『ぶらぶら美術・博物館』が人生を変えた
皆様こんにちは!クミコミです。
趣味のお話だとスルスル書けますね(^^♪
今日は、美術館めぐりについてお話しようと思います。
趣味その2:美術館めぐり
■『ぶらぶら美術・博物館』が人生を変えた
元々、絵を描くことは大好きでした。
学生時代も美術の時間が一番好きでした。
おとなになってからは、だんだんと美術から遠ざかり
「絵を見ても、お腹がいっぱいになるわけじゃなし!」と
可愛げのないことを言う大人になってしまいました。
横浜に住んでいた頃『ぶらぶら美術・博物館』をみて
せっかく近くにあるのだから行ってみようかなと軽い気持ちで美術館に行くようになりました。
おぎやはぎが有名な絵をけっこうディスってる(笑)のをみて、
「あぁ、いいんだ。感じたように感じていいんだ。」と美術館に行くのがラクになりました。
それからは『ぶらぶら』を見ては、毎回誘われるように、美術館や博物館に足げく通うようになったのです。
■大好きな美術・博物館ベスト3
まだ、全国すべての美術館・博物館に行っているわけではないけど、これまで行ったなかでお気に入りの美術館をご紹介しますね。
・ホキ美術館
千葉県にある写実画専門の美術館です。
なが~い通路に整然と飾られた写実絵画。
写実だからこそみえてくるモノの本質。
上手いのは当たり前なんだけど、つい「じょうず~」と言ってしまいます。
テーマに合わせたレストランのメニューも楽しみな美術館です。
・山種美術館
おもに日本画をコレクションしている美術館です。
私が大好きな竹内 栖鳳『班猫』はこちらに保管されています。
大ファンの速水御舟の『炎舞』もこちらで見ることができます。
ロビーでいただく練り切りも美しく楽しい。
・清水三年坂美術館
京都の三年坂にある小さな美術館です。
精巧に作られた工芸品が秀逸です。
彫刻・七宝・蒔絵・象嵌などなど、まさに「超絶技巧」
小さな作品に無限の宇宙を感じます。
■作品の鑑賞から時代の鑑賞へ
これまで美術館や博物館のイベントがあると、作品そのものを愛で堪能していました。
最近は、画家や職人、時代背景といったものに思いをはせる自分がいます。
江戸時代ともなると、満足に絵具を使うこともできなかったに違いありません。一方で、現代では手に入れることのできない、野ネズミの毛で作った極小の筆があったからこそ、超繊細な絵を描けたのかもしれません。
一枚の絵から、それをなりわいとしている人々の生きざまが見えてきます。その時代の人々の生活も感じられます。
私の絵画鑑賞は、だんだんと奥深くなってきてとても時間がかかります。
少しほの暗い美術館のなかは、しんと静まっていて心がとても落ち着きます。
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