100万円を増やした話



100万円程度の貯金が溜まった時、これらを増やそうと思った。銀行に預けて利息貰うんじゃもったいないよね。




金に働いてもらうにはやっぱり金貸し。先輩とか親とかに貸そうとしたけど、銀行や自己資金で間に合ってるって事だった。貸す相手見つけるの難しいね。大体自分より資産ある人に貸すこと自体ナンセンスか。


ってことで、同期とか後輩とかに声掛けた。


年利6%で10万貸してみた。利益は年に6000円。何人かは借りてくれたけど、総じてあんまり上手くいかなかった。6000円では飲み会2回も行けなさそうだし、1年待たずに完済する人も多かった。



そもそも借りてくれる人探すのに苦労するし、みんな他人から借りるほど困ってないし、まとまった金が欲しい人は100じゃ全然足りなかった。貸す相手は長く続けてくれる方が、新しく探さなくて良いから楽なんだなって思った。




で、最近上手くいってる方法がある。小学生に貸すのだ。1人1万円までならリスクも小さい。でも彼らにとっては大金だ。ゲームか服でも買ったのだろうか。


年に600円で良い利息だが、収入の少ない彼らにとっては死活問題らしい。年末には友達の物を勝手に売ったり、パトロン見つけてお小遣い貰ったり。毎年その時期は、利息払うための資金調達に必死らしい。


でも遅延損害金は14%だからね。遅れたらそれはそれで美味しい。結局実質20%運用になっているケースも少なくない。元金1万なのに毎年2000円ずつ入ってくるのはさすがにでかい。元金返すのに何年かかるんだろうね。頑張って中学生になったらバイトするか?


100万から始めたこの増やし方は既に100万以上の利益をあげていて、もう元本踏み倒されてもプラスのところまできている。貸す相手を選ぶことが大事なんだな。彼らは律儀に利息を返し続けてくれる上に、元本完済はしないで継続してくれる。


お金が働いてくれるシステムの完成だ。




後編に続く。

https://note.com/cardgamerk/n/nc93b3a3880d4

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