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知らなきゃ損!国民年金保険は『付加年金』と『一括納付』がお得! ~個人事業主体験記 第3話~

こんにちは。
キャリアと暮らし研究所®所長の金原です。
今回も、脱サラして個人事業主になる方に役立つ情報をお届けします。

会社を退職して個人事業主になる場合、国民年金は第1号被保険者となりますが、厚生年金から国民年金へ切り替える手続きは市役所の窓口で行えます。退職後は速やかに手続きしましょう。

私自身は窓口で手続きした際、『付加年金』の付帯を申し出た上で、保険料は『2年分一括納付』を選択しました。

そもそも『付加年金』とは、月額400円の保険料を納付することで、将来の受給額が200円×納付月数分だけ増額される仕組みです。
2年以上受給すれば元が取れるお得な制度なのでおすすめです。
ただ、残念ながら窓口でもわざわざ説明してくれませんでした。「付加年金なんて知らなかった~」という方はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。(国民年金基金に加入される方は利用できません)

国民年金と付加年金の保険料合計(令和5年度)は、単純計算だと(16,520円+400円)×24ヵ月=406,080円ですが、2年分一括納付だと396,420円。2年間で9,660円の節約になりました。

なお、国民年金保険料は納付方法を口座振替にすると割引があります。
初回納付は金融機関の窓口振込みだったので上記金額でしたが、2年後は口座振替のためもう少しお得になります。

以上の理由から、国民年金は付加年金を付帯し、口座振替で2年分一括納付することをおすすめします。

キャリアと暮らし研究所® 所長
CFP®認定者/1級FP技能士/プライマリープライベートバンカー
金原 直輝

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