「働かないおじさん」問題

こんなに大きく、色々なところで取り上げられている現象だとは知らなかった、「働かないおじさん」問題。社会問題になっていたとは。この10年で問題視されてきた経営課題だそう。調査によると、調査対象の50%に生息というから驚き。私も調査してみたくなった。

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「おばさんはいないわけ?」という反論は別にして。おばさんだって良いのだけれど、とりあえず、アウトカムがないのに、本人にもその意識がない、上司もどうしたら良いのかわからない人のこと?
いやいや、そもそも、その上司が事勿れ主義で管理職としての機能を果たしていないために、「働かないおじさん」にとって、居心地の良い環境が醸成されるわけで。

東洋経済オンラインの『「働かないおじさん」に共通するたった一つの特徴』を読むと、「働かないおじさん」にも色々なタイプがあるのがわかった。そして、真面目にコツコツと働いていると本人は思っている、らしいから絶句した。

この記事では、「働かないおじさん」に働いてもらうために、このように対策しよう、と最後にまとめていた・・・。
『「三日坊主」を防いで行動を習慣化するために、「褒めてもらう」「注目してもらう」仕組みを、本人と上司が合意の上でつくると有効です。』

これを周りで見ている人はきっとイライラするのではないかしら。「働かない人を褒める? あり得ない。」と。

身近で話を聞いてみたところ、「プライドが高い」「仕事をしないのに、自分は有能と考えているようだ」という意見を聞いたので、上の対策は「自覚がないタイプ」には有効そう。だけど、「自覚があ」ったり、確信犯だったりのタイプはないのだろうか。

今のところ、「働かないおじさん」問題には、正社員しか登場しない。非正規雇用の「働かないおじさん」はいないのだろうか。在宅勤務になって、アリバイ工作に血道を上げているだけの「働かないおじさん」はいないのだろうか。調べてみる価値がありそうだ。

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