見出し画像

カードショップサトPinのいつものEDHとは

とりあえずこれが書きたかったのでこれだけさっさと書くことにします。
カードショップサトPin店長サトPinです。

2022年4月2日現在MTGといえばEDHといっても過言ではない程度にプレイヤーに浸透してますね。

コロナ前まではスタンダードやモダンがメインストリームで片手間で遊ぶのがEDHとされてました。

ところが禁止改定やマジックフェスタの中止などで紙の競技マジックがほぼ停止、カジュアルプレイに傾倒していった結果、以前もそれなりに人気だったEDHが世界の中心に・・・(言い過ぎ

有名店でもEDHのタイトル戦などが開催されるようになって嬉しい限りですね~

そんなEDHですがコミュニティによって良しとされるプレイや振る舞いが異なるのであくまで当店(というかサトPinの主観)として「こうした方がみんなが不快な事が少なく遊べるだろう」という考えの元に書かれていますのでソコントコよろしく!

〇本物のカード以外使用禁止

カラーコピーやメモなんかで代用とすることは認めないよ、という事。
最近は両面カードの為の白紙カードがあったりするので別にそれは可ですが、「ManaCryptを1枚しか持ってないのでデッキ2つのうち片方はカラーコピーが入ってます。引いたら本物と差し替えます」もお断りしてます。
MPSの規約にプロキシーを店舗で使用してはいけない、とかあった気もしますがそもそもカード屋としてそれをOKにする道理はないので。
オールドスクールなどで金枠がどうのという論争もあるみたいですがうちでカード買ってくれた人の隣で同じカードをカラーコピーで使用してたら変な気分になりそうですしね。

〇サイドボードは無し

所謂「願い系カード」の為に15枚のサイドボードを用意する、という事は出来ません。
許可してるところの方が少ないとは思いますが一応

〇デッキの複数持ち・途中での調整推奨

ご新規さんで「お店のレベルはどのくらいですか?」という質問が多いんですがウチでは特にレベルを指定することはありません。
レベルやオリジナルルールで制限しているお店も多いですが、統一されていない状態でお持ちのカードが使用できません、というのは飛び込みで遊びにくくなります。
またレベルについては明確な基準がない為レベルを指定したとしても「それレベル〇じゃなくね?」という問題もあります。
なのでなるべくデッキを複数個持ってきてね、と皆様にはお願いしてます。
ただどんなデッキでも「手を抜く」という事は無いのが前提なので、勝利を度外視した方は遊びづらいかもしれません。
(特定種族のコレクションが全て入ったデッキやイラストレーターを統一したデッキなど勝利するまえに何か別のこだわりを披露するためのデッキは流石に厳しいイメージです
調整用カードもお持ちいただいた方が良いと思います。相手のジェネラルを見てからの入れ替えはマナー違反かと思いますが、1プレイ終わった後で入れ替えは特に禁止しておりません。(その後相手にジェネラル変えられるかもしれませんが

〇ゲーム内での嘘を禁止

嘘は付かないでください。
マジックのルールに「嘘をついてはいけない」というのはありません。
もちろん手札の枚数や墓地の状況などを虚偽申告した場合はペナルティの対象ですが、「火力持ってる?」などの質問に対して正直に答える必要はありません。
ただ当店ではEDHのゲーム中は嘘を禁止しています。
理由は不快だからです。
なのでゲーム中にされた「約束」の効力は絶大です。安心して「協力」してください。
なお「質問に答えない」は何の問題もありません^^

〇前世の記憶は忘れる

平日祝日問わずスタートからご参加いただくと概ね5時間ぐらいプレイできるんですが、なるべくリフレッシュしつつ3人卓・4人卓で遊んで頂いてます。
とはいえ何度もプレイしていると「この人強いな」「このジェネラルヤバいな」という《知識》が溜まっていきます。
ご自身の《知識》を判断基準にプレイするのはカードゲームの基本なんですが「さっきのゲームで余計に殴られたんであなたを攻撃します!」というのはやめてください。
極論ヤソオカ選手と同卓した場合「プロプレイヤーから殴ります!」というのも《前世の記憶》です。
正直《知識》と《前世の記憶》は判断が難しいですが、先ほどの例で言えばわざわざいう必要の無いセリフはいう必要が無いという事と、常に自分の勝利の為にプレイをしてほしいという事です。
前項目の嘘を付かない、というのはゲーム中に禍根を残さないというのも重視してる部分です。
常にスポーツマンシップにのっとったプレイでゲームが終わればノーサイド!(が理想

