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自作スタンプをプロっぽく説明してみた(1/2)【ゲーマーJK高島ちゃん】


こんにちは。本日の解説を務めさせていただく「カルボ」と申します。

この度、制作していたLINEスタンプが完成したので、お披露目をしつつ使い方を紹介していこうと思います。

説明内容はほぼフィクションですが、スタンプは本当に売ってます。

登場人物

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・高島ちゃん
本スタンプでモデルを務めたJK。学校ではゲームオタクであることを隠している。結果、話せる内容が無くなり沈黙が多いため、クールキャラが定着しつつある。重度のL○L廃人。ブロシル帯を行き来している。ファーストブラッドを取るとイキりがち。

<上記の紹介について一言>
高島「悪意を感じる。」

No.1 それはプロ

2_それはプロ_修正

相手がプロっぽい言動を取った時にご利用いただけます。

「それ(it)」がさす言葉は、会話によって無限ともいえる選択肢があります。よって、使いどころは非常に豊富なのですが、やたらめったら使うと「取り敢えずプロって言う人」というレッテルを張られてしまいます。結果、知能指数がばれてしまうという危険性を孕んだもろ刃の剣とも言えるでしょう。

一方で、プロになると、あえて知能指数を低く見せるという使い方もできるため使用者の熟練度が試されます。

高島「ウチは上手く使えてるんじゃね、知らんけど。」

No.2 sryって言っとこ

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別に自分が悪いわけでもないけど、取り敢えず謝っとこう(sorry=sry)という場面は往々にして存在します。そんな時に、心の声を代弁する、あるいはトーク相手に謝るよう促すときに使用することが出来ます。

諸説ありますが、sryという言葉には「謝る」以外にも「Satoshi Rumiko  Yataro」という伝説の3勇者の頭文字とも言われています。

彼らはそれぞれ、「謙虚 慈愛 傲慢」を司る勇者であり、日本では古来より熱狂的なファンがいます。しかしながら、傲慢を司ってしまったYataroがパーティーの中で浮いていたことは想像に難くありません。

高島「和の心を感じるよね。」

No.3 さーらーばーとーもよー

2_さくら_ikioi

ご友人に別れを告げるときに利用してください。

別れとは、集団戦で早々にkillされてしまうことや、引っ越しで遠くに行ってしまうこと、卒業して会う機会が激減することなど様々なケースが考えられます。

人生は別れの連続ですが、それと同時に出会いの連続です。このスタンプを使うことで、別れをポジティブに捉えられる可能性が20%上昇することがあります。

また、極めて卓越した使い方の一つに、卒業式前後のクラスLINEへの投下が挙げられます。結果として、あなたはクラス内で一際目立った存在になることでしょう。

高島「歌ってる顔は好きじゃないんだけど…。」

No.4 1戦だけ

2_1戦だけ

古来より、人間は戦いに明け暮れてきました。人が人たる所以は戦いや競争にあると説明する人もいます。ですが、表立って大きな戦争が起きていない令和を生きる我々にとって、戦いとは何でしょうか?

それは、まぎれもなく、L○Lをプレイすることであると言えます。

つまり、我々はL○Lをすることで人間になることが出来る…と言えるのかもしれません。

どうしても、あるいは肩慣らしに1戦しておきたいときに使用できます。

高島「L○Lしてない人、人生を見つめなおしたほうがいいと思う。」

No.5 GG

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GoodGameの略称として使われる「GG」スタンプです。そこから派生して、「この試合勝ったでしょ(もしくは負けたでしょ)」というときに諦めや達成感のような一種の風情を込めて「GG」と言います。

この言葉を使うときに醸し出される風情から、文化財などの素晴らしいモノを見たときに感嘆する様として使われる場合があります。

また、近年では若年層に普及している言葉の一つであり、部活動での試合後に「GG!」「GG~!」とやり取りする中高生の姿を見かけた人も多いでしょう。

関係者の他人によると辞書への追加も検討されているようです。

高島「今っぽいよね。」

No.6 お゛ら゛よ゛ッ!

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本来、何かをするときに「お゛ら゛よ゛ッ!」などと言う必要はありません

しかしながら、「ここで決めるという覚悟」を体外にさらけ出すことによって大気中のマナから共感や支持を受けることが出来、実力以上のパフォーマンスを期待できるようになります。

このスタンプは体外により多くの覚悟をさらけ出す手法として非常に有効です。また、「お゛ら゛よ゛ッ!」と実際に発音しながら使用することで効果が18.9%上昇します。

高島「普通みんな言わないの…?」

No.7 草

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なんとなく「草」、と思った時にご利用いただけます。

近年、老若男女問わず使用されている「草」という言葉は、古くは鎌倉時代から使用されていました。詳細は不明ですが、鎌倉幕府の上層部が権力を確かなものにするために流行り言葉を生み出そうとしたという説が有力です。

鎌倉時代には流行りきらず(草は不敬とされてしまい、刑に処されることもあった)、かれこれ800年近い時を経た令和にようやく流行りだした歴史ある言葉です。

意味は当時よりラフな印象に整えられ、「w」のような形象文字も生まれるなど強い人気を誇っています。

高島「中学だと使いづらかったけど、高校入ってから使いやすくなった言葉って感じ。」

No.8 うちは100G(b)psだけど、君は?

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令和において回線の強さは、収入、ルックスにつぐステータスとなっていることは否定できません。10mbps出ていないと人権を失いかけていると言えるでしょう。

そんな時に、「やーい、お前んち低速回線~~!」などと煽るのは小学生までにしたいところです。そもそも、回線が(本来)強くても何らかのトラブルで遅くなることはあります。

脊髄反射で煽ってしまうと、後で高速になって殴り返されることに発展しかねません。ですから、低速な挙動をしている人には、上から手を差し伸べて「うちは100G(b)psだけど、君は?」と尋ねてみましょう。

仮に相手が持ち直して、あなた以上の速度を出したとしても、友好的な関係が築けるはずです。

高島「カルボがbを入れ忘れたせいで、GPSで煽ってるみたいになってる。」

No.9 それ

2_それ

あなたはパンケーキを食べています。
向かいには友達がいるとしましょう。友達がこう言いました

「これすっごい美味しいねぇ」

もちろん、令和に生きるあなたは

「それ」
(語尾に「な」をつけてしまうと、平成だと思われて引かれてしまうので気を付けたいところです)

と返すことでしょう。つまり、そういうことなのです。

高島「パンケーキ美味しいよね。」

No.10 15FF

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15FFという文字は、ポンペデリック教において「時」「支配」「敗北」を意味していることで有名です。

何かの言葉の略称であることを示唆する文献が、1989年にカンボジアで発見されており、今もなお活発に議論が行われております。

使いどころとしては、「どうしようもない時」、「敗北を認める時」などが一般的です。GGを使用してしまうと清々しすぎる場合に、敗北と悲壮感を兼ね備えた15FFを使うと良いでしょう。

高島「そういえばFF15積んでるなー。」

No.12 ねむ~

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Monster、コーヒー、メガシャキ、眠眠打破…。多くの挑戦者たちが生まれ、そして敗れていきました。我々が「睡魔」に勝つ日はいつかくるのでしょうか。

このスタンプは一人の金髪jkがあくびをしているように見えますが、その実、人類が「睡魔」に対して無力であることを象徴するスタンプとも捉えられます。

一方で、確かに前を向いているその姿は、「睡魔」に立ち向かう力強い信念すら感じさせてくれます。本スタンプ群の中でも、屈指の哲学的な要素を含んでいることは間違いないでしょう。

高島「深いね。」

~後編に続く~

高島「良かったら買ってね。」








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