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リファーラルマーケティング【わたしの推し】#9

キャリコンサロン編集部、土曜日担当の塚田亜弓(@Tsuka_a)です。キャリアコンサルタントとして活動しております。2021年4月より、仲間とともに、毎日noteマガジンを更新中です。

今週のテーマは「わたしの推し」です。私が日々の生活で大切にしている(推している)世界観について書いてみたいと思います。

リファーラルマーケティングの世界

他の人を助けることを通じて、自分のビジネスを発展させる考え方です。

「リファーラル」とは、特定の商品やサービスを必要としている人に対して、それらを提供できる事業者を個人的に「紹介・推薦」すること。
「リファーラルマーケティング」とは、信頼関係を構築することを通じて、新規の顧客やクライアントを獲得し、その結果、継続的な個人的紹介によるビジネスを獲得する戦略のこと。

以前読んだ海外の本にこんな内容のことが書いてありました。

何年も前のこと、サンディエゴの銀行が探偵を使って、銀行強盗の追跡と、盗まれた現金の回収を試みました。調査の結果、強盗はメキシコにいることがわかかりました。探偵は国境を越えて追跡をしましたが、そのとき、スペイン語の通訳が必要なことに気づきます。彼は電話帳を開き、最初に目に入ったスペイン語の通訳を雇いました。

それからだいぶ日にちが経ったある日、ついに探偵は銀行強盗を捕まえます。そして、通訳を通じて、強盗に次のようにいいました。

「金はどこだ?」
強盗はスペイン語で答えました。
「なんの金だ?なんの話だかさっぱりだ」
すると、探偵は拳銃を取り出し、強盗に突き付けながら、通訳に次のように言いました。

「『金のありかを言わないなら、ここで射殺する』そう伝えてくれ」
通訳からこのメッセージを聞いた銀行強盗は、スペイン語でこう言いました。
「セニョール、金なら、ラパスのヴィア・デル・リオにあるパラシオホテルの2階の男性用トイレの4番目の床底の下に隠してある‥‥」

探偵は通訳に尋ねました。
「なんて言ったんだ?」
通訳は、一瞬考えて、次のように答えました。

「彼は男らしく死ぬ覚悟だと言っています」

ほかの情報源がなく、広告だけを頼りに事業者を選ぶと、提供されるサービスの質については、かなりのリスクを負うことになります。(私も引っ越したばかりの頃、歯医者を探す必要がありウェブサイトで検索し、一番上に出てきたところに予約をして失敗したことがあります。)一方で、信頼している知人から紹介してもらった事業者なら、リスクは大幅に軽減されます。誰かがすでにその事業者を利用し、自信をもって薦めてくれるので。

上記の小話は、海外本の内容なのでやや極端な例かもしれませんが、
それだけ信頼できる人からの紹介というのは大きな意味を持つと思っています。ビジネスにおいても、HRラボ株式会社を創業以来、このリファーラルマーケティングの考え方を取り入れて活動してきました。新規のお客様に対して、直接営業することはほとんどなく(実際は十分な人員がいないため直接的な営業活動が行えず)、弊社のお客様や友人・知人に、弊社のサービスをご紹介していただくというスタイルを取ってきました。

そして、その時に最も大事にしていることは、紹介してくれた人(リファーラル提供者)の株を上げること。「こんなにもいい人・いいサービスを紹介してくれた〇〇さん、ありがとう!」そう言ってもらうことが何より重要なので、日々の情報発信や人との交流、そして何よりも紹介された案件において、期待された成果を出すことを心がけています。

リファーラル採用

弊社のご支援サービスのひとつである、採用活動においても、会社が社員に対し「誰かいい人がいたら紹介してね」というリファーラル採用という考え方は、だいぶ根付いてきたように思います。
どんな人物か全くわからない人よりも、自社ですでに活躍している社員から紹介される人のほうが、信頼ができる(ついでにコスパもよいケースが多い)というお話です。
参考記事:https://hr-labo.jp/news/recruit1220/

おまけ

たまに使わせていただいている【spready】という、まさにリファーラルの世界観をプラットフォームにしたサービスをご存知でしょうか?

偶然にもキャリコンサロン編集部の活動をご一緒しているタカハシケンジさんもspready利用者(=スプレッダー)であるということを後から知りました(笑)ご興味ある方は、サービス運営者をご紹介をしますのでお声掛けください!

このサービスがきっかけで商談が成立したこともあります。また、ポイントに応じた景品をもらえることになっているのですが、その景品のなかに私の友人が取り扱っている商品も含まれているので、商品を交換しながら友人の活動も応援しています。

こうやって、信頼があるからこそ成り立つ、リファーラルで繋がる世界って、好きです。

キャリコンサロン編集部

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図6

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