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Meはなにしに地球へ?:2ヘリオセントリック占星術個人リーディング

こちらは松村潔氏によるヘリオセントリック占星術のチャートよみの内容です。

前段階は序章と1に記載しております。
ご興味のある方はご覧いただけますと幸いです。

チャートよみの一番最初に松村氏から「最近なにやってますか?」と聞かれました。
また別で書きますがこのヘリオセントリック學園主催の「ハシウス」の橋本さん曰く「やっていることがやりたいこと」、だそうです。
つまり松村氏の質問は『あなたの地球での目的はなんですか?』と聞いているようなものなのかもしれません。

私は「小説、物語を描いています。インタビューをしています。キャリアコンサルタントとして人の転機の伴走をしています」
というお話をしました。

それを聞いた上で松村氏は私のチャートをよんでくれました。
その内容はヘリオセントリック的な生き方への示唆でした。

チャートよみの前に一旦説明を。

※【ヘリオセントリック占星術概念及び言語説明】※
ヘリオセントリック占星術とは太陽からみた太陽系惑星図のよみ解き
12星座とはその星座の方角を表す
太陽を中心に360度の方向を12分割しその方角にある12星座を割り当てている
各星座を1度づつ30分割し各1度にサビアンシンボルがある
星座はサインと呼ぶ
サインにはそれぞれ要素・性質があり、エレメントと呼ぶ

エレメント:火・地・風・水(チャート上の色:赤・緑・オレンジ・青)

もう一度今回のヘリオセントリックチャートを入れておきます。
9時の方角から反時計回りに牡羊座→牡牛座→双子座→蟹座→獅子座→乙女座→天秤座→蠍座→射手座→山羊座→水瓶座→魚座 の順です。

はる吉のヘリオセントリックチャート

私の地球ポイントは10時-11時の方角、水瓶座の13度にあります。

惑星マーク

松村潔氏によるヘリオセントリックチャートよみ


以下松村氏談です。

******

なんのために地球に来たかを地球ポイントのサビアンシンボルをよむことから始めます。
地球ポイントは水瓶座の13度。ジオセントリックでは真逆に太陽があって、太陽は獅子座の13度です。
地球ポイント水瓶座13度のサビアンシンボルは「バロメーター」というシンボルです。いきなり言われても意味が分からないと思うのですが、どのサインでも全て30度の中で「新しい社会を生み出す、新しいものを生み出す」のが11度~15度です。11度から15度で保守的なものに比べて改革的なものを打ち出す。13度はこの新しいものを作り出すグループの中でカリスマ的な度数です。迎合せずこのグループを牽引していく感じです。勇気を出して打ち出していく。例えば魚座の11度~15度は霊的な流れで13度は博物館の刀というシンボルです。やはり13度が11~15度の代表権、カリスマ度数。押し切っていく、押し出していく度数です。
あなたは水瓶座の領域で新しく打ち出した社会で指導、指示するような意味になります。
バロメーターは判断基準を打ち出します。水瓶座は山羊座の後ろにあって山羊座の物質的な世界の周辺、身体の外にあるもの、物質の外にあるものが水瓶座です。シュタイナーの12感覚では嗅覚です。
嗅覚は手で触れず、雰囲気とかなんとなくの気配で感じる。
それがなんなのか説明できない領域、そういったところでバロメーターは判断基準を示します。気配領域、足場がないところで明確な目安を打ち出していくのが地球ポイント13度、バロメーターの役割です。基準がないようなわからないようなとこで目安を示す、基準を示す、これがあなたの強い押し出しです。


こんな話をされた後でいきなり
「13度でそういう性質が強いわけですが、自信ありますか?」とぶっこまれて笑いました。
はる吉:いやないですよ。そんな。人の上に立とうとか指導しようとかそういう感情が湧いてこないんですけど・・・
と答えると。
水瓶座13度は人の上に立つわけではないですよ。物質世界を表す山羊座世界まででは上下というものがありますが、水瓶座では足場を取っ払っているので上下がないので。そんな上下がない分からない中で判断の基準値、雨量計みたいなものです。
とのことでした。
そこから恒星を交えた説明をしてもらいました。

