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新ネクロ登場!・・・というセリフをこの20年で何回聞いた事か・・・《ネクロドミナンス》の話

挨拶

お疲れ様ですカードショップサトPin佐藤です。
この記事は全て無料でご覧いただけます。投げ銭していただくと書く気がモリモリ湧いてきます。

《ネクロポーテンス》という最高のカード

皆様《ネクロポーテンス》というカードをご存じですか?
非情に強力、かつ有名なカードでEDHで使ったことがある人は多そうですが、このカードを構築で4枚使ったことがあるという人は今では珍しそうです。

ドチャクソかっこいい!(中二病

まあ~イラストもフレーバーもカッコいい!

自分の生命を力に変える!まさに黒魔法!

私がマジックを始めた時には既にスタンダードには《ネクロ》は無く、猛威を振るったという伝説がそのデッキ名と共に伝えられていただけでした・・・

《ネビニラルの円盤》で盤面のコントロールとデメリットの帳消しを計る「ネクロディスク」
強烈過ぎるライフ回復手段として禁止カードを生んだ「ネクロタワー」

当時なんでもアリで遊んでいた身としてネクロを4枚積んだデッキが大好きでした。
ただしマジックはすこぶる下手になった気がしますねw
カードが強すぎて多少のガバは《ネクロ》がどうにでもしてくれる・・・《暗黒の儀式》や《ヨーグモスの意志》も合わせればヴィンテージでも歯が立つかも!?

・・・それは君の強さでは無いよ~^^(過去の自分に向けて

人気カードをもう一度!

そんな《ネクロポーテンス》、当然黒の魔力に魅入られたプレイヤーを大量に生み出す訳ですが、既に《ネクロ》はスタンダードで使えず、またそのまま再録するには強すぎることは分かっていました。
(よく5版の時に再録されたもんだわw

ではどうするか?そうや!ネクロっぽいカードを作ればファンも満足!売り上げも爆増やで!

兄より優秀な弟がいる訳が・・・

まずは《ネクロ》を強くしてみましたw

コストを倍にしておけばまあ大丈夫だろうという事で能力は面倒なトコロを取り払っておきました・・・ってバカバカバカバカ!似て非なる者というか強くしすぎだろwww

現在のレガシーでも禁止、EDHでも禁止になっている異常なパワーカードですが意外なことに当時のスタンダードでは禁止になっていないというのが「ウルザブロック」がどれほど壊れていたかというのを物語っているかもしれませんね。

《アカデミーの学長》からズルして出てくるのが基本的なコンボでその構造上の美しさから「MTGで最も美しいデッキ」と称されるほど。

通称「ピットサイクル」
派生形もあって《縁切り》採用型は「セイバーバーゲン」とか呼ばれてた

いやー流石に《ヨーグモスの取り引き》は強すぎたねwウィザーズ反省(テヘペロ

じゃあ次はマイルドにしておいたよ!

傑作ドローエンジン

《ファイレクシアの闘技場》、アポカリプスで登場し、以後黒のコントロールといえば同様のアドバンテージエンジンが詰まれているモノ、という構造を作り出した名カード。

強力なのは間違いないが、しかしプレイ感としてはこれは《ネクロ》ではない・・・《ネクロ》は張った瞬間から圧倒的なアドバンテージで短期決戦を目指すカードだが《アリーナ》は多くカードを引く為にはゲームを長くコントロールする必要があるため

「素晴らしい!が・・・コレジャナイ!」

と満足できない黒スキーもちらほら(私はどちらも大好きです。

やっぱりいっぺんに引きたいよねー・・・よっしゃ!こういうのはどう!?

あらお綺麗な方^^

《墓生まれの詩神》
オンスロートからクリーチャータイプにスポットライトが当たり、黒の代表的なクリーチャータイプはゾンビとなった。
レギオンで登場した彼女はコントロールするゾンビの数分ドローさせてくれる代わりにライフを要求してくるアブナイ女だ。
もちろんゾンビデッキに突っ込んで大量のゾンビを繰り出せば先輩ネクロ達にも負けないくらいのドローを約束してくれる!

・・・なおコンボでもコントロールでもないので一部のフリークには「コレジャナイ!!!」という反感を買う事となる。

私はゾンビも大好きですw

いやーでもやっぱさー黒黒黒のエンチャントってところが大事なんじゃねーの???

・・・OK、黒黒黒のエンチャントね?

ほーらご希望通りだろ!?
これには雄山もオコ
時系列は違うけどこんなんもある

まあ、あれだ・・・今まで《ネクロ》の夢を見て数々の兄弟たちが生み出されてきた・・・そのどれもが兄を越えることが出来なかった・・・(バーゲンの事は忘れろ

だがモダンホライゾン3なら!きっとやってくれるに違いない!そう!《ネクロドミナンス》ならね!

最新の《ネクロ》、《ネクロドミナンス》登場!

間違いなく素敵カードだがイラストが現状ヨクワカラナイ
君はクロクサ?

かなり《ネクロポーテンス》に近く、クリーチャー以外のカードのインフレもここまで許容されるのか~という感じ。(大昔のカードに寄って行ってるのでインフレとはちょっと意味が違うか

元祖ネクロと違うところが手札上限が設けられているところ。

このせいで毎ターン4枚ドロ―(ぐらい)を繰り返し、毎ターン7枚の手札から脅威を連打!みたいな使い方はしずらくなった。

また《ネクロ》では追放効果は誘発型能力だったが、《ドミナンス》では置換効果となっている。

よくコイツと同列に話される、所謂ディスカードループ的な
トリックは使えない

次に元祖ネクロはドロー効果ではなく「追放して手札に加える」だったので《ドミナンス》は挙動が全く違う。

良い点としてはこちらの《黙示録シェオルドレッド》とシナジーを形成するが、逆に相手の《オークの弓使い》はトンデモない目にあう(というか死ぬ

どちらも相手側にいるとヤババババ

また誘発回数というか処理の仕方が違うため《もみ消し》系への直撃度合いも異なる。

《潮縛り》ではネクロを全て止めるのは基本的に無理だが《ドミナンス》は1発で止まる
逆に《旋風》はネクロに対してドロー1枚につき4マナ支払わせるが
《ドミナンス》の場合は4マナさえ払えれば問題無し

差異を上げればそりゃもう全部!な訳だが、個人的には

「《ネクロポーテンス》(みたいなもの)を構築で4枚使える!」

というのはワクワクを隠し切れない^^

MTGをやってきて《ネクロ》を4枚使ってイベントに出たことは無い。

全く同じカードでは無いとはいえ、ここまで似た性能なら期待してみたくなる。

果たしてコンボなのか?アグロなのか?どんなデッキが《ネクロドミナンス》を一番うまく使えるのだろうか?非常に楽しみである。

残念ながらモダンにはほぼ知見が無い為、一番乗りでデッキを組むぞ~!とはいかないが、とりあえずEDHでは「ダブルネクロ」を楽しんでみたいと思う(2枚同時に張っても得は無いけどw

全力で支払ってこいつで終わりだ!

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