こんにちは。炭素です。
現在時刻 午前一時半、
深夜です。

今は自室で毛布にくるまっています。

私にとって家とか家族っていうのは
ひどく無機質な言葉に聞こえます。

あまり家庭について良いイメージはありません。

私は家にいるときは自室からほとんど出ることが無いのですが、
家の物音がすごく苦手です。

部屋の扉が開く音
固定電話のなる音
掃除機の音
誰かが階段を上ってくる音
扉を叩く音
親の怒鳴り声…

心臓がぎゅってなります。

だからなのか、いつしか私は部屋にいる時はずっとイヤホンをつけるようになりました。

寝るときもイヤホンをつけて寝てます。
たまに耳が痛くなります。

そういえば、予備校に行くときもイヤホンをつけています。

イヤホン難聴なんて話もあるようで、少し心配です笑。
音量はかなり小さめで聞いているのですが、
どうなのでしょうか。

私が外でイヤホンをつけるのは、周りの雑踏が嫌いだからです。
だからイヤホンをつけてフードを被って
世間から自分を隔絶します。

少しは心が落ち着くのでおすすめです。
…少年少女が前を向きそうですけど。

まあそんなわけでいつもイヤホンをつけてるんですが
この前ふと、イヤホン無しで予備校に行ってみたんです。
家に忘れたので。

昼頃で人が少なかったこともあって、あまりストレスは感じませんでした。
代わりに、いつもは感じない"世界の音"がよく聞こえました。

電車のアナウンスや線路の軋む音
人々で賑わう駅の音
信号機のぴよぴよ鳴る音
車のエンジン音
男子高校生の恋愛話
社会人の飲み会の予定の話
老夫婦の仲睦まじい会話

私にとってただの無音の背景だったそれらが、
私の人生の一部としてありありと存在を誇示してきました。

エモい

という言葉がぴったりだなって思いました。
いとおかしとはこういうことなんですね、
清少納言さん。

現代ではイヤホンをしてる人やスマホを見てる人ばかりです。
それを否定する国語の説明文みたいにはなりたくないですが、一日くらい外して世界に意識を向けるっていうのもいいんじゃないかなって思います。
イヤホンをしてなくても、日常すぎて周りが目に入らないということもあります。
そういう人もです。

この文書を読んでる物好きな方は、今日は世界に少しだけ目を向けてみるのも悪くはないのではないでしょうか。

小説のような出来事は起こらないと思いますが、
全く意味がないということはないと思います。

良い1日になることを願っています。 

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