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新卒の、新卒らしい決意

今日は、先日終えた2022年新卒の入社式から。
入社式で代表たちからの祝辞に対して、新卒から1名代表して答辞を述べるわけですが、この答辞がとてもよかったんですよね。

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22年度入社の新入社員を代表いたしまして、ご挨拶を申し上げます。
本日は私ども新入社員のために、このような盛大な入社式を開催していただき、誠にありがとうございます。ただいま社長をはじめとする諸先輩方から、大変心のこもった歓迎の言葉を頂戴し、新入社員一同大変感激しております。

今回、リクルートグループの方から答辞をお願いされたとき、私は答辞の例文が書いてある記事をいくつか読みました。その中の一つに、このようなことが書いてありました。
「答辞はあくまで、この会を開催してくださったことへの感謝を伝える場。自分らしさを出す場所ではない。」そうか、ではたくさんある例文を組み合わせよう。と、書き始めたものの、なぜかしっくりきませんでした。
そんなある日、大学生になる弟に聞いてみました。「お姉ちゃん答辞をお願いされたんだよね。成績がいいわけでもないのに何でだろう。」すると弟は一言、「言葉、じゃない?」と。
その時、私は思い出しました。リクルートグループの日下さんからのLINEを。「お願いした理由はズバリ、自分の言葉で物事を伝えることに長けていると思うから。」日下さんが言ってくださったように、自分の言葉で今感じていることを伝えようと思います。

突然ですが、リクルートグループのみなさんは感謝の気持ちやコミュニケーションを取っていて感じたことなどを、いつも伝えてくださいます。マイページで、メールで、LINEで、ときにはzoomを通して。
さらに、なにか質問があればすぐに答えてくださり、スターティアの説明会に参加したあの日から今日まで、心配な気持ちを抱くことは一度もありませんでした。
私に寄り添ってくれている、そんな絶大な安心を常に感じていました。
スターティアのミッション、それは存続と成長に寄り添うこと。おせっかいをせず、一緒に汗をかくこと。そのミッションを掲げ、お客様だけでなく私たち新入社員一人一人にも寄り添ってくださいました。そんな愛を一身に受けながら、今日という日を迎えられたこと、とても嬉しく思います。

しかし、これから経験したことのない日々を過ごすことに少し不安もあります。ひとつひとつの行動に、スターティアの一員としての責任を持たなければいけません。
この想像もできないような責任の重さに耐えられるのかと不安に思うこともありますが、この未熟な私たちだからこそできることを見つけていきたいと思います。
まずは、スターティアのミッションである、寄り添うこと。お客様にはもちろんのこと、一緒に働くメンバーにも寄り添っていきたいです。

しかし、言うは易く行うは難しということわざがあるように、実行するのはとても難しいと思います。寄り添うとは、何かをやってあげたという自己満ではなく、寄り添うことによって、相手に安心を感じてもらうことだと考えるからです。
相手に「寄り添ってくれている、安心できる」、と感じてもらうためにも、思ったことはなるべく言葉にして、多くコミュニケーションを取っていきたいと思います。
発見ばかりの毎日で、至らない点が多くあると思いますが、一日でも早く先輩方の、そしてお客様のお力になれるよう頑張ります。どうか皆様、温かく愛のこもった、また時には厳しいご指導をよろしくお願いいたします。

以上、新入社員を代表して、簡単ではございますが、感謝および決意の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。
2022年4月1日
スターティア株式会社2022年新入社員代表 ○○

自分の言葉で表現するのに長けている、本当にそう痛感する文章でした。
裏の話をすると、大事な式典で話してもらうものなので一応添削をします。ただ、今回は直しはほぼ無し。そのくらい、本人の想いがまっすぐ感じられるよい文章だったので、さすがだなと思いながら入社式本番を迎えました。

緊張した面持ちで読み始める本人。後ろには今日から仲間になった同期がずらり。横には列席した役員たちが勢揃い。役員や同期たちも一体どんな文章なんだろう?と初めて聞く新卒代表としての言葉に耳を傾けます。

ミッションに則って成果につなげていく、、、これから新卒たちにも求められます。現時点でミッションを意識しながら分からないなりに自身で解釈してミッションに則って行動に移そうとするその姿勢に、すでに尊いものを感じます。

こうやって入社間もない新卒もミッションありきの判断力をつけ、一人の社会人として行動していく。
私たちのやりたいこと・成し遂げたいことに共感する仲間を、22年度もこうして迎えられたことを心から嬉しく思います。

改めて、22新卒のみんな入社おめでとう!
これからのビジネスパーソン人生の中でもきっと印象深い、最っ高に濃い1年が始まりましたね。
「感謝・挑戦・楽しむ」を胸に、一歩ずつ前進していきましょう。
期待しています。

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