地球ポイント水瓶座13度の近くにはスアロキンというイルカ座の恒星があります。恒星は惑星の目的の手助けをします。
イルカは海の中で探し物をするので心理分析をする方はこのスアロキンが近くにあります。ユングはスアロキンそのものと言われたりもします。
無意識領域を探っていき、つき当てる、心理カウンセリングもスアロキンが強くそれがバロメーターを示す際にサーチ能力を発揮するという形で貢献してきます。他のイルカ座の恒星も近くにありそのすべての恒星が貢献してきます。あなたの地球ポイントにはスアロキンアンテナが立っている、ということです。普通だったら見つけられないものを見つけ出します。例えばクライアントが話しているちょっとしたなにかから嗅ぎつけ、見つけ出す、察する能力があるというような形で発揮されていくというようなことですね。

あなたは風の三角形です(※双子座・天秤座・水瓶座に惑星がある)。
風は知識、分別、情報などを表します。折口信夫はそれを「別科性能」と呼んでいました。あれとこれは違うと分ける能力、それが風のサインの性質です。
地球ポイントのある水瓶座を双子座、天秤座が助けているという形です。
面白いのは天秤座18度にある天王星。天王星は元々探究する、という性質です。探し求めていく。タロットカードでは9番、隠者。真理を探し求めていくという性質があります。
天秤座18度のサビアンシンボルは「逮捕された二人の男」です。
それぞれのサインは16度からそのサインの特徴が壊れていくという性質を持っています。17、18とバリエーションが広がっていきます。
例えば社会的に評価されていないもの、まだ未発達のものに対して、普通の人はすでに決まっている評価に合わせる性質があります。でも18度は他の見方を示すのです。
サビアンシンボルの「逮捕された二人の男」の内、一人はあなたを指します。「逮捕される」というのは比喩表現で、つまり世間から評価されていないもの、価値がないもの、未発達なものの比喩です。
世間からは評価されていないものを掘りだして価値を見出す、そういう意味です。
世間は価値がないと評価しないものに対してあなたは「あの人はもっと違う芽もある」というので、世間からあなたも同罪と言われ二人とも逮捕されるようなことです。今で言うとSNSで叩かれている人のことを「でもこういう見方もできるのでは」と言って一緒に叩かれたりするようなものですね。

天秤座は対人関係、人との関係を表します。18度は表向き認められていないもの、未成長なものの可能性を探るので当然泥をかぶりやすいです。一般世間はお前も同類だと言われるようなものです。
安全に経歴を作りたい人はそういったところには手を出したくないものです。
恒星スアロキンや地球ポイントのサビアンシンボル「バロメーター」と天秤座18度は協力関係にあるのです。
つまりあなたの地球ポイント水瓶座13度の「バロメーター」は新しい価値を見つけ出すことが天王星120度で打ち出されています。
あなたがやっている小説やインタビューでも人が気づかないようなところに目をつけるでしょう。その為にはちょっと泥をかぶってもいいというところが発揮されます。
ありきたりな社会的評価を得たい人はそこには手を出しません。天王星の天秤座18度は人からは否定面に思われているものに価値を見出す度数です。

もう一つの風のサイン双子座には土星があります。
双子座は言語感覚。言葉の力。言葉の力なのでそのまま言語能力と考えていいです。土星は双子座13度。こちらもカリスマの13度です。双子座13度のサビアンシンボルは「ピアノを前にした偉大な音楽家」(偉大な音楽家は「ヴィルトゥオーゾ」(イタリア語で名人)と記載されているものもある)。
頭一つ飛びぬけている。これが言語感覚のところにある。ありきたりの言葉や表現は自分はやらない、ということになるでしょう。
例えばコンサートを聞きに来る人はこんな感じだろうと期待してくるものです。でもヴィルトゥオーゾはその期待をいい意味で裏切ってきます。双子座13度はそういう度数です。これが地球ポイントのバロメーターと連動している形です。

この3つの組み合わせをよむと、「まだ見つかっていない新しい可能性を掘り出していく天秤座の天王星、それを新しい言語表現、ありきたりではないもので打ち出していく土星、それを地球ポイントのバロメーター、人が判断できないところで示していく」というようなことになります。
ヘリオセントリックの能力が発揮されてきたらこういう能力が前面に出てきます。
特に言語感覚でヴィルトゥオーゾの度数なので普通っぽいことはしません。時には泥をかぶる。もっと普通の方がファンは増えていくのですが、そういうことに対して乗らない度数です。
ありきたりはいやだ、使い古された価値観は乗り気しない、皆からみたら使い物にならないものに宝があると言っている感じですね。

