年の瀬

昼間で仕事を切り上げ、クルマで近所の喫茶店へ。読みかけだったビジネス書を一冊読み終える。

明日まで仕事だが、この正月は何をしてすごそう。簡単なプログラミングのオンライン基礎講座を申し込んで、正月の課題的なものを設定する。正月ぐらいのんびりしたいものだが、何かくさびを打ち込んでおかないと、とことんだらける癖がついてきたので、まずまずの選択だろう。

こうして、適度の緊張感を持ち込んでおいてこそ、心置きなく酒でも飲んでだらりとした気分にも耽ることができるというものだ。旅行に行くには短すぎるし、コロナの行方も不明瞭だ。家で過ごそう。しっかりと酒も蓄えてある。

年賀状を書くのを忘れていたらしい。明日は仕事帰りに年賀はがきを買って、一杯やってから年賀の準備もしないと。

年賀状書きにオンライン講座に酒に正月のご馳走か。料理と行っても、毎年、我が家のそれはおせちも用意せずに手巻き寿司と決まっているから、質素なものだ。そうはいっても、運動不足がやや気掛かりではある。先週は、習慣としている水泳に行くのを忘れてしまい、年明けまで水泳には行けない。年越しをまたいで飲み続け、食べ続けとなるのが恒例の正月だけに、一週間以上水泳ができないのは痛い。

いまの身の処し方が確実に未来を決める。とりわけ56歳という年齢に達すると、将来の自分に向けた準備が重要となるというのが最近の流行。例のあれ、「人生100年時代」ね。確かに、体のメンテナンスを怠ると、あちこちに不具合を生じる年齢になった。無理せず、適度な運動と栄養と休息をとりながら、なんとかだましだましやっていかないと。それだけならまだしも、頭には新しい情報をインプットしておかないと、仕事はそんなに甘やかしてはくれない。

緊張と弛緩のバランスをコントロールしながら、正月を過ごすにも、工夫と準備が必要になってきたらしい。もうしばらくは(あと何年かは)この調子でやっていくことになるだろう。自分の本当にやりたいこと、好きなことも忘れないようにしないとね。

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