〇ラウンド制限や時間制限はありません

特にラウンドや時間制限で区切ってはいませんので開始から閉店15分前までたっぷりみっちり遊べます。
(特別なイベントの場合はルールを設けている場合もあります

〇戦略的な投了は認めません

勝者も含めて卓の全員がゲームの終了を認めれば投了を許可します。
《虎の影百合子》に殴られている状態で敗北の腹いせに投了、などは認められません。
(《ネクロポーテンス》でライフを払い切るなどは合法なので問題無し!

〇アドバイスおじさんは適度に!

初心者や不慣れなプレイヤーに対してアドバイスをしたくなるあなたは「善」です。間違いない。
でも相手はそれを喜んでいるかどうかは微妙なところですね~
ゲームに対する姿勢的な話もありますが「攻略本を見ないで遊びたい」人もいれば「手っ取り早く強くなりたい、失敗したくない」人もいるでしょう。
なので「聞かれたら教えてあげる」を基本に「何かあったらいつでも聞いてください(ニッコリ」をスタートに伝えたらあとは見守るのがベターかなと。
あとは解説される側の事もちょっと気にしてあげると良いかもしれません。
せっかく組んできた新デッキ「あ!噂のあのデッキですね!〇〇コンボがジェネラルと他1枚でスタートするんで強いんですよね~」とかゲームを始める前にペラペラ喋られるのも・・・好きか嫌いかは人に寄りますがw

〇巻き戻していいですか?

マジックの基本的なルールでは「していい訳ない」んですよね。
ただうっかりは誰にでもある事なので許してあげてもいいと思います。
なのであなたから「巻き戻していいよ」と言うのはいいんじゃないでしょうか?
逆に「巻き戻していい?」と聞く回数は減るといいですね。言うのはタダですが言われてそれを「ダメです」というのはイヤな空気になりますんで。(ルール的には正しいはずなのに
まあ困ったらジャッジを呼びましょう!ジャッジを呼ぶのはいつでもタダ!

〇非公開領域の情報、扱いは?

非公開領域って手札と山札と裏面追放とかですが基本的には許可されてないのに見たり見せたりしてはいけません。
やめてほしいなーと思う事が「情報を取得した時にその内容を他のプレイヤーと共有する」「自分の手札を(リアクションが無い事を証明する為に)公開する」の2点です。
前者は《のぞき見》などで手札を見たり《敵対工作員》で山札を見たりしたときにその内容を全員に分かるレベルで説明することです。
通常はその内容は真偽が定かではないので信じるも信じないもあなた次第、なんですが当店ルールで「嘘はつけない」んです。なのでその情報は完璧に完璧で公開されていないはずの手札が公開されているに等しくなります。
もちろんなにかしら協力してほしい時に「あの人の手札を見たんで次のターンにコンボが決まっちゃいます!(なんとかしてください」ぐらいは素晴らしいと思いますが。「それぐらいいいだろ」というのであればあなたが《敵対工作員》を喰らったら山札含めて全てのカードを全プレイヤーに公開してもいいと?それは違うと思うならたぶん(何割かは)このルールに正しさがあるでしょう。
後者は通常デメリットにしかなりえない手札の公開をしても良いか?例えばなにがしかのコンボが(《堂々たる撤廃者》などのバックアップがありほぼ間違いなく)決まる時にこれから使用するカードを並べて「何事も無ければそのまま勝ちます」と宣言するのは時間短縮から見て素晴らしいと思います。特に手順が多い時は。
止めて欲しいのは「無実を証明する為に」自らの手札をオープンするなどはやめて欲しいと思う。なぜならウチでは嘘がつけないから。そしてカッコ悪いから(サトPin主観
まあこの辺はテキトーですなテキトー。

最後に

まあ長々書きましたが状況を見て臨機応変にいきます。
なにせ「ゲームを楽しむ」ことを優先しますからね。(偽造カードとかプロキシだけは無理だけど
ウチでゲームをしてる時に「あれ?おかしくね?」と思ったことがあればとりあえずご相談ください。ジャッジ呼んでください。
一理あるなぁ!?となればOK出すかも知れんし「それは違くね?」と思えばそれなりに説明します。

それではご来店お待ちしてます~

サトPin

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?