土星の双子座13度の近くにクルサという恒星があります。これはウサギ座です。(※いくつかの判断がつきにくい恒星は時代によって分類される星座が変わることもあるようで2024年現在はこのクルサは「エリダヌス座」のに分類されているがこの時は松村氏は「ウサギ座」として説明)
クルサはオリオンの足元にあります。
オリオンを象徴的なものと捉えると、その足元、地面に近いところにクルサ(ウサギ)がいる。つまり言語表現が非常に具体的で地上的な表現に落としていくところに関係します。
分かりやすい表現に落としていく、ということです。
ヴィルトゥオーゾは皆と同じようなありきたりなものは使わない、やらないと言っているくせにその表現法においては抽象的なわけわからない言い方はせず具体的で地上的で分かりやすい表現に落とし込んでいく能力です。

自分(松村氏)はこのクルサは使いません。抽象的で象徴的なまま言う。それがオリオン的表現です。でもクルサ(ウサギ)は地面に近い。オリオンの象徴的表現を普通の言葉に落としていってありきたりじゃないものを地上的な言語に変換していく能力ということです。
ありきたりじゃないものをありきたりなところで表現してしまう技、みたいな形が考えられます。
オリオンのような漠然とした象徴的なものを言語で具体的にしていきます。
まだ他の人が価値を見つけ出していないものの価値を発見する。発見してもそのまま言っても伝わらない。そういうことを確実に分かるように説明していく能力がこのクルサに備わっているということです。

地球ポイントとしてもそのバックグラウンドとしての天王星や土星を考えると表現者とかキャリアコンサルタントとしても目の付け所が違う、ということになりますね。

ヘリオセントリックは底なしです。
ヘリオセントリック的に生きていけばこの能力がますます強力に洗練された形で発揮されていくということです。

ヘリオセントリックには否定性はまったくありません。
ただヘリオセントリックチャートをよむにはよむ側のヘリオ度合いが必要です。ヘリオ視点からよみ解く必要があるからです。
例えば天秤座18度はよみ解くのには少し時間がかかります。
特にヘリオ視点がないとよみ解くことはできません。
ヘリオセントリックチャートをよむのはある意味挑戦を受けていることになるのです。知識、記憶だけでヘリオ図をよみ解いていくことはできません。

逮捕された二人の男はどういった意味かをちゃんと理解していれば使えます。
皆と同じような考え方に迎合しコンプレックスに支配され皆と同じように言うしかないなという風に考えるような時はヘリオセントリックのこの図が発揮されていないということなのです。

火星は乙女座の1度にありこのすぐそばにフェクダという恒星があります。北斗七星の器の部分の左下ですね。北斗七星は瞑想の星です。フェクダは動き回らずじっと座るような瞑想に向いています。
海王星が射手座の5度にありこのすぐそばにジャバハーという蠍座の恒星があります。黄経だけでなく横緯でもすぐ近くです。強い関わりがあるので自分で行って確かめてみてください。
ヘリオセントリック的に生きるには恒星となじむことが大事です。
自分の恒星がどれか分からなくても興味のあるものに接触する内に分かってきます。

私が気になっている惑星として冥王星について聞いてみました。
「立て続けに家族の死を看取っているのですが、この冥王星はどんな風によまれますか?」と
冥王星自体は外の世界との接点、生きている世界と死の世界との扉を表します。日常的にこの世にないものの蓋を開ける性質があります。
冥王星は天秤座の2度、サビアンシンボルは「六番目の部族の光が七番目のものに変質する」というものです。
6の数字が7に変わる。6とは偶数で受容性を表します。天秤座も受容性、人の意見を受け入れるといったことを指しています。
そういった受け入れるところを7番目の光に変わっていく・・・7とは積極性を表すのですが、つまり受けに回ったものをそのまま自分の積極的な姿勢に変えていく、というようなところがあります。
最初から積極的な意志があるわけではない。自分が受け取ったものが逆に積極的な推進力になっていく形です。

