義母が近くに住んでいるので、たくさん助けてもらいました。「誰もいなかったらどうなっていただろう…」と考えた時に、核家族化が進む状況の中で、困っている人がたくさんいるんじゃないかと思いました。

自分自身の立場(子育て)、ケアマネとして、支援者としての立場から、家族を支える人が足りていないと、家族の代わりに、家族を支えられるようにとあたらすファミリーを立ち上げました。

ー「あたらすファミリー」での家族サポートだけでなく、今回相談事業として「ケアラス」を立ち上げられたのはなぜなのでしょうか。

困りごとを解決する手段として、家事サポートや通院介助など色々行なってきた中で、「話を聴く」こと=相談がすごく大事だなぁと思ってきました。実際には話を聴くだけで、解決ができることがあったり。

「相談すること」がちゃんと決まっていないと、話せない、相談できない状況が多くあります。例えば、市役所にいくとしたら「この部署では、こういうこと」を相談してくださいとなるのですが、その「こういうこと」すらわからない状態の人は、どこに相談すればいいのでしょうか。

相談先のナビゲートにミスがあると課題解決には至りませんが、話すことで「自分の悩みが整理されて、相談先がわかる」ということは、かなり解決に近い状態になると思います。

でも実は、話を聴くという部分にはスキルが必要になります。想いも含めて、お話を聴けることが重要です。私たちの相談は、ちゃんと価値を提供できると考えて、「ケアラス」を立ち上げました。

聴くだけではなく、さらに繋ぎ先がないと「聞きっぱなし」になってしまいます。私たちはお聞きことに対して、お医者さんのように診断するということはできませんが、「相談先の処方箋」をお渡しして「一回相談してみてくれますか?」という形ができるといいなと思っています。

勘違いしてはいけないのが「私たちがいないといけない」という依存状態を作ってはいけないということです。課題を解決するのは最終的には「その人自身の力」だと思っています。

ケアラスで相談したい方

申し込みは、以下のフローに沿ってお願いします。
ぜひ、お気軽にお申し込みください。


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