【日英語比較】DAYの概念について

わたしはやる気を出したいとき、たいてい「洋楽」を聞きたくなる。大学生の頃からのお気に入りは、Maroon5の"Sugar"と"Sunday Morning"。(わたしが経験したバイトの中で最も緊張するバイトの最中、ずっと流れていたから、きっと脳が「この曲がかかるとき=頑張るとき」と反射的に思っているのだと思う)

英語ができてよかったと思う瞬間の一つに、洋楽を聞いていて、一言一句が聞き取れなくても、なんとなくその曲が持つメッセージや雰囲気をかんじることができることがある。逆に英語が完璧に話せなくてよかったと思うことは、歌詞の全てを聞き取れないこと。いい意味で雑音になってくれること。

余談なんだけど、Apple Musicが持つ"Stationをつくる"という機能はすごくて、スキな1曲からStationをつくると、なぜか雰囲気の似た、耳心地の良い曲が勝手にピックアップされ、再生できる。

今日も、そのStationに任せて、曲を聞きながら作業をしていた。

ふと耳に入ってきた、AJRというアーティストのDear Winterという曲。歌詞の中に、"When I text you to ask about your day"、そして "I wanna hear about your day"というフレーズがある。その曲がDayの概念について、日英語で比較するきっかけになった。

お風呂に入っているときにまたこの曲が流れてきて、

留学中、"How was your day?"とよく聞かれたな、と思い出した。
素敵なことを言ってもらうと"It made my day."と口にし、不運が重なると、"Today is just not your day."と声をかけてもらったな、と思い出す。

英語ではdayは、個人的な概念だと感じる。dayは自分の所有物で、個々人が持っている。

一方、日本語ではそんな言い方はしない。

「今日はあなたにとって、どんな日だった?」「どんな一日だった?」と尋ねることはあっても、「あなたの一日はどうだった?」とは聞かない。

「今日は(自分にとって)ツイてない日だ」と言っても、「今日は自分の日じゃない」とは言わない。

「これは英語文化圏が持つ、「個人主義」と通ずる部分なのか…?」などと考える、脳疲労の溜まっていない今日。ふとこういうことを思いつくから、お風呂の時間はすきだ。


この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?