この天秤座に冥王星がある人たちは不思議な行動特性があります。それは受容的積極性を持っているということです。この世代人たちはみんなそう。
この前の世代、乙女座に冥王星がある人達は自己防衛行動が多い。自分を守る特性が強いです。世代的に外から来たものをはね返す性質があります。
SNSで誹謗中傷をする世代は実は結構年齢が上の人達が多いらしいです。たぶんそれは乙女座が冥王星にある世代の防衛心なのではと考えています。

天秤座冥王星は受けに回ったものを逆に積極的な姿勢に切り替えます。
だから身近に死があって受け取ってきた場合、それを積極的なものに変換していくという作用があります。

質問:地球ポイントの恒星はイルカ座からいくつかピックアップしてきたということはイルカ座ということの特徴がありそうな感じだからですか?

このチャートはイルカ座の色んな恒星がスアロキンまで繋いでいっている感じがします。4度くらい離れているだけなので直接地球とスアロキンがつながってもいいのですが、細かくリレーみたいに繋いでいっているように見えています。
そういう意味では、海王星の近くの恒星ジャバハー(蠍座)も中間繋ぎ的な形でしょう。

蠍座全体の作用が生と死でそこからマイナス的解釈をされることがありますが、アンタレスは色々なものを切り替える、宇宙の交差点的役割です。
切り替えるという時に今までの路線をオフにして新しいものをオンにするということ、時には死と再生も含まれます。その中で「死をもたらす」という事だけが注目された形です。本当の役割は色んな宇宙につなぐということ。

このチャートは海王星=アンタレスと言っても差し支えはないのですが、間をつなぐ役割としてジャバハーが関わっているのが面白い形です。
地球ポイントのスアロキンも直接ではなく細かくイルカ座の恒星が繋いでいきます。細かく繋ぐ、というのは「小さいところに目をつけていく」というやり方を選ぶように見えます。
いきなりメインではなく前菜的な部分に目をつける、という感じでしょうか。
ビジョン飛び込みの海王星を力づける恒星ジャバハーという位置づけと、地球ポイントのスアロキンの途中過程は段階を経ている感があります。オリオンの足元、クルサと作用が連動している感じがあるのです。身近な周辺から入っていき大枠に持って行くようなところがあります。

恒星ジャバハーは重視した方がいいでしょう。
恒星ジャバハーは射手座4度16分。黄緯N1度38分。黄緯でいうと火星がN1度48分、海王星がN1度38分。で黄経で海王星とジャバハーは引っ付いていて、加えて黄緯でも重なっている。火星もおまけについている形です。ジャバハーの影響が海王星とものすごく深く結びついていることになります。
サマタ瞑想などでターゲットに集中していくと最終的にはターゲットに入りターゲットが自分になっていきます。ジャバハーにいって最終的に自分はジャバハーという事になれば非常に正確な解釈ができるでしょう。

そういう意味では恒星が惑星にいきなり乗っているのは乙女座1度にある火星のすぐそばの恒星フェクダです。
質問:恒星探索にいった結果はどのような形で得る?
あらゆることに反映されていきます。恒星探索の結果をそのまま持って帰って来れなくても日常の生活の中で得た情報がだんだん解凍されていく形や、たまたま偶然のように見えた出来事がそれを表していたり、夢でみたりなどです。恒星探索でビジョンを得ても解凍にものすごく時間がかかることはあります。
パターンとしてこう、というものはありません。あらゆる手段を使って出てきます。間違った考え方をしても何度も繰り返されて修正されていきます。かたくならずこのことに関して取り組むといいです。
恒星探索で自分が恒星になっている時には恒星の意味はほとんど分からないものです。自分に戻ってきた時に段々分かって来るので、自分と恒星を行ったり来たりすれば良いです。恒星になじんだら勘違いした時には恒星の方から違うよと言ってくるようになります。

海王星はヘリオセントリックでは丸ごとビジョンに飛び込む、という意味です。ジオセントリックでは頭だけ飛び込むが、ヘリオセントリックでは感情、思考、身体、全部が飛び込みます。
ジャバハーがそれを非常に強く後押しすることになります。
瞑想は大きな変容を起こす、劇的な効果があります。
海王星=瞑想と考えてもいい。そこにジャバハーが特有の影響力を与えています。自分特有の瞑想にジャバハーが関わっている、と考えて良いです。

