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人をつなぎ、支える福祉、社会福祉法人 パーソナル・アシスタンスとも

誰もが、地域でその人らしく当たり前に生きられるよう、「ともに生きることができる地域づくり」の活動を続ける社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも。パーソナルケアセンターで障がいのある人たちなどへのケアを行う主任の中田遼太さんと、吉田綾子さんに仕事の醍醐味を伺いました。

中田 遼太さん/介護歴5年 千葉県浦安市出身。
小学生の頃から障がいをもつ子どもと一緒のクラスで育つ。大学卒業後、企業に就職するも実務者研修の資格を取り、現法人へ転職。勤続5年目にしてパーソナルケアセンターの主任を務めています。

育ってきた環境として法人の理念に共感

法人の理念は「誰もが心豊かに、安心して、その人らしく共に暮らせる地域社会の実現」です。通常学級で障がいのある子どもが学べる環境は、浦安で育った私には当たり前だったのですが、実は、それは「とも」の活動による成果でした。障がいを持つ人と一緒にいることや、差別のない気持ちは、ともの一貫した理念による活動があったからこそ。職業選択のときに、育ってきた環境とその理念がしっくりきて就職を決めました。

分け隔てのない関係性にこれだ!と実感

「とも」は24時間365日、その人に必要な支援をきめ細かに提供するのですが、印象に残っているのは、新人の頃、利用者さん3人の旅行を他の職員と一緒に介助したときのことです。通常なら旅行なんて考えられないと思うのですが、「とも」はそれが可能で、3人は心から楽しそうでした。健常者同様に当たり前に普通に暮らせる社会、「ともに生きる社会」とはどういうことかを体感した出来事です。

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通所先から次の移動先への行動援護。専門のトレーニングを受けたスタッフが付き添う。

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吉田 綾子さん/介護歴1年
2019年入職。障がいを身近なところに感じて育ち、気付けば福祉の世界を目指していたそう。大学では教育と福祉の進路に迷い、一度は特別支援学級の教員となるものの、自分の目指すものとは違うと感じて現在の仕事に。

ケアは一対一ですが周囲の支えが心強いです

パーソナルケアセンターは日時を問わず介助・介護が必要なすべての方のためにある部署です。私は重度障がいを持つ利用者さんを担当し、8人チームでケアにあたっていますが、法人も周りの人も本当に協力的。最初は先輩に同行して仕事を覚えていくため、緊張はしましたが大きな不安なく現場に入れました。

仕事を通じて、たくさんのものをもらっています

まだ1年目、しかも生活に密着した仕事なので大変なときもありますが、そのぶんやりがいもあって、利用者さんから感謝の言葉をもらうことは自分の励みになっています。
また、介護する人・される人の立場を超えた人対人の対等な関係に気付くことができました。介護の提供だけではなく、その人の笑顔が自分の救いになったりして、たくさんのものをいただいているんです。介護とは、相互関係のある、その人の尊厳そのものに関わっている仕事。自分にとっても意味のあることだと思っています。

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スタッフの手のひらに筆談ならぬ指談。重度障がいがあっても小学校で文字を学んだからこその技。

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絵を描くサポートをすることも。利用者の筆づかいを妨げないように支えるのがコツなのだそう。

訪問介護 パーソナルケアセンター

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JR新浦安駅から徒歩12分ほどのところに本部があり、パーソナルケアセンターや障害児通所支援事業所などを併設。本部を拠点に、ヘルパー派遣、相談支援など、多彩な活動を通じて地域福祉の向上に貢献。浦安市とも協働して事業を行っています。
千葉県浦安市今川1-14-52

「とも」のケアは基本的に同性介助

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体に触れる機会の多い身体介護は、利用者に合わせて同性の職員が担当。

多彩な研修制度でスタッフをバックアップ

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昨年度は700以上の研修を用意。理念から専門的な知識まで幅広く学びます。

代表西田 良枝さん

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誰もが「とも」に暮らせる社会を目指して支援

必要な支援をその都度具現化して今に至ります。理念を実践してくれる職員はかけがえのない同志です。

採用担当矢冨 恭子さん

ヘルパーとしての育成も福利厚生も手厚くしっかり

産業医面接、24時間ホットライン等のほか、3年度ごとの海外リフレッシュ制度や給与の上乗せ制度も。

社会福祉法人 パーソナル・アシスタンスとも

◉本社所在地:千葉県浦安市今川1-14-52
◉設立:2006年
◉施設数:13
◉従業員数:112名
◉事業内容:障がい種別、年齢問わない24時間365日の生活支援。
      ヘルパー派遣、相談支援、療育支援、
      余暇支援等の障害福祉サービス。カフェ&レストラン運営など

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