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招いた猫は招き猫だった話

5年前の今日、縁あって愛猫が我が家にやってきました。

ある平日の夕方。学校の近くで「子猫差し上げます」の貼り紙を見つけた!と娘が興奮気味に電話をかけてきて、私もドキドキしながらすぐそのお宅に電話。土曜日、開店直後のホームセンターで猫グッズを買い揃え、迎えに行った。

深い段ボールの中に、黒と茶トラの子猫が2匹ずつ。最初に目が合ってニャーと鳴いたのが彼、心臓を射抜かれた瞬間。
帰宅後すぐ動物病院に連れて行くと、推定2ヶ月とのこと。ノミがいるからと駆除剤を付けられ、ワクチンの予約をして帰宅。20〜30年ぶりに手際よくノミをつぶす私に、娘たちが賞賛の眼差しを向けたことをよく覚えている。

「初トイレを済ませるまではケージから出さないように」と猫飼いの友達からのアドバイスに従い、ケージ内で過ごしてもらった。夕方には無事覚えてくれた。しばらくはケージで過ごすのが安全だろうと思い一晩過ごしてもらったが、翌朝ケージ内の水とフードの器がひっくり返っていた。どうやら夜の間によじ登って落っこちたらしい。
ケージの方が危ないのかも、と急遽リビングを猫仕様にすべく、休日返上で片づけた。引っかかりそうなコード類をまとめたり、ソファの座面を外して上り下りできる高さに変えたり。翌日から日中は留守番を余儀なくさせることになるので、心配な気持ちがなくなる程度まで片づけた。
幸い、当時は週3勤務のパート先が比較的近所にあり、社内の理解もあったので昼休憩のときに様子を見に戻ることにした。
自転車で片道15分。自宅に向かう時は会いたい一心でペダルは軽く感じ、会社に戻る時は後ろ髪を引かれる思いが重さとなり、自転車を漕いでいた。
全てが猫中心の生活になったが、至極当然に受け入れられる。この小さないきものを守ることが私の今の役割だと思った。

その日以来、悲しいことや嫌なことがあっても、家に帰り愛猫に触れるだけで幸せだと思える瞬間が必ずある。全ての猫飼いさんに共通する気持ち、私もありがたく味わっている。おなかいっぱいになるくらい。

スパイラルマーケットで購入した
『misako naka+S』
ポストカード/猫と今戸焼

うちのこに似てる!と思って迷わず手に取った大好きなポストカードは、イラストレーターのナカミサコさんのもの。スパイラルマーケットに行ったときは必ずチェックします。


ダイソーの「めくれるフォトスタンドアルバム」30ポケットはサイズと2Lサイズ、台紙は黒とクラフトの2種類。
飾るポストカードを気軽に変えられるのがよい。ぜひ縦型タイプも発売してほしい!

5歳のお祝いのとき
はじめて買ってみた猫用ケーキ
一舐めもせず

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