北斗七星自体が瞑想修行のグループです。。七つの星それぞれ色んな瞑想の手段を表しています。その中のフェグダが何を表すか。フェクダの位置は器の左下です。
瞑想の七通りのやり方を習得する人はあまりいません。
フェクダは車座になって場所を確保し静かに瞑想する形です。
北斗七星の四角とは場を確保するという意味です。逆にミザールなど北斗七星の柄の部分は動く瞑想。アリオトはダイナミック瞑想的なものです。
隣りの恒星メラク(北斗七星器部分の右下)は熊の穴的です。
下にどんどん掘っていきます。メラクを使って瞑想するとどこまでも下に穴を掘っていきます。そういう意味ではフェクダはおだかやに瞑想を深めていく感じです。安全な場所で安定した瞑想をする星。
北斗七星に慣れてくれば瞑想でフェクダ的なものをどんどん使っていけます。
乙女座の初めのあたりは他にも強力な恒星が沢山ありかなり押しが強いです。おかげで火星は力強くなっていきます。恒星に力づけされた惑星は相対性に振り回されなくなります。地上での生活は振り回されがちですが恒星は何も変わらないので状況が悪くなっても自分の方針は変わらないという力づけがあります。
火星はそもそも不安定な星なのですがそこに恒星が安定感を与えています。獅子座の恒星レグルスも近くにありこれも非常に押しが強い恒星です。
そういったものが関わって来るのでここを極めていくのが良いと思います。

準惑星キロン(チャート上「カイロン」と表示されているもの)を入れてカイトとしてよむことも可能です。
(※カイトとはチャートに惑星が正三角形がある際(これをグランドトラインという)にその3つの惑星のどれかと180度の位置に惑星がある場合、カイトと表現するそうです。)

キロンは土星と天王星を行ったり来たりする星です。基本の意味は土星と天王星を繋いでいく役割があります。
グランドトラインの中に惑星が180度でかかわる場合は方向付けを表します。グラウンドトライン自体はどこかに進んでいくという事はありませんが、これがカイトになると推進力が出てきます。
このチャートの場合キロンが矢と見立てられるので、天王星側への推進力が出ることになります。これをどう使っていくか。一旦これをどういうことなのかと自分へのなぞかけにしておくと自分の中で演算していき行きつくことが多いです。
神聖幾何学とか図形の扱い方のようなものです。じっと見ているとなじんできて知識が生まれる。シンボルも同じ。じっと見ていると知識と生命と新しい記憶が引っ張り出されてきます。ホロスコープを曼荼羅と考えカイトになじんで浸透させていけば良いのです。
キロンは過去は傷をいやす的なことを言われていましたが、ヘリオセントリック的には傷ではなく単純に天王星と土星をつなぐ役割です。土星は維持する立場。会社の社長みたいなもの。天王星は引退した会長みたいなものです。天王星は維持する立場から離れて自由に探索していきます。
そういうところを両立させ繋ぐのがキロンです。傷を受けるというキロンの意味は、土星の保守的部分によって押しつぶされた人たちを表します。それに対して天王星は常に新しい可能性を探っていきます。
チャートは全体のフォーマットを解釈していくと段々なじんでいきます。

魚座14度にある金星は双子座にある土星と90度です。ヘリオセントリックでは90度を悪く解釈しません。
金星は楽しみの天体です。遊ぶことを表します。
金星の魚座14度のサビアンシンボルは「キツネ皮をまとった女性」です。キツネは死と生を繋ぎます。元はエジプトのアヌビスです。それが大陸を伝わっていく内にキツネになりました。
これは裏で手を回す、見えないところで人脈を繋ぐといった意味もあります。普通は関わるとこのできないツテ、霊的なものなど見えないネットワーク、魚座の14度はそういったものを表します。

2024年、双子座の土星にトランジットの木星が来ます。双子座が盛り上がって来るでしょう。双子座の言語感覚のところが盛り上がっていきます。そういった方面で実り豊かになっていく形です。

ヘリオセントリック學園松村潔氏ヘリオセントリックチャートよみ

松村氏のヘリオセントリックチャートよみは以上です。
次回はこれを受け取った私のその後を書いていきます。
つづきます。


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