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語学留学までした私が「介護たのしい」になった理由。

医療法人社団 桐和会グループ 石田 侑さん 介護歴3年
外国語学部卒業。就職活動では語学を生かせる業界を希望していましたが、途中で考えが変わり介護の世界へ。友人に「介護の仕事って楽しいんだよ!」と話すほど、この仕事が面白いそうです。

介護業界を考えはじめたのは就職活動の途中から

この仕事に目が向いたきっかけは、就職活動で他業種をいろいろ受けているうちに“何か違うな”と思って……。もっと、人と深く関われる仕事をしたいと思ったんです。それで、以前から興味があった介護の世界へ。

内定者研修ではゲームを用いたプログラムで、介護のことなどをわかりやすく楽しく学べたのがよかったです。

小さな“嬉しい”が重なって日々の大きなやりがいに

仕事は大変な場面もありますが、入居者さんとの会話など楽しいこともたくさん。おむつゼロを目指して自立支援ケアに取り組んでいるため、機能訓練士や栄養士など多職種と協力して介護を進めるのは楽しく、体のしくみや栄養素のことなどもわかって勉強になります。また小さなことですが、食が進まない方に自分の声かけや介助で食べてもらえた、工夫したら水分をとってもらえた、といった出来事も嬉しくてやりがいになっています。

1ユニット4~6名でシフトを回しているのですが、職員はみんな明るく元気。隣接の系列病院に保育所があり、そこに子どもを預けて働く先輩もいます。残業はほとんどなく、休みも取りやすいと思います。

お花見春のお花見。川口さくらの杜の敷地内にはさまざまな種類の桜の木が植えられ、長期間、桜が楽しめます。

これまでの学びや経験が介護の仕事に役立った!

学生時代の専攻とは関係ない仕事ですが、EPA(経済連携協定)で働く外国の方々との会話では英語が役立ちました。吹奏楽でやっていたクラリネットを演奏して、入居者さんに喜んでもらえたのも嬉しかったです。

語学留学までしただけに、最初は就職に猛反対の家族でしたが、働く私の姿を見て、今では「頑張っているね」と(笑)。この仕事は人のお役に立てて、自分の勉強にもなって本当に楽しいので、若い人たちに「介護の仕事を一度は経験してみて!」と伝えたいです。

画像2吹き抜けのある広い玄関ホール。季節行事の飾り付けが来所者を温かく出迎えます。

研修や勉強会で介護スキルを向上

感染症対策勉強会

新卒者への充実した育成制度をはじめ、感染症対策などの勉強会、初任者研修や実務者研修の資格取得に向けた研修支援があり、川口さくらの杜の介護福祉士率は69%。tums研究大会も法人内で開催し、業務の検証・向上に努めています。

川口さくらの杜

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何種類もの桜の木が四季を彩る特別養護老人ホームは、一人ひとりの個性と生活リズムを尊重した個別ケアがコンセプト。隣接する認知症専門の系列病院と連携しながら手厚いケアを提供しています。
埼玉県川口市神戸539-5

人材開発室マネージャー 松本 光申さん

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人を助けたい思いがあれば介護に不向きな人はいない

当法人の理念は『人を助ける人生を選んだ』。この仕事は相手のことを思って力を尽くそうとする覚悟が大事。介護業界が初めてでも、新卒者は入社前の勉強会をはじめ入社後のOJTや定期的な研修等でしっかりと育てていきます。

介護統括マネージャー 田中 祐美子さん

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おむつゼロを目指して多角的に自立を支援

当法人の特色である、多職種連携で取り組む自立支援ケアは、100人いたら100通りの介助があります。知識、技術不足は事故に繋がるので不得意な部分は個別で指導。マッスルスーツや洗身機器などを試用して介護の負担軽減も模索中です。

医療法人社団 桐和会グループ

本社所在地:東京都江戸川区篠崎町2-7-1
設立:1993年
施設数:70
従業員数:3500名(2020年7月現在)
事業内容:病院、クリニック、介護施設、訪問看護、保育園、乳児院の運営

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