蚊🦟

下記の記事を読みびっくり！

刺されやすい血液型あるとか言うよねー。O型の人は刺されやすいとか。

でも、体感で思うのは、汗かいてるとき、蚊がよってくる気がする……

記事
『蚊に刺されたときに爪でバッテンを付けるのは、オススメできません。

なぜならバッテンを付けることで皮膚が傷つき、炎症が悪化して、さらにかゆみが増すといった悪循環に陥ってしまうからです。

なぜ×を付けるとよいと言われているのか

爪でバッテンを付けることが広まった理由は、掻きむしらないようにするための「苦肉の策」だと推測されます。

実は蚊に刺された部位を掻きむしることで、皮膚の感染症を起こすことがあるのです。
とくに子どもに多く発症する、伝染性膿痂疹（でんせんせいのうかしん）は「とびひ」とも呼ばれます。

とびひは手指などに付着している雑菌が、掻きむしった傷口から侵入することで生じる感染症です。

これを防ぐために、掻きむしるよりはよいと×印を付けることが広まったようですが、感染症のリスクを考えてもオススメはできません。なぜなら×印をつけることで皮膚が傷つけば、感染の可能性は十分にあるからです。

そもそもかゆくなる原因ってなに？

かゆみの原因は、蚊の唾液です。

蚊に刺されたときに、蚊の唾液が体内に入り込むと異物とみなされます。そのためアレルギー反応が起こり、かゆみが生じるのです。

アレルギー反応には、刺されてすぐに赤みやかゆみが出る即時型と、1〜2日後に症状が出る遅延型が存在します。反応には個人差があり、年齢とともに変化します。

• 乳幼児期：遅延型反応のみ

• 幼児～青年期：即時型反応と遅延型反応

• 青年期～壮年期：即時型反応のみ

• 老年期：あまり反応しない』

ただし実際には、体質や刺される頻度などによる個人差が大きいようです。

蚊に刺されたときの正しい対処法とは？

蚊に刺されたときの対処法には、3つのポイントがあります。

1. 清潔にする：刺されたところから雑菌が入ると、感染症を起こす恐れがあります。患部を洗い、清潔に保ちましょう。

2. 冷やす：流水や水で濡らしたタオルに当てて冷やすことで、かゆみが軽減します。

3. 薬を塗る：虫刺されの薬には、かゆみや炎症を抑える成分が含まれます。

掻きむしったり×印を付けたりした後に薬を塗ると、しみることもあるので注意しましょう。

かゆみを抑える市販薬の選び方

虫刺され用の市販薬に入っている代表的な成分は「ステロイド（プレドニゾロン、ヒドロコルチゾン、デキサメタゾンなど）、抗ヒスタミン薬（クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン）、かゆみ止め（クロタミトン）」の3種類です。そして、これらの成分を複数配合している塗り薬もあります。

ステロイドは炎症を抑える働きがあるため、蚊に刺されによる強いかゆみや腫れがあるときに適しています。掻きむしってしまう恐れがあるときには、ステロイドの入った薬を選びましょう。
一方でかゆみが腫れが気にならないときには、抗ヒスタミン薬やかゆみ止めで十分です。

なお虫刺され用の市販薬の中には液体、クリーム、軟膏、パッチタイプがあります。基本的には塗りやすいものや、付け心地で薬の形状を選んでいただいて構いません。
肌への刺激を考慮する場合は、軟膏が一番低刺激、ついでクリームとなります。液体タイプには、手を汚さずに塗れるメリットがあります。また子どもの掻きむしりを防ぎたいときには、パッチタイプがオススメです。

蚊に刺されないための対策が重要

蚊に刺されると、とびひ以外にもさまざまな感染症にかかる可能性があります。
日本でも、2014年に高熱と皮膚が赤くなることを特徴とするデング熱の感染が報告されました。現時点でデング熱に有効な治療薬はなく、重症化すると命に関わることもあります。

かゆみだけでなく、このような感染症を予防するためにも、蚊に刺されない対策をすることが大切です。

出かけるときの工夫

蚊が発生する季節に屋外で活動するときには次のような工夫をしましょう。

1. 肌を露出しない：長袖、長ズボンを着用する。素足でサンダルを履かない。

2. 薄い色の服を着用する：蚊は濃い色に近づく傾向がある。

3. 虫除けスプレーや蚊取り線香を使用する

蚊の発生を抑えよう

蚊は水中に卵を産むため、自宅周りの水たまりをなくすと発生を抑えられるでしょう。

1. 植木鉢の受け皿

2. 使っていない虫かご

3. 放置されたバケツ

このような場所に水がたまっていると、蚊が発生しやすくなります。一度自宅周辺をチェックしてみましょう。

まとめ

蚊に刺されてしまったときには爪で×印をつけず、患部を清潔に保ちましょう。

かゆみがあるときには、流水や濡れタオルで冷やすことをオススメします。必要に応じて、かゆみや炎症を抑える虫刺されの薬を使用するとよいですね。